「オーストラリアのワーホリでかかる費用はいくらくらい？」
「オーストラリアのワーホリで生活費用は稼げる？」
などの疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回はオーストラリアでのワーホリにかかる費用や現地収入、節約ポイントを解説します。これからオーストラリアへのワーホリを検討されている方は参考にしてみてください。
オーストラリアのワーホリ費用の目安
オーストラリアのワーホリ費用は「初期費用」と「現地での生活費用」の2つに分けられます。最低限必要な金額の目安は下記の通りです。
・最低限用意したい費用目安：770,000円
・半年分の費用目安：1,500,000円
・1年分の費用目安：3,000,000円
なお、今回は「オーストラリアドル$1=約95円」で計算しています。
初期費用
初期費用には下記の費用が含まれます。
・語学学校費用
・留学エージェント手数料
・ビザ申請料
・海外旅行保険
・航空券料金
・健康診断
それぞれの費用の目安について解説します。
語学学校費用
語学学校では、3つの費用がかかります。
・入学金：約19,000円〜約23,750円
・教材費：約950円〜約1,710円/週
・授業料：約28,500円〜約38,000円/週
ワーホリ中に語学学校に通う期間としては、3か月が目安になります。英語力の定着にある程度の期間が必要となるためです。3か月間通う場合の費用は下記になります。
・入学金：約19,000円～約23,750円
・教材費：約12,350円～約22,230円
・授業料：約370,500円～約494,000円
合わせて、約401,850円～約539,980円が必要となることを把握しておきましょう。
これらの費用は支払い方法も通う語学学校によって異なります。出国前に日本で支払う場合もあれば、オーストラリアに渡ってから現地で支払う場合もあります。
なお、長期で通うと長期割引を利用して、通常価格よりも安く通える語学学校が多くあります。
留学エージェント手数料
留学エージェントには手数料が無料のところと有料のところがあります。有料の場合は1回のワーホリで数万円〜30万円が目安ですが、費用は留学エージェントによって異なり、期間によって変わるケースもあります。
手数料が無料だと、サポート内容が不十分なのではないかと不安に思う方もいるかもしれません。しかし、無料の留学エージェントでも有料のところと遜色ないサポートを受けられます。
無料でサービスを提供できるのは、留学エージェントが紹介先の学校側からの紹介料や手数料などをもとに運営しているためです。具体的には、留学エージェントが各学校の正規代理店として、学校の代わりに入学までに必要な手続きを行うといったものです。
ビザ申請料
オーストラリアのワーキングホリデービザは約60,325円です。ワーキングホリデー以外にも学生ビザやETAS（一般的な観光ビザ）などがあるので、目的にあわせて取得するビザを選んでください。
ピザ申請料の支払方法は、クレジットカードでの決済になるため、有効なカードを用意しておきましょう。
ビザの取得方法や詳しい費用を知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。
海外旅行保険
ワーキングホリデービザの場合、海外旅行傷害保険に加入する必要があります。
・1か月：10,000円〜15,000円（保険会社やカバー内容によって異なる）
・12か月：180,000円〜250,000円（保険会社やカバー内容によって異なる）
以下のように、さまざまな企業が海外旅行保険を取り扱っているため、一度確認してみてください。
航空券料金
航空券料金は時期によって異なりますが、ジェットスターでは最安値で片道3万円台から渡航できます（成田空港→ブリスベン空港）。
航空料金をなるべく抑えたい方は、GWをはじめとする長期休暇などのピークを避け、平日などの閑散期に渡航すると良いでしょう。
健康診断
健康診断の費用は、日本で受診する場合とオーストラリアで受診する場合で異なります。
・日本：22,000円〜27,000円
・オーストラリア：約33,250円〜約36,100円
日本パスポート保持者に関しては、基本的にワーキングホリデービザ申請時に健康診断は不要になっています。そのため、ビザ申請時に健康診断が必要か確認しましょう。
現地での生活費用
初期費用とあわせて現地での生活費用が必要です。最低限必要な生活費用は下記の通りです。
・宿泊費
・食費
・通信費
・交通費
それぞれのかかる費用を解説します。
宿泊費
ワーキングホリデーの人気エリア「ゴールドコースト、ブリスベンエリア」の宿泊方法別の宿泊費は下記の通りです。
・バックパッカードミトリー（4〜6人部屋）：約5,700円〜約7,600円（一泊）
・ホームステイ（1人部屋、平日2食、週末3食）：約31,350円〜約34,200円（週）
・語学学校学生寮（2〜3人部屋）：約17,100円〜約26,600円（週）
・シェアハウス（1人部屋）：約19,000円〜約28,500円（週）
エリアごとに費用が異なるため、ワーホリ先を決める際に調べてみると良いでしょう。
食費
ワーキングホリデーの1か月間の食費相場は約19,000円〜約38,000円です。食事量により個人差があるので、目安として覚えておくと良いでしょう。
通信費
通信費は、約2,850円〜約4,750円（月）かかります。
交通費
語学学校に週5回バス（片道15分程度）で通う場合は、約9,500円〜約11,400円（月）かかります。
オーストラリアの生活費については、下記の記事でもっと詳しく解説しています。
オーストラリアのワーホリの現地収入
オーストラリアの最低賃金は約2,200円です。（オーストラリアドル$1=95円×23.23で日本円換算、2024年1月時点）ワーホリ対象国のなかでも賃金が高く、現地での収入にも期待できます。
ただし、なかには最低賃金以下の職場もあります。
仕事ごとの時給目安や詳細は下記の表を参考にしてみてください。
| 職名 | 時給目安
（ドル×95円換算） |
求められる英語力 | 説明 |
| 日本食レストランスタッフ | 約2,200円 | 初級レベル | 日本人であれば、比較的英語力を問われずにアルバイトが決まります。 |
| 現地レストランスタッフ | 約2,400円 | 日常会話レベル | 英語で日常会話ができれば、問題なく働けます。
土日祝日に働くと給料が20%アップするレストランもあります。 |
| お土産屋の店員 | 約1,900円
（最低賃金以下） |
初級レベル | 日本人向けのお土産屋であれば英語力がなくても採用されることがあります。
ただし、英語が話せるようになると時給を上げられます。 |
| ファーム | 約2,300円 | 初級レベル | 給料は時給制のとこよりも歩合性のとこが多く、収穫量で決まります。 |
| オフィスワーク | 約2,200円 | 上級レベル | 滞在期間に制限があるワーキングホリデービザの場合、オフィスワークの求人は厳しいです。
また、高い英語力も求められるので、英語力に自信がある方におすすめです。 |
オーストラリアの時給について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
「オーストラリアの時給はどれくらい？高時給の仕事や探し方もご紹介」
オーストラリアのワーホリ費用を節約するポイント
オーストラリアのワーホリ費用を節約するポイントは4つあります。
1.格安航空会社を利用する
2.職場や学校の近くに住む
3.外食を控えて自炊する
4.無料のエージェントを活用する
下記で詳しく解説します。
1.格安航空会社を利用する
航空券はLCC（格安航空会社）を利用することで、費用を抑えられます。LCCのなかには、オーストラリアの直行便を就航している会社もあるため、オーストラリアへ渡航しやすいです。
また、繁忙期である年末年始やお盆などの長期休暇は航空券の値段が上がるので、渡航を避けるようにしましょう。
さらに、LCCではセールも行われているので、セールのタイミングを狙うこともおすすめです。
2.職場や学校の近くに住む
職場や学校の近くに住むことで交通費を節約できます。自転車で通える距離であれば、現地で自転車などの購入がおすすめです。
仕事場や学校の近くに住むことで、週に最大50ドル程度節約できることもあります。
3.外食を控えて自炊する
オーストラリアの外食費は非常に高く、カフェで食事するだけでも1,500円以上かかります。そのため節約をしたい方はできるだけ自炊することをおすすめします。
単に自炊するだけでなく、食材の購入方法を工夫することで、より出費を抑えることができます。スーパーの半額・割引商品を購入するのはもちろん、マーケットで食材を購入するのもおすすめです。そのほか、量り売りの食材なら必要な分だけ購入できるため、無駄なく食費を節約できます。
また、シェアハウスに住む場合はキッチンがある部屋を選んでください。レストランのアルバイトで「賄いあり」のお店を選ぶとさらに食費を節約できます。
4.無料のエージェントを活用する
有料エージェントのなかには、高額のサポート費用を請求してくるとこもあるため、節約したい方は無料のエージェントを活用するようにしましょう。
無料のエージェントを活用したい方には、ゴールドコースト留学.comがおすすめです。無料で各種手続きや現地到着後のサポートをしています。最適なプランをご案内しますので、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
オーストラリアへのワーホリ費用は、最低でも日本円で770,000円程度が必要になります。オーストラリアへのワーホリを検討されている方は、早めに貯金をしておきましょう。
また、ワーホリでは現地収入を得るためにアルバイトをする方がほとんどです。オーストラリアのなかでも、アルバイトの求人が豊富なエリアとそうではないエリアがあるので、事前にどのエリアなら仕事ができるかを把握しておきましょう。
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