オーストラリアのワーホリから学生ビザへの切り替えを徹底解説!ワーホリ後にオーストラリアに滞在する方法

オーストラリアにワーキングホリデーで滞在中の方の中には、ワーホリビザの期限が迫っているけどもっと長くオーストラリアで生活したい、長期的に就職や永住権の道を目指したいという方は多くいらっしゃいます。そのような方にとって、ワーキングホリデービザから学生ビザへの切り替えは魅力的な選択肢といえるでしょう。学校に通うことでより専門的なスキルや英語力を身につけることができ、キャリアアップにもつながります。

ワーホリビザ保持者の方のオーストラリア国内からの学生ビザ申請について、2025年5月の最新情報を基に解説します。

オーストラリアでワーホリビザから学生ビザへの切り替えは可能?

結論、オーストラリア国内でワーキングホリデービザから学生ビザへの切り替えは可能です。ただし、正確には切り替えではなく、新しく学生ビザを申請するという形です。

ワーホリから学生ビザの申請にはいくつか注意点があり、まず学生ビザの申請はコーススタートの3カ月前からとなります。また、オーストラリアの学生ビザの審査は近年厳しくなっている傾向にあり、正しく申請をする必要があります。申請時には最新の移民法やビザ条件を確認し、正確な情報を元に手続きを進めることが重要です。また、ビザの申請書類に不備がある場合、ビザの却下や不利な記録が残るリスクもあるため、慎重な対応が求められます。

ワーホリビザから学生ビザに切り替える際の学校の選び方

目的を明確にする

学生ビザへの切り替えを検討する際は、まず自身の目的を明確にしましょう。目的に応じて、選ぶべき学校やコースが異なります。

まず初めに下記二つのどちらのパターンで進めるかを決めましょう。

  1. 将来的にオーストラリア永住権取得や現地就職を目指す
  2. 永住権取得や現地就職は考えず、とにかく安く数年学生ビザで滞在する

上記AにするのかBにするのかでコースや費用は大きく異なります。将来のキャリア設計や生活スタイルも見据えて、長期的な視点で選択しましょう。

将来的にオーストラリア永住権取得や現地就職を目指す留学プラン

オーストラリア永住権取得や現地就職を目指す場合、基本的にはオーストラリアで不足している職業リストと関連のある分野で2年以上の就学が必要となります。分野は建築系、調理、介護、保育、IT、会計、医療系等がありますが、それぞれ分野ごとに専門学校でもOK、あるいは大学以上の学位が必要と決まっていますので、自分の興味や費用の面でどのコースが最適かを選ぶ必要があります。

オーストラリアで永住権・現地就職を目指せる留学について、詳しくは下記記事もご確認ください。

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永住権取得や現地就職は考えず、とにかく安く数年学生ビザで滞在する

費用を抑えて長期滞在を希望する場合、専門学校での就学がおすすめです。専門学校は、語学学校よりも学費が安く、週2日程度の授業で修了できるコースも多いため、仕事との両立がしやすいです。これにより生活費の工面もしやすく、経済的負担を減らしながら滞在を継続できます。ただ、専門学校は入学条件としてIELTS5.5程度の英語力が必要となりますので、語学学校を選択するという方もいらっしゃいます。

専門学校で学生ビザを取得する

専門学校のコースの中でもビジネス系のコースは費用が安く、人気のコースとなっています。学びたい分野がある場合は、自分の興味のある分野に関連するコースを選ぶのも良いでしょう。

また、専門学校では実践的なカリキュラムが多く、即戦力としてのスキルを身につけやすいです。学習スタイルも柔軟で、自分のライフスタイルに合わせて通学プランを組むことができます。

■リーズナブルな専門コースの例(Greenwich Collegeの2025年最新料金)

コース名 期間 コース料金
Certificate IV in Business 44週間 $6,250
Diploma of Marketing & Communication 52週間 $7,500
Advanced Diploma of Leadership & Management 76週 $11,890

語学学校で学生ビザを取得する

語学学校は、英語力の向上を目的とする方専門学校の英語力条件をクリアできない方に適しています。ただし、学費は専門学校よりも高めで、6ヶ月で約AUD$7,000〜AUD$8,000(約64万円〜73万円)、1年で約A$12,000〜A$15,000(約110万円〜138万円)程度となります。

語学学校では一般英語、進学英語、IELTS対策など多彩なプログラムがあり、自身のレベルや目的に合わせて選ぶことができます。また、多国籍な学生と交流できる環境は、語学力の向上だけでなく国際感覚も養えます。

ワーホリビザから学生ビザに切り替える手順は?

学校・コースを決める

自身の目的に合った学校やコースを選びます。専門学校や語学学校など、さまざまな選択肢があります。学校選びでは、学費だけでなく、立地、設備、卒業後の進路なども考慮に入れましょう。学校によっては週末に授業を行っていたり、夜に授業を行っていたりと仕事との両立がしやすい授業設計になっているところもあります。

スケジュールを決める

ワーホリビザの有効期限が切れる前に、学生ビザの申請手続きを完了させる必要があります。オーストラリア国内で学生ビザを申請する際は、コーススタートの3カ月前からビザ申請をすることが可能です。特に専門学校の場合は、コーススタート日が2か月に1回ほどというところもありますので、計画的に準備を進めていくことが必要です。

計画的なスケジューリングが求められます。渡航のタイミングやビザ申請の処理期間も踏まえ、余裕を持って準備しましょう。

学校の申込

選んだ学校に申し込み、入学許可証(CoE)を取得します。

専門学校の申込には、日本の高校・大学の卒業証明や成績証明が必要となることもありますので、早めに準備を行いましょう。また、学生ビザ申請に必要な海外留学生健康保険(OSHC)への加入も行います。これらの手続きが完了して初めて、ビザ申請を行うことが可能となります。

また、申し込み時にはパスポートの有効期限や英語力証明の提出が必要な場合もあります。学校によっては面接が求められることもありますので、事前に確認しましょう。

学生ビザ申請

オーストラリア移民局の公式サイトからImmi Accountを作成し、学生ビザの申請を行います。必要書類をアップロードし、申請料を支払います。

申請後、追加書類の提出や健康診断の案内が来る場合もあります。ビザの審査には時間がかかるケースも多いため、申請はなるべく早く行うようにしましょう。不備があると審査が遅れるだけでなく、却下のリスクもあるので、慎重に確認してください。

学生ビザ申請までの準備期間と費用

ワーホリビザから学生ビザに切り替えるには、どのくらいの準備期間が必要?

ビザの切り替えには、少なくともビザ期限の6ヶ月前から準備を始めましょう。学校の選定、入学手続き、ビザ申請など、時間がかかる手続きが多いため、余裕を持って準備を進めましょう。

早めに準備することで、理想的な学校やコースの確保、予算の計画、渡航日程の調整がスムーズに行えます。ビザの切り替えには確実なスケジュール管理が不可欠です。

学生ビザに切り替える際に必要な費用は?

  • 学生ビザ申請料:AUD$1,600(約16万円)。
  • 海外留学生健康保険(OSHC):年間AUD$500〜AUD$800(約5万円〜8万円)。
  • 学費:専門学校で年間約AUD$7,000〜AUD$10,000(約65万円〜92万円)、語学学校で6ヶ月約AUD$7,000〜AUD$8,000(約64万円〜73万円)。

費用の見積もりは個人によって異なるため、学費以外にも生活費、航空券代、ビザ更新費用なども含めて計画的に予算を立てましょう。専門学校の場合は分割払い制度を行っている学校がほとんどです。

ワーホリから学生ビザについてよくある質問

学生ビザを申請後、学生ビザがすぐに認可されない場合もオーストラリアに滞在できますか?

A. 滞在できます。学生ビザ申請後、学生ビザが即認可されない場合はブリッジングビザという一時滞在ビザが発行されます。

学校はどのように選べばよいのでしょうか?

A. 「何を目的にするか」が非常に重要になります。永住権や現地就職を目指す場合はビザ制度に沿って留学プランを組む必要があります。数年滞在したいということであれば、リーズナブルな専門コースや語学学校という選択肢もあります。

学費は分割可能でしょうか?

A. 多くの専門コースは分割払いが可能です。多いところは1か月毎で分割可能で、2,3か月毎というところもあります。語学学校の場合は、1年など長期での申込みの場合は分割できるところもあります。

まとめ – ワーホリから学生ビザのご相談はMirai Bridgeへ

オーストラリアでのワーホリビザから学生ビザへの切り替えは、適切な準備と手続きを行うことで可能です。自身の目的に合った学校やコースを選び、余裕を持って準備を進めましょう。

Mirai Bridgeはオーストラリア現地エージェントですので、現地でのワーホリから学生ビザへの切り替えのサポートも多数行っています。現地スタッフは全員永住権を取得していますので、オーストラリア永住権取得や現地就職を目指したいという方も長年専門的にサポートしています。

無料相談を常時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください

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