なぜ「ワーホリはやめとけ」と言われるのか。理由を徹底解説

ワーホリは海外で生活しながら働くことができる魅力的な制度です。しかし、まわりから「ワーホリはやめとけ」と反対され、不安になってしまった方もいるのではないでしょうか。

今回はワーホリに行かない方が良いといわれる理由と、ワーホリを断念して後悔しないためのポイントについて紹介します。

ワーホリに行かない方が良いといわれる理由

ワーホリに行くか行かないか、どちらの選択をしてもすべて自己責任であることには変わりありません。まずはワーホリに行かない方が良いといわれる理由を解説します。

行動力の変化を感じない

ワーホリに行っても現状と変わらない生活や行動をしていては成長にはつながりません。

ホームステイ中の部屋やシェアハウスに引きこもり誰とも話さない、日本の動画ばかりみて過ごすことは日本にいてもできます。また日本人とばかり話したり遊んだりしていると、現地の方と交流する機会も減ってしまいます。

ワーホリの経験をどう活かすかはすべて自分次第です。しかし、ワーホリ中に積極的に行動しなければ何も変わりません。ワーホリ前後で目立った変化が無かった場合、まわりからも「ワーホリに行っても何も変わらないね」と言われてしまいます。

語学力が身に付かない

ワーホリに行っても思うように語学力が伸びなかった方は、「ワーホリはやめとけ」と否定的な考えに陥りがちです。

海外に行っても一日の大半を日本人の友だちと過ごしたり、英語をあまり使わない日本食レストランで働いていたり、日本語の動画を見て過ごす生活を送っているだけでは英語力向上は期待できません。

これらは、ワーホリ自体が原因ではありませんが、ワーホリにおいて陥りやすい失敗でもあります。自分の心がけや行動次第で語学力を身に付けることは十分可能です。

お金を稼ぐことができない

ワーホリで人気のオーストラリアなどは、日本より時給が高く稼ぎやすいといわれています。しかし、英語力がないと時給が低い仕事しか見つかりづらくなり、理想の収入を得るのは難しくなります。

例えば日本食レストランの場合、スタッフも日本人が多いためそれほど高い英語力は求められません。皿洗いなどの仕事は英語で接客する必要がないため、時給が低く設定されているのです。

ワーホリに行っても時給が高い仕事に就けず、思うように稼げないとワーホリに対して良いイメージをもてなくなります。

帰国後の就職がうまくいかない

海外にいても英語を学ぼうとする姿勢がなければ、語学力を身に付けることはできません。帰国後に英語が活かせる仕事に就きたいと思っても、語学力をアピールできずうまくいかない場合があります。そのため「ワーホリはやめた方が良い」といわれることがあるのです。

ワーホリ中に日本人の友達と過ごし、日本食レストランで働いているだけでは、楽しかった思い出だけしか残らないため、目的をもってワーホリの期間を過ごすことが大切です。

例えば、現地企業で働けば海外のリアルなビジネスシーンを経験したことが就職活動で有利に働きます。また、TOEIC800点以上や英検準1級などのスコアがあれば、語学力をアピールすることができます。

語学力を高めるためには、ワーホリ中に語学学校に通うことも効果的です。

ワーホリに行って後悔したこと

ワーホリへ行って後悔した方の中には、いくつかの特徴があります。同じような状況に陥らないために、あらかじめ後悔しやすいポイントを確認しておきましょう。

本気で頑張らなかった

ワーホリ中は、語学学習はもちろん仕事による経験が得られるため、何を学び、どのように実践するかが大切です。しかし本気で頑張らなければ、帰国後に後悔することにもなりかねません。遊びや仕事も中途半端になりやすく、英語のスキルも思ったより身に付きません。

旅行気分・観光気分で済まさないように、学ぶ目的を明確にして限られたワーホリ期間を最大限に活かすことがポイントです。

とはいえ仕事や勉強だけでなく、遊びからも十分学ぶことはあるはずです。その国の文化やアートに触れたり、隠れたグルメスポットを開拓したりするのも良いかもしれません。

まわりから海外で遊んでいるだけと揶揄されないように、ワーホリ中はしっかりと計画を立てて学びましょう。

海外への憧れだけで挑戦してしまった

海外への憧れだけでは後悔する可能性が高いです。ワーホリでは勉強と仕事を両立し、生活の基盤を整えなければなりません。英語力がなければうまくコミュニケーションが取れず、人間関係や経済面で困る場面もあるでしょう。

そうならないためにも、行動力だけでなくある程度の度胸も必要です。海外に行けばなんとかなるという甘い考えのままでワーホリを進めると、後悔するので注意しましょう。

貯金をムダに消費してしまった

ワーホリ後に希望の仕事に就けず、目立った成果がみられないと、お金を無駄にしてしまったと後悔しがちです。

ワーホリの費用は、オーストラリアの場合1年間で300万円程度かかります。アルバイトの収入だけでは、すべてを補うのは難しい金額です。補えない分は貯金から出すことになります。

それだけお金をかけても、ワーホリ後に希望の仕事に就くことは簡単ではありません。なかにはワーホリ=休暇というイメージをもっている企業もあります。

ただワーホリに行っただけではなく、どの程度の語学力を身に付けられたか、どんなことに挑戦したかなどをアピールすることが大切です。アピールにより「海外取引に役立てる」「海外営業に活かせる」など、即戦力になると思ってもらえるかがポイントです。

しかし、希望の仕事に就けなかったとしても、海外での経験はいつどこで役に立つかわかりません。

特に異文化交流をはじめ新しい経験ができることは、日本では得られない大きな財産になります。経験したことは決して無駄にはなりません。自己投資した分は、きっと今後の人生の糧になるでしょう。

日本の人間関係が疎遠になってしまった

ワーホリを経験し人間関係が大幅に変わったことで、戸惑ってしまう方もいます。ワーホリ中は物理的な距離も遠くなり、友達や恋人と気軽に会えずに疎遠になってしまうケースがあります。

とはいえ、さまざまな経験をしていくなかで、多くの出会いと別れがあるのはごく自然なことです。自分が成長すると、今までと物の見方が異なり、人間関係も変わっていくものです。話がかみ合わないと思う場面もあるかもしれませんが、別れがあればまた新しい出会いが待っているはずです。

 

ワーホリを成功させるには、情報収集と事前準備が大切です。

留学エージェントは数多くのワーホリや留学を見ていますので、安心して出発するための万全の準備をサポートしてくれます。

ワーホリを途中でやめて帰国しても大丈夫?

家庭の事情や心境の変化などで、ワーホリを途中で断念せざるを得ないこともあります。ここでは帰国する決断をした方のエピソードを紹介します。

ワーホリに行った国が合わないケース

ワーホリ先の現地の生活が合わずに帰国を決断した方がいます。気候、現地の人柄、食事、インフラが日本のように整っていないなど、さまざまなことが合わずストレスとなることも多いのです。

また勉強や生活環境が整っていないと、居心地が悪く感じるケースもあります。お金と時間を無駄にしないために帰国を決断する方もいるとのことです

理想と現実があまりにも異なるケース

現地でなかなか海外の友達ができなかったり、日本人と一緒にいる機会が多かったりすると、英語に触れる機会が減ってしまい物足りなさを感じてしまうことがあります。

英語力を伸ばそうとしても日本にいるときと環境が変わらなければ、ワーホリの意味を見いだせなくなってしまいます。また日本食レストランやウェイトレスの仕事しか見つからないケースもあり、理想の収入を得られず帰国を決めた方もいるようです。

ワーホリを途中で挫折して後悔しないためには

ワーホリに行って途中で挫折せず後悔しないためには、「英語力」と「明確な計画」が必要です。

まずは、ワーホリの渡航前にある程度の英語力を身に付けておくことをおすすめします。英語力があると、現地でコミュニケーションが取りやすくなり生活に困らないでしょう。仕事探しもスムーズに進めやすく、日本人だけでなく海外の友達も作りやすくなるでしょう。

またワーホリ前後の計画をしっかり立てておくことも大切です。時間を有効活用するために、事前に目標設定をしておきましょう。帰国後にどのような仕事がしたいのか、現地で学んだスキルをどう活かすかなど、目的意識をもって過ごした方がより多くの学びがあります。

まとめ

ワーホリをやめた方が良いといわれる理由は、語学力が身に付かない、収入が得られない、帰国後の就職が難しいなどさまざまです。とはいえ現地での行動や努力次第で挽回できることもあります。

すべては自己責任であり、まわりの意見に左右されるものではありません。最後は自分の意志でどうするか決めることが大切です。ワーホリへ行って後悔しないために、今からできることを準備しておきましょう。

とはいえワーホリ経験がない方は、何から始めたら良いのか悩んでしまうこともあるかもしれません。

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ワーホリでお悩みの方はMirai Bridgeまでぜひ一度お問い合わせください

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