【徹底比較】ワーホリで人気の国7選!メリットや魅力まとめ

他国の文化体験や語学学習を目的とする人にとって、ワーホリは魅力的な制度です。治安が良く働きやすいオーストラリア、スタンダードな英語を学べるカナダ、自然豊かなニュージーランドなど、滞在先として魅力的な国は多く存在します。

今回は、世界的に人気のワーホリ先7か国の魅力やメリットを徹底比較します。

ワーホリのおすすめ渡航先1:オーストラリア【治安の良い教育大国】

オーストラリアは治安が良く、気候が温暖で生活しやすい上、最低賃金が高い点も魅力です。

移民を積極的に受け入れるため多文化共生が進んでいることや親日的な国民性から、留学生活を送りやすい国といえます。

圧倒的に住みやすい国

オーストラリアは、2023年版「世界で最も住みやすい都市」で、メルボルンがTOP3にランクインするほど評価の高い国です。

銃規制の厳しさから治安が良く、留学生が巻き込まれる事件が少ないことや、一年を通じて温暖な気候で生活しやすい点も魅力です。

日本との時差は1〜2時間と近く、日本の家族や友人との連絡を取り合いやすいのもうれしいポイント。

オーストラリアは移民を積極的に受け入れている多文化共生の社会です。国民はフレンドリーな人が多く親日国としても知られており、留学生活を送りやすい環境でもあります。

物価の安さも住みやすい要因のひとつです。例えば、比較的安価に食材が売られているマーケットで購入して自炊することで滞在費用を抑えられます。

最低賃金が高水準で稼ぎやすい

オーストラリアの学生ビザでは2週間で最大48時間まで(2024年4月1日現在)のアルバイトが可能です。英語力があれば、現地で生活費や学費、趣味のための資金を稼げます。

オーストラリアの最低賃金は日本円で約2,000円と高水準です。日本の最低賃金は全国平均1,004円のため、オーストラリアで同じ時間働いても倍の給与を稼げる点が大きな魅力といえます。

アルバイト採用には、有給や病欠といった補償がありません。その分、時給が25%上乗せされます。また、週末や休日などに働く場合、時給を引き上げることが法律で定められています。これらを踏まえて、働き方を工夫することでより多くの収入を得ることが可能です。

オーストラリアの時給については、ぜひこちらの記事もご覧ください。

 

多様な文化や価値観に触れられる

オーストラリアは、人口の約半数(49%)が海外生まれ、もしくは両親のどちらかが海外生まれといわれるほど移民の数が多いです。

そのため、さまざまな国籍の人々の文化や価値観に触れることができます。例えば、韓国人に本場韓国式バーベキューの食べ方やお酒の飲み方を教えてもらったり、フランス人からフランスではパスタがシンプルで鶏肉や野菜を入れることがほどんどないことを教えてもらえたりといった経験をできます。

オーストラリアのワーホリ事情については、こちらの記事で詳しく解説しています。

ワーホリのおすすめ渡航先2:カナダ【英語を学ぶならここ】

カナダではスタンダードな英語が使われていることから、カナダ人の会話は理解しやすく聞き取りやすい点が特徴です。

チップ文化があり稼ぎやすい環境で、高収入を得ながら英語力向上を図りたい人におすすめです。

スタンダードな英語を学べる

同じく英語が母国語として使われるイギリスやアメリカと比べ、カナダの英語は分かりやすいといわれています。

その背景には多民族国家であることが関係しています。言語の違う人々が互いにコミュニケーションをとるため、理解しやすい英語が使われるようになったのです。地域特有の訛りや独特なアクセントがほとんどなく、どこに行っても同様の発音でコミュニケーションをとれます。英語を話しているにもかかわらず、訛りやアクセントの違いで全く伝わらないといったストレスを抱える心配がない点が魅力です。

語学学習のために滞在する日本人も多く、ワーホリでスタンダードな英語を学びたい方にとって適した環境といえます。

チップ文化があり高収入が期待できる

カナダでは、特に都心部や観光・リゾート地を中心に、サービス業の求人が多数あります。ウェイター・ウェイトレスやホテルスタッフ、小売店員などの接客業が人気です。

接客の仕事ではチップが給料の10〜20%に上ることも多く、高収入につながります。また、客層の高い日本料理店では、チップを多めにもらえる場合があります。なかにはチップだけで月5万円ほど稼げる人もいるため、多くの収入を得たい人に適しています。ただし、接客態度によってはもらえるチップが少なくなるため、しっかりとした接客を行うことが前提条件となることを把握しておきましょう。

ワーホリ前半に語学学校で英語力を高め、後半でサービス業へ就業することがおすすめです。

ワーホリのおすすめ渡航先3:ニュージーランド【心優しい人々に出会える】

ニュージーランドは、大自然を満喫できるのが魅力です。

マオリ族を初めとする多民族国家であることからアジア人への差別もほとんどなく、異文化交流も楽しめるでしょう。

豊かな自然の中で過ごせる

ニュージーランドは国土の3分の1以上が国立公園や自然保護区です。険しい山々や氷河、火山など豊かな大自然に溢れています。

都市部でも郊外に出れば、キャンプ、ハイキング、山登り、植物観察など、さまざまなアウトドアアクティビティを満喫できる環境です。

海に囲まれた島国のため、サーフィン、スキューバダイビング、ホエールウォッチングツアーなど、マリンアクティビティも充実しています。自然のなかで英語力を高められるワーホリ先として人気の国です。語学学校のなかには、マリンアクティビティに語学研修を組み合わせた授業を実施しているところもあるほどです。

フレンドリーで寛容な国民性

ニュージーランド国民は、相手のミスを容認する姿勢や楽観性を持ち合わせたり、価値観の相違を受け入れたりするなど、オープンな態度で向き合う特性がみられます。

また、マオリ族を初めとする多民族国家であることから、留学生を含む外国人に対して寛容です。アジア人であっても差別を感じることは稀でしょう。

街中で困っている人を目撃したときには声をかけるといったような、親切さに満ちた人々が多い国でもあります。

ニュージーランドのフレンドリーで寛容な国民性は、留学生活を楽しむうえでの魅力のひとつといえるでしょう。

ワーホリのおすすめ渡航先4:ドイツ【ヨーロッパを満喫できる】

ドイツのワーホリでは就労や就学の制限がほとんどない点が魅力です。

ヨーロッパの交通網を活かして低コストで多くの国を周遊できる特徴から、ヨーロッパ旅行の拠点となる国ともいえます。

就労・就学に関する制限がない

ドイツはビザの発給数に制限がなく、就労や就学の期間制限も設けられていません。そのため、1年間をフルに活用できます。

好きな期間働いて稼いだり、語学学校でしっかり言語を学んだり、旅行を長い期間楽しむことが可能です。

自由度が高く好きなように過ごしやすいワーホリ環境が魅力といえるでしょう。

ワーキングホリデービザの申請は、日本を出国した後もできます。観光としてドイツに入国してひとしきり楽しんだ後に、外国人局で申請可能です。観光で訪れた街で働きたいと思ってから、ワーホリを始められる点は魅力的です。

ヨーロッパ各国と隣接しており旅行がしやすい

ドイツはフランス、チェコ、オーストリアなど9か国と国境が接しており、ヨーロッパ旅行の拠点として適しています。隣の国へ電車やバスを利用して旅ができるため、日本で隣県へ遊びに行く感覚で気軽に訪れることができます。

ドイツと隣国の多くがシュンゲン協定に加盟しているため、国境付近では入出国審査が免除されています。そのため手続きなく国をまたぐことができる点も便利です。

気軽に国をまたいで移動できるとはいえ、パスポートの提示は必要となるため、必ず持ち歩くようにしましょう。

ワーホリのおすすめ渡航先5:フランス【優れた芸術に触れられる】

フランスは芸術作品に日常的に触れられるのが大きな魅力です。

本場の生のフランス語に触れられる点もメリットで、語学力向上を図りたい人におすすめの国といえます。

美しい景色や芸術を楽しめる

フランスでワーホリをする魅力のひとつは、世界的に有名なルーヴル美術館をはじめとした芸術作品に日常的に触れられることです。多くの美術館が無料で入場できるのも嬉しいポイント。

中世の面影を残す街並みや郊外に広がるのどかな田園風景も、美しいフランスならではの芸術や景色を楽しみたい人にとってはたまりません。

本場のフランス語が学べる

日本ではフランス語学習の機会が限られています。そのため、異文化体験よりも語学力向上を主な目的とする人にとって、フランスでのワーホリは魅力的です。

カナダのケベック州やアフリカのフランス語圏とは、独特の言い回しやアクセントが異なるため、本場フランスでの学習が近道といえます。

英語圏の国よりも日本人留学生が少ない語学学校が多く、日本語での会話が発生しにくい環境から、効率的に学びやすい特徴もあります。

ワーホリのおすすめ渡航先6:アイルランド【独自の文化をもつ国】

アイルランドでは日本人留学生が少ないため、英語学習に集中しやすい環境が魅力です。

古代から続くケルト文化も根付いており、独自の文化を堪能できる国ともいえるでしょう。

語学学習に集中できる

アイルランドでは、留学生の大半がヨーロッパ各国出身です。語学学校のなかでも、アジア人の比率が英語圏の国と比べて圧倒的に少ないという特徴があります。

例えば人気の高いカナダやオーストラリアの英語圏では、日本人留学生は珍しくありません。一方でアイルランドでは、ワーホリビザの発給数も年間800件と少ないのが現状です。

街を歩いても日本人に出会うことは稀で、英語でのコミュニケーションが必須の環境です。特にダブリン以外の地方都市での生活ならば、一層日本人との接点が少なくなります。

日本人の少ない英語圏で学習したい方にとって、アイルランドは魅力的な選択肢といえるでしょう。

独自のケルト文化が楽しめる

アイルランドには、古代から受け継がれる独自のケルト文化が根付いています。

紀元前1500年ごろヨーロッパ中に広まり、やがては勢力を失いつつも現代にも残っている貴重な文化です。装飾品の文様や音楽など、アイルランド中の至るところにケルト文化の装いが表れています。

ハープやティンホイッスルを用いた曲が演奏されており、ケルト文化の息吹を日常的に感じることができます。ヨーロッパ大陸のほかの国と一味違った文化や雰囲気を楽しみたい方におすすめです。

ワーホリのおすすめ渡航先7:ノルウェー【北欧最大の「森と湖の国」】

ノルウェーでは英語に加えてノルウェー語も広く使用されているため、両方の言語学習が可能です。

豊かな自然の中で過ごせるのも、ノルウェーでのワーホリならではの楽しみ方といえます。

2ヶ国語を学べる

ノルウェーでは、公用語であるノルウェー語と並行して英語も広く通用しています。

英語が堪能な現地の人との交流ができるだけでなく、無料ノルウェー語勉強会を開催する図書館の存在もあり、2か国語を学ぶ機会に恵まれます。

留学生であっても大学の授業料が無料という制度があるほど、ノルウェーは教育に力を入れている国です。ワーホリ中に複数の語学力向上を図りたい方にとって、魅力的な国といえます。

世界的に人気な観光スポットに訪れられる

ノルウェーには、世界的に有名な観光名所が点在しています。

代表的なのがフィヨルドの景観が美しいロフォーテン諸島です。高山植物やホエールウォッチングを楽しめるほか、1年滞在のワーホリならオーロラを見るチャンスにも恵まれるでしょう。

600メートルの絶壁が迫るプレーケストーレンも、息を呑む景色が広がります。

ノルウェーならではの大自然が視界いっぱいに広がる経験は、新たな価値観を生み出すきっかけとなるかもしれません。

まとめ

ワーホリでは現地の人と同じような生活スタイルを送ることができるため、その国ならではの文化や価値観を肌で感じる機会を味わえます。ワーホリ先を決める際は、自分がどんな言語を学びたいのか、どんな経験をしたいのかを明確にした上で選ぶようにしましょう。

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