オーストラリア・ファームジョブの基本情報|給与や稼ぐポイント、注意点も解説!

オーストラリアのワーキングホリデーについて調べたときに、「ファームが稼げる」と聞いたことがある方は多いでしょう。しかし、本当にファームジョブは稼げるのでしょうか。

今回はワーホリでファームジョブに就いた場合の時給の目安や稼ぐためのポイント、注意点などについて解説します。

 

オーストラリアでのファームジョブとは?|基本情報

オーストラリアのファームジョブはどれだけ稼げる?仕事の探し方や注意点も解説!

オーストラリアのファームジョブは、農場や果樹園での収穫や管理を行う季節労働であり、多くのワーキングホリデー(ワーホリ)渡航者が**資金調達や滞在期間延長(セカンド・サードビザ取得)**のために選択する代表的な仕事です。

ファームジョブはどんな仕事?

ファームジョブの仕事は多岐にわたり、特別なスキルがなくても始められるものから、専門知識を要するものまであります。
例えば以下のような職種があります。

  • フルーツピッキング(収穫): 最も一般的で、イチゴ、リンゴ、チェリーなどの果物を収穫します。
  • パッキング・シェッドワーク: 収穫された農作物の洗浄、選別、箱詰めを屋内工場で行います。天候に左右されず、安定したシフトが魅力です。
  • ファームハンド(一般作業): 柵の設置、灌漑システムの管理、動物への給餌、設備のメンテナンスなど、農業全般の補助を行います。
  • 機械オペレーター: トラクターや大型機械の運転です。経験が必要な場合が多いですが、時給が高めに設定されています。
  • プランニング(剪定): 冬季に行われる作業で、ブドウや果樹の枝を切り整えます。
  • 畜産・ステーションハンド: 牛や羊の世話を行う仕事で、リモートエリア(僻地)の牧場で住み込みで働くスタイルが一般的です。

主なエリアとシーズン

オーストラリアは広大なため、地域によって気候や収穫時期が異なります。

主なエリア・都市 主な作物とシーズン
クイーンズランド (QLD) バンダバーグ、ガトン、イニスフェール、タリー バナナ(通年)、イチゴ(5〜10月)、マンゴー(11〜3月)
ニューサウスウェールズ (NSW) コフスハーバー、グリフィス、ヤング ブルーベリー(夏・冬)、リンゴ・チェリー(11〜4月)
ビクトリア (VIC) ミルデューラ、シェパートン ブドウ、リンゴ、洋ナシ(2〜5月)
タスマニア (TAS) デボンポート、ヒューオンビル チェリー(12〜2月)、ベリー類(12〜4月)
ウエスタンオーストラリア (WA) マーガレットリバー、カナーボン ブドウ、野菜類(地域により異なる)
ノーザンテリトリー (NT) ダーウィン、キャサリン マンゴー、メロン(乾季の5〜10月)

ファームジョブ中の住む場所は?

主に以下の3つの選択肢があります。

  • シェアハウス: ファームのコントラクター(手配師)が用意する家です。友達ができやすく英語の練習にもなりますが、大人数で窮屈な場合や、悪徳な業者の場合は家賃だけ取られて仕事がない「ウェイティング」が発生することもあります。
  • キャラバンパーク: キャビン(簡易住宅)やテント、自分の車(キャラバン)で滞在する施設です。コントラクターを通さないためトラブルが少なく、テント泊なら週65〜100豪ドル(※日本円で約7千~1.2万)程度と安く済みますが、移動には車が必須です。
  • バックパッカーズ・ホステル: 街にある安宿で、ここから仕事を紹介してもらうことも可能です。

※1豪ドル=112円計算

ファームジョブではどれだけ稼げる?

ファームジョブとは、農場で農作物の種まきや収穫をしたり、牧場で動物の世話をしたりする仕事のことです。オーストラリアのワーホリの指定職種のひとつで、時給が 32〜38AUD(オーストラリアドル)、日本円で3千~4千円 と高い傾向にあります。

有給休暇などの権利がない カジュアル雇用でも最低時給32.18〜33.05AUD〜、さらには フルタイム・パートタイム雇用でも最低時給25.74〜26.44AUD〜 が法律上の最低基準(2026年7月1日改定)となるため、ワーホリの就労先として依然として高い人気を誇ります。

また、オーストラリアには、本来1年で終了するワーホリの期間を2年に延長できる「「セカンド・ワーキングホリデー」」という制度があります。

セカンド・ワーホリの権利を得るには、ワーホリ1年目に政府指定エリアにて3か月以上、ファームジョブなどの指定職種の仕事に就かなくてはなりません。

そのため、セカンド・ワーホリの権利を獲得したい方が、地方のファームでイチゴやアボカド、ズッキーニのピッキングや食肉加工などの仕事をしていることもあります。

なお、ファームジョブは稼げる仕事として有名ですが、かつては歩合制(Piece rate)による買い叩きが問題視されていました。現在は法改正により、歩合制であっても働いた時間分の「最低時給(Floor)」が100%保証されています。ただし、悪徳ファームがこのルールを無視して違法な低賃金を提示するケースはゼロではないため、引き続き注意が必要です。

※2026年7月時点

最低賃金について:Fair Work Ombudsman

ファームジョブで稼ぐためのポイント

オーストラリアのファームジョブでしっかり稼ぎたいのであれば、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。

・時期を選ぶ
・稼ぎやすい果物・野菜を選ぶ
・歩合制のファームジョブを選ぶ

各ポイントの詳細について、下記にて解説します。

【ポイント1】 時期を選ぶ

農作物には収穫期があるため、いつでもファームジョブが充実しているわけではありません。オーストラリアは日本と季節が反対なので、多くのフルーツは11月~2月ごろ、野菜は12月~5月ごろに収穫期を迎えます。

なかには年中稼げる農作物もありますが、しっかり稼ぎたいなら上記の時期に留学すると良いでしょう。とくに9月~12月または1月~3月は狙い目です。

また、オーストラリアにはダブルペイ・トリプルペイという、フルタイム労働者が休日・祝日に労働すると給料が2倍・3倍になる制度があります。

ファームジョブでもこの制度が適用されることが多いため、年始や祝日が多い時期に留学するのもおすすめです。

【ポイント2】 稼ぎやすい果物・野菜を選ぶ

ファームジョブで稼ぐには、稼ぎやすい農作物を選ぶことも重要です。単純に時給の高さで選ぶだけでなく、労働環境や作業のしやすさも考慮すると良いでしょう。

例えばブルーベリーは人間の身長程度の高さ程度に実がなるうえに軽いので収穫しやすく、雨の日の収穫も基本的にありません。優良なファームも多いので、ワーホリで稼ぎたい人におすすめです。

チェリーは収穫期が11月~2月頃と短いですが、稼げるフルーツとして人気があります。そのほかブドウやアスパラなども、稼げるといわれている農作物です。

ただし、稼げるファームジョブは多くの人が狙っている仕事でもあり、飛び入りで働こうとしても働けない可能性が高いため、計画的に動く必要があります。

また、気候や需要などによって稼げる農作物が変わる場合があるので、最新の情報を調べてみることが大切です。

【ポイント3】歩合制のファームジョブを選ぶ

歩合制のファームジョブは非常に稼ぎが少なくなるリスクがありますが、体力に自信があるのなら、あえて歩合制にチャレンジするのもひとつの方法です。

歩合制の場合「この列の作業が終わったら〇〇ドル」のように、作業量に応じて給料が決まります。体力があってテキパキと作業を進められれば、時給制より稼げることもあるでしょう。

ただし、思うように作業が進まなかった場合、稼ぎが少なくなるだけでなくセカンド・ワーホリの申請が却下される可能性があります。

セカンド・ワーホリを検討している方は、リスクを取って歩合制のファームジョブに就くよりも、時給制で堅実に働くのがおすすめです。

高収入を得られるファームジョブの探し方

オーストラリアでファームジョブに就きたいと思っているものの、求人の探し方がわからない方もいるでしょう。そこで、高収入を得られるファームジョブの探し方をご紹介します。

求人サイトで探す

オーストラリアのファームジョブは、求人サイトで簡単に探せます。「日豪プレス」「チアーズ」「Harvest Trail」などが代表的ですが、運営者がオーストラリア政府で優良なファームのみ掲載されている「Harvest Trail」で探すのがおすすめです。

ただし、求人サイトでは労働環境などの情報が入手しづらいので、口コミを調べるなどしてリアルな情報を集めるようにしましょう。

求人サイトで仕事を探すときは、Web上で応募するほか、運営元の事務所があれば直接電話することが有効なようです。メール等のやりとりでは返信が来ないことがあるものの、電話であれば対応してもらいやすくなるためです。

語学学校のスタッフや友人から紹介してもらう

現地にくわしい語学学校のスタッフやワーホリ経験者に、おすすめの求人を紹介してもらうのも良いでしょう。ネットでは見つけられないリアルな情報を得やすいので、ファーム選びで失敗しにくくなります。

特に、実際にファームで働いているまたは働いていた友人に紹介してもらうのが良いです。オーストラリアは採用に関して、リファラル採用が根付いており紹介によってスムーズに仕事が決まることがあるためです。

ファームの公式サイトやSNSに直接応募する

ファームの公式サイトやSNSを探して、直接応募する方法もあります。とくにFacebookはファームの公式情報や、ファームで働いたことがある人の情報などが見つかりやすいのでおすすめです。

ただし、信憑性が低い情報、内容が間違っている情報などが掲載されていることもあるので、SNS以外の情報もチェックしたうえで応募するようにしましょう。

ファームの公式サイトをみるときは、比較的大手のファームのページを閲覧しましょう。大手であれば、賃金面をはじめ、ある程度信頼感を持ったうえで応募して仕事の獲得に動けるためです。

 

オーストラリアの現地最新情報を知りたい方は、エージェントに相談するのもおすすめ。

到着後も現地でのサポートが受けられるので安心です。
オーストラリアにワーホリするなら、Mirai Bridgeをご活用ください。

ファームジョブで働く際の注意点

高収入が魅力のファームジョブですが、働くにあたっていくつか注意したいことがあります。

悪徳ファームに気をつける

非常に残念なことですが、以下のような悪徳ファームも存在します

・給料が最低賃金以下
・給料を支払ってくれない
・求人情報と労働環境が異なる

とくに英語が話せないと狙われやすいので、事前にしっかり情報を集めて悪徳ファームに応募しないようにしましょう。

求人情報を確認するときは、労働条件などが日本語で記載されているものに注意することが必要です。わかりやすくて便利に感じるものの、英語を話せない日本人をターゲットにした偽の求人情報が紛れているためです。

悪徳ファームで働かないようにするために、労働条件、労働環境をはじめ、仕事内容や支払い方法などを細かく確認することが重要です。

天候に左右されやすい

ファームジョブは天候に左右されやすく、収穫する農作物によっては雨の日の作業が不可というケースもあります。働く期間が思っていたより長くなる、または短くなることで収入が変動することもあります。

セカンド・ワーホリの権利を得るには、指定エリアで1年目に88日以上の指定職種の仕事をする必要があるので、労働日数不足にならないように余裕のあるスケジュールで働きましょう。

また、労働日数を考慮して別のファームへ移動したり、新しくファームジョブを探したりすることも必要になります。

娯楽施設が少ない

ファームがある場所のほとんどは田舎なので、ショッピングモールやカフェなどの娯楽施設がありません。目的が曖昧なままファームジョブに就くと、リフレッシュできないことが理由でストレスが溜まりかねません。

食料品や日用品を買うだけでも車が必要になることが多いので、田舎暮らしを楽しむ気持ちで挑みましょう。

娯楽施設が少ない点にはメリットもあります。浪費することが少なく、出費を抑えられるため、貯金しやすいことです。ファームジョブの目的のひとつとしてワーホリ中にある程度貯金することを含めるのも良いかもしれません。

体力が求められる

ファームジョブは体力勝負の仕事です。朝早くから何時間も働き続けたり、炎天下で作業したりすることもあります。

体力的な負担が少ない作業でも、立ちっぱなしだったり中腰だったりすることが多く、人によっては辛いと感じるでしょう。

最後までやり遂げるには体のメンテナンスを徹底すること、セカンドワーホリを獲得するなど目標を明確にすることが大切です。

まとめ

オーストラリアのファームジョブは時給が高く、稼げる可能性が高い仕事です。稼ぎやすい時期や農作物を選べば、日本で働くよりも高収入を得られるでしょう。ただし、体力と根気がいる仕事であり、悪徳ファームにも注意する必要があります。

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オーストラリアの大学専門学校語学学校の正規代理店として業務を行っているため、手配料などはかかりません。

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