将来的にはグローバルに活躍したいと考えている方のなかには、オーストラリアへのIT留学を検討している方もいるのではないでしょうか。今回は、オーストラリアで学べるIT分野について、メリットやかかる費用の目安、向いている方の特徴について紹介します。
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オーストラリアのIT留学で学べる分野
IT留学と一口に言っても、さまざまな分野があります。オーストラリアのIT留学で主に学べるのは、「コンピューターサイエンス」「ソフトウェアエンジニアリング」「データサイエンス」「インタラクションデザイン」「人工知能AI」の5つの分野です。
コンピューターサイエンス
ITに関する基礎知識(プログラミング、データ構造、アルゴリズム、ソフトウェア設計など)を幅広く学べます。IT留学といえばコンピューターサイエンスというくらい一般的な分野なので、コースも数多くあります。
ソフトウェアエンジニアリング
ソフトウェアの設計、開発、運用、テスト、保守、管理などのスキルを学ぶ、IT留学する方たちに人気の専攻です。プログラミング言語を学び、それを用いてモバイルアプリ、Webアプリなどのソフトウェアを開発する方法を学べます。
データサイエンス
データサイエンスでは、数学や統計学、プログラミングなどの理論を使って、膨大なデータの分析や解析を行い、パターンを解析したり、予測したりするスキルを学びます。データサイエンスを学べば、注目のデータサイエンティストやデータアナリスト、データエンジニア、予測分析エンジニアなどとして活躍できる道が開かれるでしょう。
インタラクションデザイン
インタラクションデザインとは、ユーザーの操作に応じてコンピューターが適切な反応をするようにデザインすることです。ユーザーインターフェース(UI)の開発、ユーザーエクスペリエンス(UX)の設計についての知識も習得します。
人工知能(AI)
人工知能(AI)は、これからますます活用範囲の拡大が見込まれる分野です。コンピューターが大量のデータを解析し、規則性や関係性を見つけ出す「機械学習」を学べるほか、プログラミングの基礎、データの分析や解析、予測などのスキルも習得できます。
オーストラリアでIT留学をする4つのメリット
日本でもITについて学ぶことはできますが、オーストラリアで学ぶことにはどんなメリットがあるのでしょうか。
オーストラリアでIT留学をするメリットを紹介します。
【メリット1】最先端の技術を学べる
IT先進国であるオーストラリアにIT留学をすると、最先端の技術を学べます。
IT業界が盛んなオーストラリアでは、小学校からITに親しむ環境があり、テック系のユニコーン企業も豊富です。例えば、グラフィックデザインツール「Canva」はオーストラリア発祥で、世界中で幅広く使用されています。また、Wi-Fiの技術もオーストラリアで誕生したものです。
特に大都市圏にはIT企業やスタートアップが多くあるため、オーストラリアにIT留学すれば就職のチャンスにも巡り合えるかも知れません。
【メリット2】IT技術を英語で学べる
プログラミング言語は英語がベースになっており、IT技術を英語で学ぶと、よりプログラミング言語への理解が深まります。また、IT技術に関しては英語で得られる情報のほうが圧倒的に多いため、オーストラリアへのIT留学で英語による情報収集力を身に付ければ、何かと役立つでしょう。
加えて、ITの仕事はチームで働くことが多い傾向があります。英語でのコミュニケーションがスムーズに取れるようになると、国境を越えて世界中のエンジニアと仕事をすることができるでしょう。留学先で築く国際的ネットワークは、今後のキャリア形成に役立つに違いありません。
【メリット3】留学生の受け入れ体制が整っている
オーストラリアでは、さまざまな国の留学生を受け入れており、留学生向けのコースも豊富です。留学生のニーズにマッチした内容やレベルのコースを探しやすいので、IT業界についても自分の必要に合ったコースを探しやすいでしょう。
また、オーストラリアでは国策として留学生が安心・安全に生活を送れるようなサポートを提供しています。そのひとつが、OSHC(海外留学生保険)の制度です。これはオーストラリア滞在中の病気やケガなどの治療費をカバーできる保険で、オーストラリアに学生ビザで滞在するすべての学生は加入が義務づけられています。
一般的な海外旅行保険だと高額になりますが、OSHCは格安で最低限の保証を受けられるようになっているのが特徴で、万が一のときも安心です。
【メリット4】オーストラリアで就労できるチャンスがある
オーストラリアでIT留学を行い、スキルと英語力が認められれば、オーストラリアの企業のインターンシップに参加できる可能性があります。また、インターンシップに参加し、企業に認められると、そのまま正社員になれるチャンスもあるでしょう。
ちなみに、オーストラリアのエンジニアの平均年収は約862万円で、スキルによっては1,000万円を稼ぐことも不可能ではありません。
オーストラリアでの就労ビザ取得は難しくなっているものの、IT技術者については国内で不足している状況があり、IT技術を有した外国人はビザを発給されやすい状況にあります。そのため、オーストラリアにIT留学をして技術を習得しておけば、就労のチャンスは得やすいといえるでしょう。
なお、オーストラリアでの就職を目指す方は、いくつか条件を満たす必要があります。オーストラリア就職を目指す留学について、必要な条件を確認しておきましょう。
オーストラリアのIT留学に向いている方
オーストラリアでのIT留学に向いているのは、以下のような方です。
・パソコンやITに興味・関心がある方
・英語とプラスアルファでスキルを身に付けたい方
・グローバルで活躍していきたい方
・企業の抱える課題や社会問題を解決することに興味がある方
・新しい分野を学ぶことへの好奇心が強い方
IT留学では、英語でIT技術を習得していくことが必要となります。現時点でパソコン操作に不安があっても、学ぶ意欲があり、ITについて興味がある方であれば、楽しく学んでいけるでしょう。
オーストラリアのIT留学にかかる費用
オーストラリアでのIT留学を検討している方にとって、気になるのが費用です。どれくらいの費用がかかるのか、出発前と現地到着後に分けて紹介します。
出発前にかかる費用
出発前には以下のような費用がかかります。
・学費
・ビザ申請費用
・OSHC(留学生健康保険)
・健康診断料金
それぞれの費用の目安をみていきましょう。
・航空券:片道6万~10万円
・学費
入学金 | 授業料 | |
専門学校 | 通常0~250豪ドル | 通常1年12,000~18,000豪ドル(約114万~171万円) |
大学 | 通常0~250豪ドル | 通常1年25,000~35,000豪ドル(約238万~333万円) |
・ビザ申請費用(学生ビザ):710豪ドル
・OSHC(留学生健康保険):1か月 50~60豪ドル(保険会社による)
・健康診断料金(日本国内で受診する場合):22,000~27,000円
到着後にかかる費用
オーストラリア到着後にかかる費用は、以下のとおりです。
・食費
・携帯電話料金
それぞれの費用の目安を紹介します。
・滞在費(家賃)
家賃はどんなスタイルで生活するかで大きく変わります。留学生の一般的な滞在スタイル別にかかる費用の目安は以下のとおりです。
滞在スタイル | 滞在費(家賃) |
バックパッカードミトリー(4~6人部屋) | 60~80豪ドル(1泊) |
ホームステイ(1人部屋、平日2食・週末3食) | 330~360豪ドル(週) |
語学学校学生寮(2~3人部屋) | 180~280豪ドル(週) |
シェアハウス(1人部屋) | 200~300豪ドル(週) |
・食費:月400~600豪ドル
・携帯電話料金:月30~50豪ドル
オーストラリア留学で必要となる滞在費(家賃)・食費・携帯電話料金、そして交際費などをトータルで計算すると、1か月の生活費の目安は1,500〜2,000豪ドルとなります。日本円でだいたい13万〜18万円です。
オーストラリアのIT留学でよくある質問
オーストラリアのIT留学でよくある質問にお答えしていきます。
Q.専門学校と大学、どっちに行けばいい?
オーストラリアの大学に留学するには、高い英語力が求められます。しかも、大学でITを学ぶと1年間の学費は400万〜500万円が目安で、専門学校だと100万円くらいで済むため、まずは専門学校で学ぶのがおすすめです。
オーストラリアの専門学校は、「TAFE」と「カレッジ」に分かれます。TAFEはオーストラリア州立政府が運営している職業訓練学校でオーストラリア人の生徒が多く、カレッジは私立の専門学校で留学生が多いのが特徴です。
ゆくゆくは大学で学びたい場合は、専門学校で基礎を身に付けてから、大学へ単位変換すると良いでしょう。
Q.英語力はどれだけ必要?
オーストラリアにIT留学をする場合、英語のスピーキング、ライティング、リーディング、リスニングの4技能を測るIELTSテストを受ける必要があります。
一般的に、専門学校に行くならIELTS5.5以上、大学進学はIELTS6.5以上必要となるので、英語力はしっかりと身に付けておきましょう。英語力に自信がない場合は、まずは語学留学からスタートするのもひとつの手です。
Q.プログラミング初心者でも勉強できる?
オーストラリアのIT留学では、プログラミング初心者でも学べるコースが用意されています。プログラミングの知識が浅いという方でも学びやすいベーシックコースを選ぶと良いでしょう。
とはいえ、知識の有無は授業内容の理解度にも関わってくるので、留学前にプログラミングの基礎について学んでおくのがおすすめです。
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まとめ
オーストラリアでIT留学をすると、最先端のIT技術を学べるだけでなく、グローバルな場で活躍できる可能性を高めることができます。
オーストラリアでIT留学するなら、Mirai Bridgeがおすすめです。語学学校や大学の正規代理店として学校の情報や入学手続きをしているので、学校手配料は無料と留学に必要な費用を抑えることができます。
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