ワーホリでエンジニアとして働こう!働く方法や気をつけることも解説

ITスキルを活かして、オーストラリアやニュージーランドなどのワーホリでエンジニアとして働きたいと考えている方は多いのではないでしょうか。実際、ワーホリでエンジニアとして仕事をすることは可能です。

今回は、ワーホリでエンジニアとして働くための準備や、働き方の選択肢などを詳しく解説します。

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ワーホリでエンジニアとして働くための4つの準備

ワーホリで実際に現地に行ったからといって、すぐにエンジニアの仕事が見つかるわけではありません。

ここでは、ワーホリ先でエンジニアとして働くための準備を4つ解説します。

英語力を磨く

現地で働く場合、コミュニケーションのために高い英語力は必要不可欠です。日常会話だけでなく、エンジニアの専門用語も英語で覚えなければなりません。

英語力はUpper Intermediate(中上級)~Advanced(上級)程度のレベルが必要です。

そもそも英語が話せないと応募できる求人の数も少なくなるため、エンジニアとして仕事を探す前に一定の英語力を身に付けましょう。

日本で実務経験を積む

海外では日本のように「未経験者歓迎」という求人はあまり多くありません。そのため、未経験の状態で現地の仕事を見つけるのは難しい傾向にあります。まずは日本で経験を積んでから現地で挑戦するのがおすすめです。

国や求人によっても異なるものの、2~3年程度の経験を求められることもあります。

経験を積む時間がない場合は、短期でのインターンシップやフリーランスのプロジェクトなどに参加し、少しでも経験を得るようにしましょう。

現地の大学や専門学校に入学する

現地の専門学校や大学で勉強してから仕事を探すのもひとつの方法です。エンジニアとしての専門知識だけでなく、英語でのコミュニケーションの取り方も学ぶことが可能です。しかし、学校に入るためにはある程度の英語力が必要となるほか、学費もかかります。

オーストラリアへの語学留学の場合、大学の授業料は1年間で平均238~333万円程度、専門学校の授業料はコースによって異なりますが1年間で平均114~171万円程度です。

求人情報を調べておく

実際に渡航してみたら、求人が全然見つからないおそれもあります。現地でスムーズに就活をするためにも、渡航前にエンジニアの求人について調べておきましょう。

求人数はどれくらいあるか、どのようなスキルや経験が求められるのかなど、事前に把握しておくことが大切です。あらかじめ現地の求人情報を知っておくことで、渡航前に準備すべきことが明確になります。

渡航前に現地の企業に応募して面談をし、内定をもらう方法もあります。日本にある現地の法人などを利用するのも良いでしょう。

ワーホリでエンジニアとして働く方法は2つ

ワーホリでエンジニアとして働くには、現地で仕事を見つけて企業に勤める方法とフリーランスで働く方法の2つがあります。それぞれの方法について具体的に解説します。

仕事を現地で見つける

現地でエンジニアの仕事を見つける際の流れは、基本的に日本での仕事探しと同じです。渡航後に求人サイトで仕事を探し、面接に受かれば就職できます。

日本と同じように海外にも多くの求人サイトが存在します。エンジニアの仕事を探すのであれば技術職に特化したサイトを利用すると良いでしょう。例えば、オーストラリアの求人サイトRibitは、STEM系学生向けの求人が多いサイトです。IT業界の求人も多く掲載されています。

また、SNSやアプリで仕事を探すのも方法のひとつです。FacebookやX(旧Twitter)、ビジネスに特化したSNSのLinkedInなどで自分の経歴やスキルをアピールすれば、企業やリクルーターと直接連絡を取ることが可能です。昨今では特定の職種に特化したアプリなども存在するため、自分のスキルに合った求人を効率良く探せます。

海外での仕事探しに不安がある方は、転職エージェントサービスの活用を検討するのもおすすめです。自分の希望や経験に合った求人を探してくれるほか、面接や履歴書の書き方のアドバイスなどさまざまなサポートを受けられます。

いずれにしても一定の英語力は求められます。何十社応募してもまったく反応がもらえないこともあり、根気よく応募することが大切です。

フリーランスで働く

フリーランスとしてエンジニアの仕事を探す際も、基本的には現地での仕事探しの流れは変わりません。まずフリーランス用の求人サイトから応募し面接、受かれば仕事が開始できます。

例えば、Upworkのようなオンラインプラットフォームなら、世界中のクライアントから仕事を受けることができます。IT系の案件も多いです。

フリーランスでは、リモートワークで働ける求人が多く存在します。チャットのみの面接も存在し、日本にいるときから仕事を始められる場合もあるでしょう。場所に縛られないため日系企業もクライアントになり得て、求人数も多い傾向にあります。

フリーランスにしても企業で働くにしても、自分のスキルや経験を提示するためのポートフォリオの準備やコーディングテストの勉強など準備すべきことは多数あります。

 

ワーホリでエンジニアとして働くときに気をつけること

ワーホリでエンジニアの仕事を始める際に気を付けたい点について3つ解説します。

実務経験やスキル、実績が応募条件

海外は基本的に成果主義です。日本のように未経験者でも働ける職場はほとんどなく、応募時点である程度の実務経験が求められます。例えばオーストラリアでは経験が2年以上求められることがほとんどです。

学生の頃から現地にいる場合やエンジニアとしてのスキルを現地の学校で勉強した場合などは、応募条件は変わります。

トレンドを常に把握しなければならない

IT業界はほかの業界と比べてトレンドの移り変わりが速い傾向にあります。またITの最新トレンドは海外発信のものが多く、日本と比べても海外のトレンドの変化は激しいといえます。

例えばプログラミング言語のトレンドを把握しておらず、需要の低くなったプログラミング言語しか身に付けていない場合は、求人を見つけることが難しいでしょう。エンジニアとして海外で働くのであれば、常に最新の技術を勉強する必要があります。

ほとんどの場合で英語力が求められる

海外で働くのであれば、どのような働き方でも一定レベル以上の英語力は必要です。エンジニアの面接でも英語によるプレゼンを求められることがあります。

英語ができなければ応募できる求人数も減ってしまい、選択肢が狭まります。例えばオーストラリアでのエンジニアの求人について、日本語で探せる求人数に比べて英語での求人数は1.5倍~2倍です。

海外で生活するのであれば、仕事だけでなく日常のコミュニケーションにおいても英語は必須です。ワーホリを考えている方は日頃から英語を勉強しましょう。

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まとめ

ワーホリビザでエンジニアとして働く際には、企業に勤める、もしくはフリーランスで働くという2つの選択肢があります。いずれの働き方もスキルや実務経験、一定の英語力が必要です。また、ITはトレンドの移り変わりが速く、エンジニアの需要に関わってくるため、常に最新の技術を把握することも欠かせません。

現地の学校で学んでから働く選択肢もありますが、学校に入学するにはある程度の英語力が求められます。ワーホリでエンジニアとして働くことを検討している場合は、早いうちから英語の勉強を始めましょう。

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