【2026年最新】オーストラリアのビザを申請する方法を解説

オーストラリアに留学するときには、滞在期間に関わらずビザを取得する必要があります。かつては紙の書類で申請する必要がありましたが、現在はオンラインでの申請が可能です。

アメリカ・イギリス・カナダなど、ほかの留学人気国と比べてもわかりやすいビザ申請制度が整っているのですが、どのように申請したら良いのかわからない方もいるでしょう。

今回は、オーストラリアのビザを申請する方法や、申請が却下されたときの対応などについて解説します。

 ビザ申請方法の概要

オーストラリアのビザ申請方法は、取得するビザの種類が観光ビザかそれ以外かによって大きく2つに分かれます。

①観光ビザ:専用アプリ「AustralianETA」から申請する

この申請は、「観光・短期ビジネス目的」かつ「3か月以内の短期滞在」をする場合が対象です。

【具体的な対象者・目的】

・観光、旅行、親族の訪問
・3か月以内の短期の語学留学
・ビジネスの商談や視察(現地での就労・報酬を伴わないもの)

【該当するビザの種類】
 ETA(電子渡航許可:サブクラス601)

【特徴】
パスポートのICチップや顔認証をスマホでスキャンするだけで、手軽かつスピーディーに申請が完結します。

②学生・ワーホリビザ:オンラインシステム(ImmiAccount)から申請する

この申請は、「就学・就労・長期滞在目的」または「3か月を超える滞在」をする場合が対象です。

【具体的な対象者・目的】

・3か月以上の本格的な留学(語学学校、TAFE・専門学校、大学・大学院など)
・働きながら滞在するワーキングホリデー
・現地校を卒業したあとに就労するケース

【該当するビザの種類】

・学生ビザ(サブクラス500)
ワーキングホリデービザ(サブクラス417)
・卒業生ビザ(サブクラス485)など

【特徴】
入学許可書(CoE)や資金証明(残高証明書)など、目的やビザに応じた多くの証明書類を英語のフォームと共に入力・アップロードする必要があります。

【4STEP】観光ビザの申請手順(ETA)

ここからは、ビザを申請する流れを紹介します。まずは、観光ビザの申請方法からみていきましょう。

STEP1:申請条件を確認

ビザを申請する前に、申請条件を確認しておきしょう。オーストラリアの観光ビザの申請条件は以下の通りです。

・対象となるパスポートをもっている
・観光や親族訪問など、所定の目的のための一時滞在である(就学は3か月以内なら可・就労は不可)
・1渡航あたり3か月以内の滞在である
・健康要件を満たしている
・犯罪で有罪判決を受けていない

より詳しい条件については、オーストラリア政府が公開している条件を確認しましょう。

参考:「Subclass 601 Electronic Travel Authority(資格)」(Australia Government)

STEP2:アプリ「AustralianETA」をインストール

条件を確認したら、オーストラリアのビザ申請用アプリ「AustralianETA」をインストールします

【ダウンロードサイト】
・iOS:AustralianETA
・Android:AustralianETA

STEP3:申請

続いて、アプリ上の案内に沿って申請手続きを進めましょう。手続きの際には以下のものが必要です。

・メールアドレス
・パスポート写真ページのデータ
・本人確認用の写真
・クレジットカード(申請料AUD20の支払い用)

STEP4:申請完了

アプリ上で申請が完了すると、登録したメールアドレスに結果が届きます。ただし、最大12時間程度かかるケースもあるため、結果が届かないときも少し待ってみましょう。

【5STEP】学生・ワーキングホリデービザの申請方法

続いて、学生ビザとワーキングホリデービザの申請方法を解説します。

STEP1:申請条件を確認

学生ビザ・ワーキングホリデービザを申請するときも、まずは申請条件の確認から始めましょう。

【学生ビザの申請条件】
・6歳以上である(そのほかの年齢要件も満たしている)
・学業のための一時滞在である
・認定校のコースに登録し、就学の証明書類を用意している
・英語スキルの要件を満たしている
・健康要件を満たしている
・海外留学生用保険に加入済みである
・犯罪歴がないなど、定められた人物要件を満たしている
・滞在に必要な資金を用意している
・オーストラリアの価値観を尊重し、法律を守ることを誓うことに同意する

【ワーキングホリデービザ(ファースト)の申請条件】
・対象となるパスポートをもっている
・ワーキングホリデーの対象年齢である
・過去にワーキングホリデービザで入国したことがない
・英語スキルの要件を満たしている
・健康要件を満たしている
・犯罪で有罪判決を受けていない
・所定の保険に加入済みである
・滞在に必要な資金を用意している
・オーストラリアの価値観を尊重し、法律を守ることを誓うことに同意する

セカンド・サードのワーキングホリデービザの申請条件は上記と異なります。より詳しい条件については、オーストラリア政府が公開している条件を確認しましょう。

参考:「Subclass 500 Student visa(資格)」「Subclass 417 First Working Holiday visa(資格)」(Australia Government)

STEP2:Immiアカウントを作成

学生ビザやワーキングホリデービザは、「ImmiAccount」というオンラインシステム上で申請します。ImmiAccountのサイトにアクセスし、「Create an ImmiAccount」から必要事項を登録してアカウントを作成しましょう。

参考:「ImmiAccount」(オーストラリア内務省)

STEP3:申請

ImmiAccountへの登録を済ませたら、必要なビザを申請します。すべて英語で入力する必要があるので、間違えないよう慎重に作業を進めましょう。

【学生ビザの申請】
ImmiAccountにログインし、「New application」をクリックする
2.「Student」をクリックし、「Student visa(500)」を選択する
3.表示された規約の内容を確認して同意する
4.申請書の必要事項を入力する
5.必要書類をアップロードして提出する

【申請方法】オーストラリアの学生ビザを取得するには?費用や注意点も解説

【ワーキングホリデービザの申請】
1. ImmiAccountにログインし、「New application」をクリックする
2.「Work & Holiday」をクリックし、「First Working Holiday visa(417)」を選択する
3.学生ビザと同様の流れで申請手続きを進める

STEP4:申請料金の支払い

申請手続きが完了したら、申請料金を支払いましょう。料金は2026年7月時点で学生ビザが2,500AUD(約28万円※)、ワーキングホリデービザが840AUD(約9.4万円)です。以下の支払い方法が利用できます。
基本オーストラリアの学生ビザの申請料金は2,500豪ドル(約28.0万円)ですが、
大学などの留学を伴わない語学学校の一般英語コースのみなどの場合は$2050(約23万)です。

・クレジットカード
・PayPal
・UnionPay
・BPAY

支払いが完了しビザが発行されると、登録したメールアドレスに結果が届きます。ImmiAccount上でも確認可能です。

オーストラリアで申請できるビザの種類

オーストラリアのビザにはいくつか種類があり、渡航前に申請可能なものと渡航後に申請できるものに分かれます。まずは申請のタイミング別に、ビザの概要を解説します。

留学前に申請できるビザ

オーストラリアに留学する前に申請できるビザは、「観光ビザ」「学生ビザ」「ファーストワーキングホリデービザ」の3種類です。それぞれの概要をみていきましょう。

観光ビザ

観光ビザ(Electronic Travel Authority)は、オーストラリアに旅行に行く際に取得するビザです。3か月以内であれば、就学も認められています。有効期限は1年ですが、1回の渡航の滞在可能期間は最長3か月です。

サブクラス 601
有効期限 1年
最長滞在期間 1回あたり最長3か月
申請料金 $20(約2,200円)※ETA使用料
申請場所 オーストラリア国外

※2026年3月時点。$1=110円換算。

参考:「Subclass 601 Electronic Travel Authority」(Australia Government)

学生ビザ

学生ビザ(Student visa)とは、オーストラリアの学校に3か月以上就学する場合に取得するビザです。CRICOS認定校に通うこと、一定の出席率や成績を維持することなどの条件があります。

サブクラス 500
有効期限 最長5年(コースによって異なる)
最長滞在期間 最長5年(コースによって異なる)
申請料金 $2,000(約22.0万円)
申請場所 オーストラリア国内/オーストラリア国外

※2026年3月時点。$1=110円換算。

参考:「Subclass 500 Student visa」(Australia Government)

ファーストワーキングホリデービザ

ファーストワーキングホリデービザ(First Working Holiday visa)は、1年間オーストラリアで就業・就学・観光できるビザです。対象者は18~31歳未満の人で、就業は1ヶ所あたり半年までの上限が定められています。

サブクラス 417
有効期限 1年
最長滞在期間 1年
申請料金 $840(約9.4万円)
申請場所 オーストラリア国外

※2026年3月時点。$1=110円換算。

参考:「Subclass 417 First Working Holiday visa」(Australia Government)

留学後に申請できるビザ

オーストラリア留学後に申請できるビザは、セカンド・サードワーキングホリデービザと卒業生ビザです。これらのビザの概要もみていきましょう。

セカンド・サードワーキングホリデービザ

セカンド・サードワーキングホリデービザ(Second・Third Working Holiday visa)は、2回目・3回目のワーキングホリデーに行く際に取得するビザです。

ファーストと同じく対象者は18~31歳未満の人で、オーストラリア国内・国外のどちらからでも申請できます。

サブクラス 417
有効期限 1年
最長滞在期間 1年
申請料金 $1000(約11.2万円)
申請場所 オーストラリア国内/オーストラリア国外

※2026年3月時点。$1=110円換算。

参考:「Subclass 417 Second Working Holiday visa」「Subclass 417 Third Working Holiday visa」(Australia Government)

卒業生ビザ

卒業生ビザは、オーストラリア国内の学校を卒業後、一定期間オーストラリアに滞在するためのビザです。

18か月の短期滞在が認められる「Temporary Graduate visa」や、学位を取得するなど所定の条件を満たした人が取得できる「Post-Study Work stream」などがあります。Temporary Graduate visaの概要は以下の通りです。

サブクラス 485
有効期限 18か月
最長滞在期間 18か月
申請料金 $4,600(約506 ,000円)~
申請場所 オーストラリア国内

※2026年3月1日に価格改正あり。
※2026年3月時点。$1=110円換算。

参考:「Subclass 485 Temporary Graduate visa」(Australia Government)

ビザが却下(拒否)された場合

オーストラリアのビザ申請が却下されてしまった場合は、慌てずに以下のステップで対応を検討しましょう。

  1. 却下通知書(Refusal Letter)の理由を精読する:
    移民局から届く通知書には、なぜ却下されたのかという具体的な理由(法的な根拠条項)が必ず英語で記載されています。原因が「書類の提出漏れ」なのか「GS基準(留学目的)の疑い」なのかを正確に把握することが最優先です。
  2. 再申請(再チャレンジ)を行う:
    提出漏れや単純な記入ミス、残高不足が原因であれば、不足していた書類や正しい情報を揃え直すことで、再度ビザを最初から申請し直すことができます(※ただし申請料は再度かかります)。
  3. 専門家(登録移民エージェント・弁護士)に相談する:
    留学の目的(GS基準)や資金の出所を疑われて却下された場合、個人で文面を修正して再申請しても、一度目の却下履歴があるため再び拒否される可能性が非常に高くなります。納得がいかない場合や、法律の解釈が絡む複雑な理由で却下された場合は、オーストラリア政府公認の登録移民エージェントやビザコンサルタントなど、プロの専門家に間に入ってもらい、正当性の申し立てや再申請のサポートを受けるのが賢明です。

オーストラリアのビザ申請に関するよくある質問

Q1. ビザの申請はいつ行うのがベストですか?(申請の適切なタイミング)

A1. 渡航予定日の「3〜4か月前」を目安に申請を開始するのが理想的です。 近年、オーストラリア政府のビザ審査は非常に厳格化しており、発給までに予想以上の時間がかかるケースが増えています。直前の申請は渡航延期のリスクを伴うため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

  • 観光ビザ(ETA): 数日〜数週間で発給されることが多いですが、念のため渡航の1か月前には申請を終えておくと安心です。

  • 学生ビザ・ワーキングホリデービザ: 書類不備や追加の健康診断を求められる可能性があるため、渡航の3〜4か月前の申請を強く推奨します。特に学生ビザは、学校から発行される「入学許可書(CoE)」が届き次第、速やかに申請を進めてください。

参照元:
・Student visa (subclass 500) – Global processing times
Work and Holiday visa (subclass 417) – Global processing times

Q2. 申請時にパスポートの有効期限(残存期間)はどのくらい必要ですか?

残存期間が「1年未満」の場合は、日本国内で新しく更新してからビザを申請することを強く推奨します。 滞在途中でパスポートが切れると、現地での更新手続きやビザ情報の紐付け変更など、非常に煩雑な手続きが必要になるためです。滞在途中でパスポートが切れると、現地での更新手続きや、新パスポートへのビザ情報の移行手続き(ImmiAccountでのアップデート)など、非常に煩雑な手続きが必要になるためです。

参照元: You must have a valid passport for the duration of your stay.

Q3. 資金証明(残高証明書)はいくら分必要ですか?

ビザの種類によって大きく異なります。

  • ワーキングホリデービザ: 原則として5,000豪ドル(+帰国用航空券代)日本円で約60万以上の資金証明が必要です。

  • 学生ビザ: 一律で「提出必須」ではない
    ※近年の審査厳格化に伴い、申請後に「追加書類」として残高証明書の提出を求められるケースが急増しています。 そのため、条件を満たせる方(目安として「1年分の学費 + 30,000豪ドル以上」の資金証明が出せる方)は出していただくと安心です。

いずれも、銀行が発行する「英文の残高証明書」をマイページ(ImmiAccount)にアップロードして提出します。なお、申請直前に急に大金が振り込まれた口座の場合、資金の出所(原資)を疑われて却下される原因になるため、普段から使用している口座の証明を用意しましょう。

参照元:
・ワーホリ資金規定:Working Holiday visa (subclass 417) – Eligibility (Have enough money)
・学生ビザ資金引き上げ(2024年5月改定):Student visa (subclass 500) – Financial capacity requirements

Q4. 学生ビザを申請する際、保険の加入は必須ですか?

はい、法律で義務付けられています。 オーストラリア滞在の全期間をカバーするOSHC(留学生健康保険)への加入と、その証明書の提出が必須条件となります。
参照元: Student visa (subclass 500) – Health insurance

Q5. 英語での入力に自信がありません。注意すべき点はありますか?

 必ず「半角英数字」で、100%正確に入力してください。
スペルミス、パスポートの記載内容と実際の入力情報の矛盾、添付書類の不備などは、審査の大幅な遅延や一発却下に直結します。申請ボタンを押す前に、何度も確認を行ってください。

Q6. ビザ申請後にやっておくべきことはありますか?

主に以下の3点に注意し、政府からの連絡を見落とさないようにしてください。

  1. メールの頻繁な確認: 政府(内務省)から追加書類の提出リクエストや、健康診断の受診指示が届くことがあります。迷惑メールフォルダーも含めて定期的にチェックしましょう。

  2. 指定病院での健康診断: 健康診断(Medical Examination)の指示が出た場合は、必ずオーストラリア政府が指定した日本国内の認定病院(東京・大阪・神戸・福岡など)を予約して受診する必要があります。

  3. ステータスの確認: ビザの審査状況や、発給されたビザの詳しい条件(労働時間の制限など)は、政府の公式確認システムであるVEVO(Visa Entitlement Verification Online)からいつでもオンラインで確認可能です。

参照元:
・健康診断の指定病院一覧:オーストラリア政府指定・日本の認定病院(Panel physicians)
・VEVO公式ページ:Check visa details and conditions (VEVO)

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まとめ

オーストラリアのビザにはいくつか種類があります。就学、ワーホリなど、目的に応じて必要なビザを取得しましょう。ビザの申請手続きはすべて英語になるので、難しい場合は専門家の手を借りるのがおすすめです。

「Mirai Bridge」では、無料でビザ取得を中心とした各種手続きや現地到着後のサポートを行っています。最適なプランをご案内しますので、まずはお気軽にご相談ください。

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