留学する際、行き先として「オーストラリア」を候補にあげている方もいるのではないでしょうか。オーストラリアは英語圏の国であり、英語初心者の方でも学びやすい環境が整っていることから、人気の留学先として知られています。しかし、なぜそれほど留学先として魅力的なのか、あまり理解していない人もいるかもしれません。
今回は、留学先にオーストラリアを選ぶメリットとデメリットについて紹介します。
留学先にオーストラリアを選ぶメリット
オーストラリアに留学すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、オーストラリアに留学するメリットを紹介します。
メリット1:1年を通じて温暖で気候が良い
オーストラリアの平均気温は18度と年間を通じて過ごしやすい気候です。季節は日本と逆で、12月~2月が夏、6月~8月が冬となっています。冬の気温が氷点下となる場所はほとんどありません。
特にゴールドコーストやブリスベン、ケアンズなどは温暖な気候のため、寒いのが苦手な人にはおすすめです。
ただし、日本に比べて紫外線が強いため、紫外線対策は入念に行う必要があります。現地で販売されている商品が肌に合わないケースもあるため、ケア用品を前もって準備しておきましょう。
メリット2:治安が良く安心して過ごせる
オーストラリアは比較的治安が良い国です。世界平和度指数ランキング2023度版によると、世界163の国と地域のうち、22位にランクインしています。日本と同様に銃刀法が厳しく定められており、警察が夜間に巡回している都市もあるので安心です。
もちろん、スリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要ですが、安心して過ごしやすいといえるでしょう。
出典:「GLOBAL PEACE INDEX 2023」(経済平和研究所/IEP)
メリット3:質の高い教育が受けられる
オーストラリアは、質の高い教育が受けられることでも定評があります。世界大学ランキング2024によると、オーストラリア国内の6大学が世界大学ランキング100以内に入っているほど教育水準が高いのです。
学生ビザを発行する教育機関は、政府の認可制度「CRICOS」への登録が義務付けられています。CRICOSへの登録は非常にハードルが高いので、教育内容に関して高い基準をクリアしているといえるのです。
出典:「World University Rankings 2024」(Times Higher Education)
メリット4:時差ボケの心配がない
オーストラリアは日本とあまり時差がない国です。日本と同経度の国なので、時差は最大で2時間ほどです。日本にいる家族や友人と連絡が取りやすく、時差ボケの心配もありません。
到着してすぐに現地の時間や生活に慣れやすいのもメリットです。時差ボケで時間を無駄にすることもありません。
メリット5:観光スポットが充実している
オーストラリアは観光スポットが充実しています。日本の約20倍の広大な国土に、有名観光スポットが点在しているので、観光が楽しめるのもメリットのひとつです。
例えば、世界遺産であるウルル(エアーズロック)やグレートバリアリーフ、オペラハウスをはじめ、広大な自然、歴史感あふれる都市など見所はたくさんあります。
街の至るところに教会や博物館・美術館、カフェなどさまざまな施設があるので、学校帰りや週末も楽しめます。
メリット6:留学生が受け入れられやすい
オーストラリアは元々多民族国家として成り立った国です。人口の約半数(49%)が海外生まれ、もしくは両親のどちらかが海外生まれといわれるほど移民が多くの割合を占めています。そのため、欧州系を中心にアジア系・中東系・先住民をルーツにもつ国民もおり、他国からの留学生が受け入れられやすいといわれています。
第一言語を英語としていない人も多いことから、英語をあまり話せなくても問題ないといえます。「英語が伝わらなくて苦労した」というより「100%伝えられているか分からないけど、親身に聞いてくれて嬉しかった」といったいうエピソードもあります。
また、広い国土に対して人口が少なく、人手不足解消のため移民を積極的に受け入れているため、異文化交流が盛んで留学しやすいのです。
留学先であらゆる文化に触れたい意欲がある人にはぴったりの国です。
メリット7:日本人が多く初めての留学でも安心できる
オーストラリアは日本人からも人気の留学先のひとつであるため、日本人留学生や日本人スタッフが多い国でもあります。コロナ前には、毎年1万人の日本人がオーストラリアに留学していました。
日本語が通じる人が多いため、初めての留学や英語初心者にも安心です。日本語が通じる人が周りにたくさんいることで甘えになってしまうという見方もありますが、初めての国で心細いことも多いため、安心感につながることはメリットといえます。
メリット8:学生ビザでもアルバイトできる
オーストラリアの学生ビザは、学校に通いながら働けるメリットがあります。イギリスやカナダなどいくつかの英語圏の国では、学生ビザでのアルバイトが原則認められていません。
アルバイトをすれば生活費の足しにもなりますし、留学生活が豊かになります。また、語学で学んだことを実践で活かすこともでき、交友関係が広がるなどメリットもあります。
また、オーストラリアの最低賃金は2024年1月時点で約2,410円(オーストラリアドル$1=100円×24.10で日本円換算)と法律で定められているので、稼ぎやすくなっています。さらに、週末やホリデーに働く場合は時給を引き上げるといった法律もあるため短時間でもある程度の収入を得ることができます。
留学先にオーストラリアを選ぶデメリット
一方、留学先でオーストラリアを選ぶデメリットもあります。ここでは、オーストラリアに留学するデメリットと、それに対するポイントを解説します。
デメリット1:オーストラリア英語は訛りがある
オーストラリア英語には訛りがあるため、聞き取りにくい場合があるのがデメリットのひとつです。例えば、Rを発音しない、A(エー)をAI(エーアイ)と発音する、フレーズを短縮するなどの癖があるため、慣れるまでは戸惑うこともあります。
しかし、語学学校ではイギリス英語をベースにしているケースが多く、きちんとプレーンな英語を学ぶことができます。
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デメリット2:物価が高い
オーストラリアは日本と比べて物価が高く、特に家賃や外食費は高騰しています。外食は日本の2倍程度になることが多いので、毎日外食をするのは考えものです。家賃も、日本と同じ家賃で同程度の部屋を見つけるのは難しくなっています。
物価が高い国でなるべく出費を抑えるには、外食に頼らず、なるべく自炊を心がけましょう。また、2人部屋に複数人で住むシェアハウスもおすすめです。立地もなるべく郊外の物件を選べば、家賃を抑えられます。
オススメ:オーストラリアの生活費と内訳を徹底解説!
デメリット3:紫外線が強く乾燥している
オーストラリアは、紫外線が強く、空気が乾燥しています。国全体で水不足になっており、滞在先によっては節水が求められることもあるほどです。そのため、外出の際はサングラスや帽子が必須となっています。また、湯船に浸かることも少なくなるでしょう。
寒い日に湯船に浸かれないことにストレスを感じる人や、暑さや紫外線が苦手な人は、気候が穏やかな地域を選ぶのがおすすめです。一年を通して温暖な気候の地域に住めば、こうしたストレスは多少軽減されるでしょう。
デメリット4:学生ビザの規定が厳しい
オーストラリアでは、学生ビザに厳しい規定が設けられています。成績や出席率が一定基準を下回ると移民局に通報され、ビザがキャンセルされてしまうのです。しかも、一度キャンセルされると3年間は原則ビザを申請できません。
こうした事態にならないためにも、授業にはしっかり出席し、勉強しておきましょう。コツコツと真面目に勉強していれば、問題ありません。もし病気などの事情がある場合は早めに学校に相談しておくことも大切です。
もしも不安な場合は、留学エージェントなどに事前に相談しておきましょう。
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まとめ
オーストラリアは、留学を志す日本人にとって人気の国として知られています。温暖で治安が良い地域なので暮らしやすく、質の高い教育を受けることができるのです。
一方で、学生ビザの規定が厳格であったり、物価が高かったりというデメリットもありますが、コツコツ勉強し、自炊などを無駄な出費を抑えた生活をしていれば問題ありません。
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