オーストラリアはキャッシュレス化が進み、支払い回数の73%をカード決済が占めます。日本発行のカードも使えますが、1枚だけでは不調時に困るため注意が必要です。
おすすめは「別ブランドのクレカ2枚」+「現地口座等のデビットカード」+「少額の現金」の組み合わせです。手数料や国際ブランド、決済通貨(豪ドル推奨)を意識して準備しましょう。
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2026年10月1日からカードの「サーチャージ(店舗でのカード手数料)」が大きく変わる
サーチャージとは?
オーストラリアのサーチャージ(Surcharge:決済手数料の上乗せ)とは、店舗で商品やサービスを購入する際、クレジットカードやデビットカードなどで決済する顧客に対して、店舗側がカード決済処理にかかるコスト(端末の利用料や決済事業者への手数料など)を商品代金に一律上乗せして請求する仕組みのことです。
オーストラリアでは長年「カードを使う人が決済コストを負担する」という考えのもと、正規のルールとして認められてきました。
2026年のオーストラリア滞在で特に知っておきたいのが、買い物や外食時のカード決済にかかるサーチャージのルール変更です。
1. 2026年9月30日までのルール(現行制度)
お店でクレジットカード払いを選ぶと、決済コストの実費分(約0.5%〜1.5%程度)が「サーチャージ」として商品代金に上乗せされて請求されることが認められています。 ※店舗側が実費以上の過剰な手数料を取ることは禁止されています。
2. 2026年10月1日からのルール(新制度:サーチャージ禁止)
オーストラリア準備銀行(RBA)の制度改革に伴い、2026年10月1日から主要カードブランドでのサーチャージが原則禁止(no-surcharge)となります。
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対象ブランド: Visa、Mastercard、eftpos(デビット決済)をはじめ、American ExpressやUnionPay(銀聯)も同日からサーチャージを取りやめる方針を発表しています。
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日本発行のカードも対象: オーストラリア国外で発行されたカードにも原則適用されるため、日本から持参したVisaやMastercardで支払う場合も、現地店舗でのサーチャージはかからなくなります。
【 つまりどういうこと?(ユーザーにとってのメリット・注意点)】
要するに、「2026年10月1日以降、オーストラリアの店でカード払いをした時に『カード手数料(数%)を上乗せ請求されること』が禁止される」ということです。
現地で生活・旅行するユーザーには、以下のようなメリットと注意点(デメリット)があります。
メリット
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レジで「表示価格通り」に支払える(明朗会計)
これまでは「10ドルのコーヒーを買ったのに、カードをタッチしたら10.15ドル引かれていた」ということが日常茶飯事でしたが、店頭や値札の表示価格のまま支払えるようになります。
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カード払いの地味な出費が減る
カフェやスーパー、レストランで毎回かかっていた0.5%〜1.5%程度の手数料が不要になるため、年間を通すとバカにならない節約になります。
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どのカードを使っても同じ値段
これまでは「デビットカードは手数料安め」「アメックスやクレカは手数料高め」と店舗ごとに異なっていましたが、カードの種類を気にする必要がなくなります。
注意点(デメリット)
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商品やメニューの「本体価格」が少し値上がりする可能性がある
お店側はこれまで客から取っていたカード手数料を受け取れなくなります。そのため、決済コストを回収するために最初から商品価格に数セント〜十数セント上乗せして値上げする店舗が出てくると予想されています。
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日本のカードを使う場合、「海外事務手数料」は消えない
無くなるのは「オーストラリア現地のお店が取る手数料」だけです。日本のクレジットカード会社(三井住友、楽天など)に払う海外事務手数料は今まで通り引かれます。
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祝日・週末の「ホスピタリティ・サーチャージ」は残る
オーストラリアの飲食店などで「土日祝日の人件費還元」として一律10%〜15%上乗せされるサーチャージはカード規制とは無関係なため、10月1日以降も発生します。
一言でまとめるなら:
「レジでの不意打ちの手数料はなくなるけれど、全体的な物価にほんの少し転嫁される可能性がある。また、日本のカードの海外事務手数料は別なので勘違いに注意!」 ということです。
3. 注意点:10月1日以降も残る「その他の費用」
「10月からカードの手数料がゼロになる」と誤解されがちですが、無くなるのは「オーストラリアの店舗が上乗せするサーチャージ」のみです。以下の費用は10月1日以降も引き続き発生します。
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日本のカード会社が請求する「海外事務手数料」(※日本のカードを海外で利用した際に、日本のカード会社に支払う手数料)
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為替レートの変動による差額
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土日・祝日の「ホスピタリティ・サーチャージ」(※オーストラリアの飲食店などで土日祝日に人件費還元のため一律上乗せされる追加料金)
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オンライン予約の手数料やサービス料
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ATM利用時のキャッシング手数料やATM設置事業者の手数料
公式参照元:
・オーストラリア準備銀行(RBA):Merchant Service Fees and Cards Surcharging Review(2026年10月1日からのサーチャージ禁止規定および各カードブランドの対応方針)
・オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC):Credit, debit & prepaid card surcharges(店舗におけるサーチャージの定義および規則に関する規定)
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オーストラリアではクレジットカードがどれくらい使われている?

オーストラリアは世界有数のキャッシュレス社会です。スーパー、カフェ、レストラン、ホテル、公共交通機関、オンラインショッピングなど、日常のあらゆる場面でカード決済が主流となっています。
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決済全体の73%がカード利用 オーストラリア準備銀行(RBA)の2025年調査によると、消費者の支払い回数のうちカード決済が73%を占めています。10豪ドル未満の少額決済でも約70%、10豪ドルを超える決済では約80%がカードで支払われています。
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スマホ決済(モバイルウォレット)の急速な普及 Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済も定着しており、カード決済の約40%がスマホやスマートウォッチによるタッチ決済で行われています。
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現金が必要な場面は?(現金利用率は15%) キャッシュレス中心ですが、市場(マーケット)、個人経営の個人店、通信障害が発生した場合などに備え、少額の現金(数千円〜1万円相当の豪ドル)を予備として持っておくと安心です。
日本で発行したクレジットカードはオーストラリアで使える?

はい、問題なく使えます。 日本で発行したカードであっても、カード表面にある国際ブランド(Visa、Mastercardなど)が現地店舗で対応していれば利用可能です。
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Visa・Mastercard(おすすめのメインカード) オーストラリア国内で最も広く使われているブランドです。留学やワーキングホリデーでのメインカードとして最適です。 ※同じVisa/Mastercardであっても、「海外事務手数料」や「付帯保険」はカードの発行会社(楽天カード、三井住友カードなど)によって異なるため、発行会社の規約も確認しておきましょう。
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JCB JCBはAmerican Express(アメックス)と加盟店提携を行っているため、オーストラリア国内のアメックス加盟店でJCBカードが使えるケースが多くあります。ただし、一部使えない店舗もあるため、JCB 1枚だけに頼るのは避け、予備カードを用意するのがおすすめです。
トラブル防止!クレジットカードは「別ブランドで2枚以上」持つのが鉄則
海外滞在中は、以下のような理由で突然カードが使えなくなるトラブルがよく起こります。
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盗難・紛失
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不正利用検知によるカードの一時ストップ(セキュリティロック)
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ICチップや磁気ストライプの破損
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店舗側の端末・通信障害
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カードの限度額オーバー
トラブルを防ぐ対策: 「Visaを2枚」のように同じブランドで揃えるのではなく、「Visa 1枚 + Mastercard 1枚」のように異なるブランドに分けて2枚以上持参しましょう。また、紛失リスクを減らすため、1枚は普段持ち歩く財布に入れ、もう1枚はスーツケースなど別の安全な場所に保管しておくのがおすすめです。
公式参照元:
・オーストラリア準備銀行(RBA):Consumer Payments Survey 2025(2025年消費者決済調査:カード利用率73%、現金利用率15%、モバイルウォレット利用比率などの公式データ)
・JCB Card Global Guide:オーストラリアでのJCBカード利用について(American Express加盟店におけるJCBカード利用提携に関する案内)
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留学・ワーホリ用クレジットカードの選び方

オーストラリアで使うクレジットカードは、ポイント還元率だけでなく「海外で実際に使えるか・無駄な費用がかからないか」という条件を見て選びましょう。
9つのチェックリスト
| 確認項目 | 初心者向けチェックポイント |
| 1. 国際ブランド |
VisaとMastercardを1枚ずつ(計2枚以上)持てるか ※オーストラリアではVisaとMastercardが最も使えます。同じブランドに偏らず、別のブランドで分けるのが鉄則です。 |
| 2. 海外事務手数料 |
買い物代金に上乗せされる手数料(約1.6%〜3.85%)が安めか ※日本のカードを海外で使うと、毎回数%の手数料が上乗せされます。カード会社によって異なるため要チェックです。 |
| 3. 利用可能枠 |
学費・航空券・初期費用を払っても余裕があるか ※限度額が低いと、現地でカードがストップする原因になります。出発前に増枠手続きをするか、事前に確認しておきましょう。 |
| 4. タッチ決済 |
カード本体やスマホで「コンタクトレス決済」ができるか ※オーストラリアはタッチ決済が主流です。カードをかざすだけ、またはApple Pay/Google Payで支払える状態にしておきましょう。 |
| 5. 専用アプリ |
利用通知や明細確認、一時ロックがアプリでできるか ※不正利用の防止や、現地で使った金額を日本円ですぐ把握するために必須です。 |
| 6. 不正利用補償 |
万が一盗難にあっても補償してもらえる条件になっているか ※「被害から〇日以内に連絡」などのルールや、自己負担額の有無をあらかじめ確認しておきましょう。 |
| 7. 海外旅行保険 |
「自動付帯」か「利用付帯」か、補償期間は足りているか ※カードを持っているだけで適用される「自動付帯」か、航空券などをそのカードで払わないと無効になる「利用付帯」かを必ず確認しましょう。 |
| 8. 緊急連絡先 |
海外からでも繋がる電話番号(コレクトコール等)があるか ※「0120」のフリーダイヤルは海外から繋がりません。海外専用の窓口があるか控えておきましょう。 |
💡 特に注意したいポイント
初心者が最も見落としやすいのは**「海外事務手数料」と「海外旅行保険の適用条件(利用付帯)」**です。渡航前にカード会社の規約ページでこの2点を確認しておきましょう。
公式参照元:
・日本クレジット協会(JCA):クレジットカードの安全な利用と海外利用について(海外利用時の注意点、不正利用補償、コンタクトレス決済に関する案内)
・Visa公式:海外での利用とタッチ決済(コンタクトレス)について(国際ブランドの利用範囲およびタッチ決済の仕様)
・各カード発行会社(三井住友カード、楽天カード等)規約:海外利用時の事務手数料改定・適用条件について(海外事務手数料率および海外旅行保険の適用条件「利用付帯/自動付帯」の公式定義)
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支払い通貨は「日本円」ではなく「豪ドル」を選ぶ

オーストラリアで日本発行のクレジットカードを使うと、レジの決済端末(カード読み取り機)画面に「AUD(豪ドル)」または「JPY(日本円)」のどちらで支払うか選択画面が表示されることがあります。
この場合、必ず「AUD(豪ドル)」を選択するのが鉄則です。
「日本円(JPY)」を選ぶとなぜ損する可能性があるの?
日本円を選ぶと、DCC(Dynamic Currency Conversion:自国通貨建て決済)と呼ばれる仕組みが適用されます。
| 通貨の選択 | 適用される為替レート | 支払額の傾向 |
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AUD(豪ドル払い)
※おすすめ |
カード会社(Visa/Mastercard等)の公式レート + 海外事務手数料 | 公平な市場レートで計算されるため割安 |
| JPY(日本円払い) | 店舗や決済端末会社が独自に設定したレート | 店舗側が高めの手数料(約3%〜10%等)を上乗せしていることが多く割高になりやすい |
三井住友カードの公式Q&Aでも、「日本円払いを選ぶとその場で支払金額が確定するメリットはあるものの、店舗が決定したレートが適用されるため、カード会社で日本円換算する場合に比べて割高になる可能性がある」と注意喚起されています。
レジで聞かれたときの対処法
レジで店員さんから「豪ドルと日本円、どっちで払う?」と聞かれたり、端末を差し出されたりしたら、以下のように伝えましょう。
-
口頭で伝える場合:
“Australian dollars, please.”(オーストラリアン・ドラーズ、プリーズ)
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端末画面で選ぶ場合:
画面に表示された「AUD」のボタンをタッチする(または「JPY」を避けて進む)
💡 補足
豪ドル払いが常に100%最安になると保証されているわけではありませんが、店舗側が自由に設定できる独自レート(JPY選択時)よりも、国際ブランドが管理する公平なレート(AUD選択時)のほうが圧倒的に安心でお得です。「迷ったらAUD(現地通貨)を選ぶ」とおぼえておきましょう。
公式参照元:
・三井住友カード FAQ:海外のお店で現地通貨で支払いをするか、日本円で支払いをするかを聞かれた場合どうしたらよいですか?
・Wise公式ガイド:DCC決済とは?クレジットカードやデビットカードを海外で利用する際の注意点
オーストラリア現地でクレジットカードは作れる?

現地で長期生活を始めると、「オーストラリアの銀行でクレジットカードを作った方がいい?」と考える人もいるでしょう。
ただし、学生ビザやワーキングホリデービザだから誰でも現地クレジットカードを作れるわけではありません。
たとえばNABは、クレジットカードの申込条件として18歳以上、定期収入、オーストラリアの税務上の居住者であることなどを挙げ、対象外のビザとしてWorking Holiday、Student、Exchange/gap yearなどを明記しています。
ANZも、一部の就労可能な一時ビザについては残存期間などの条件付きで申込対象としていますが、Working Holiday visaは対象外と案内しています。
銀行ごとに条件は異なるため、留学・ワーホリでは
- 日本出発前に必要なクレジットカードを準備する
- 到着後にオーストラリアの銀行口座を開設する
- 日常の支払いは現地口座のデビットカードも活用する
という形が現実的です。
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クレジットカード・デビットカード・現金はどう使い分ける?
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留学やワーホリ生活では、1つの決済手段だけに頼るのはリスクがあります。それぞれの特徴を理解して使い分けましょう。
| 支払い方法 | 主に向いている場面 | 知っておきたい注意点 |
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日本発行のクレジットカード |
ネット予約、高額決済、初期費用、緊急時の備え、日常の買い物 | 海外事務手数料がかかる。限度額や日本の引落口座残高に注意。 |
| 現地のデビットカード | 家賃以外の日常の支出、スーパー、交通機関、カフェ | 口座に入っている残高を超えて使うことはできない。 |
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海外利用向け |
(Wiseなど)両替コストや為替レートを抑えて管理したい場合 | サービスごとに両替手数料やATM引出手数料が異なるため確認が必要。 |
| 現金(豪ドル) | ローカルマーケット、個人経営の小規模店、通信障害時の予備 | 万が一紛失・盗難にあってもお金は戻ってこない。 |
クレジットカードは「すべての支払いをこなす1枚」とするのではなく、「デビットカードや少額現金と組み合わせて使う予備・決済手段の1つ」として位置付けると、お金の管理がぐっと楽になります。
※現金・カード・ATM・両替を含めた安全なお持ち歩き方法については、「オーストラリアでお金はどう持ち歩く?現金・カード・ATM・両替の安全な使い分け」もあわせて参考にしてください。
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公式参照元:
・NAB公式:How to apply for a credit card / Eligibility Requirements(クレジットカード申込み資格・対象ビザ条件に関する規定)
・ANZ公式:How to get a credit card from us – Eligibility Criteria(カード発行におけるビザ有効期間・居住資格基準)
・Finder Australia:Credit cards for temporary residents in Australia(オーストラリアにおける一時滞在者・留学生向けクレジットカード発行規制の解説)
よくある質問(Q&A)

Q. オーストラリアではVisaとMastercardのどちらがいいですか?
A. どちらも甲乙つけがたいほど広く使えるため、両方持つのがベストです。 オーストラリア国内ではVisaとMastercardの普及率にほぼ差はありません。ブランド自体で選ぶより、カード会社ごとの「海外事務手数料」や「付帯保険」で比較するのがおすすめです。万が一の決済エラーに備え、VisaとMastercardを1枚ずつ(計2枚)持つと安心です。
Q. オーストラリアでJCBカードは使えますか?
A. はい、使えますが1枚だけでは不十分です。 オーストラリアではJCBとAmerican Express(アメックス)が加盟店提携を行っているため、アメックスが使える店舗でJCBが利用できるケースが多くあります。ただし、一部使えない店舗もあるため、必ずVisaやMastercardの予備カードも用意しておきましょう。
Q. クレジットカードだけで生活できますか?
A. ほぼ生活できますが、カードだけに頼るのは危険です。 オーストラリアはキャッシュレス社会ですが、カードの磁気不良・紛失、通信障害、個人店での利用などに備え、「クレカ + 現地銀行のデビットカード + 少額の現金」を組み合わせて持ち歩くのが最も安全です。
Q. 支払い時にAUDとJPYが表示されたらどちらを選びますか?
A. 必ず「AUD(豪ドル)」を選びます。 「JPY(日本円)」を選ぶと、店舗や決済端末会社が独自に設定した高めの為替レート(DCC決済)が適用され、割高になる可能性が高くなります。レジや端末画面では必ず「AUD(現地通貨)」を選択しましょう。
Q. 2026年10月1日からカード手数料はすべてなくなりますか?
A. いいえ、なくなるのは「オーストラリア店舗でのサーチャージ(上乗せ手数料)」のみです。 2026年10月1日から現地のVisaやMastercard等の店舗サーチャージは原則禁止になりますが、日本のカード会社に支払う「海外事務手数料」や「為替換算コスト」、飲食店の「土日祝日サーチャージ(ホスピタリティ・サーチャージ)」などは引き続き発生します。
Q. ワーホリ中にオーストラリアのクレジットカードを作れますか?
A. 原則として作れません(非常に困難です)。 現地の主要銀行であるNAB(ナショナル・オーストラリア銀行)やANZなどは、ワーキングホリデービザ(Subclass 417)や学生ビザの保持者をクレジットカードの申込対象外として明記しています。日本出発前に日本のクレジットカードを準備し、現地では開設した銀行口座の「デビットカード」を使うのが実用的です。
公式参照元:
・オーストラリア準備銀行(RBA):Consumer Payments Survey 2025(Visa/Mastercard普及率・加盟店状況)
・JCB Card Global Guide:オーストラリアでのJCBカード利用について(American Express加盟店との提携案内)
・オーストラリア準備銀行(RBA):Merchant Service Fees and Cards Surcharging Review(2026年10月からのサーチャージ禁止規定)
・NAB公式:Credit card eligibility requirements(ワーキングホリデー・学生ビザの対象外規定)
・ANZ公式:How to get a credit card – Eligibility Criteria(一時滞在ビザに対するカード発行制限規定)
まとめ|オーストラリア留学なら現地サポート充実のMiraiBridge

オーストラリアではカード決済が日常の中心になっており、日本発行のクレジットカードも多くの場所で利用できます。
渡航前は、次のポイントを確認しましょう。
- Visa・Mastercardなど異なるブランドのカードを2枚程度準備する
- 海外事務手数料を発行会社ごとに確認する
- 支払い通貨は原則AUDを選ぶ
- 2026年10月1日のサーチャージ変更と海外事務手数料を混同しない
- 保険はカードに付いているだけで安心せず、適用条件を確認する
- 長期滞在では現地デビットカードも併用する
- 予備として少額現金を持つ
カードの準備だけでなく、留学中の生活費、銀行口座、現地での支払い方法まで含めて考えると、渡航後のお金の管理がスムーズになります。
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