オーストラリアでVFXやCGを学ぶなら、現地スタジオRising Sun Pictures(RSP)と連携するAdelaide University(旧アデレード大と南オーストラリア大が統合)が有力肢です。
本記事では、大学やRSPの公式情報などを基に、Bachelor of Visual Effectsの概要、学費、入学条件、英語要件を整理します。
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アデレード大学の視覚効果(VFX)コースとは

Adelaide UniversityのBachelor of Visual Effectsは、映画やテレビ、ゲームなどの映像作品に欠かせない「視覚効果(VFX)」の技術を専門的に学べる3年制の学士課程です。
授業では、単に映像を加工するだけでなく、次のような幅広い高度な技術をカバーしています。
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実写とCGをなじませる合成(Compositing)やカメラの動きを合わせる(Tracking)技術
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炎や水などのエフェクト、リアルな光の表現(Lighting)
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キャラクターの3Dモデリングや立体的なアニメーション(3D Animation)
このコースならではの強み:Rising Sun Pictures(RSP)との連携
最大の魅力は、ハリウッド映画の制作にも数多く携わる世界的なVFXスタジオ「Rising Sun Pictures (RSP)」と共同で提供されている点です。なんと、カリキュラム全体の約60%をRSPの本物のスタジオ環境で実習スタイルとして学ぶことができます。
指導にあたるのも、ハリウッドの第一線で活躍している現役のVFXアーティストやスーパーバイザーたちです。実際の制作現場のルール(締切、作業工程の管理、チームでの分担など)をリアルに体験しながら学べるため、業界が求めるプロの動きが自然と身につきます。
就職活動に直結する「デモリール」作り
VFX業界の就職で何より重要視されるのが、自分の実力を証明する作品集(ショウリール/デモリール)です。このコースでは、プロのメンター(指導者)から直接アドバイスを受けながら、世界に通じるハイレベルな作品集を作り上げることができます。
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Bachelor of Visual Effectsの基本情報

Adelaide University公式のBachelor of Visual Effectsから確認できる、留学生向けの最新基本情報は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
| 大学 | Adelaide University (アデレード大学) |
| コース名 | Bachelor of Visual Effects |
| 学位レベル | Undergraduate(学士課程・3年制) |
| 入学時期 | 2月、7月 |
| 学習形態 / キャンパス | オンキャンパス / Magill Campus および Adelaide City Campus |
| プログラムコード (Program code) | BVIEF |
| CRICOSコード | 115765K |
| 留学生向け年間学費(2026年目安) | A$43,400 |
| 英語要件 | IELTS Overall 6.5(各バンド6.0以上) |
| 入学時の前提知識・科目 | なし(未経験からでも挑戦可能です) |
⚠️ 学費に関する注意点
提示している学費は、2026年に開始する留学生を対象とした年間の目安額です。大学の公式案内では、翌年以降(2027年以降など)に受講を始める場合、学費が改定されて高くなる可能性があると示されています。
出願を検討される際は、最新の学費(Tuition fee)、学生ビザ申請費用、海外留学生健康保険(OSHC)、現地での生活費などを、再度公式情報で組み立てて算出することをおすすめします。
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何を学ぶ?VFXで身につくスキル

Bachelor of Visual Effectsでは、映像制作の基礎からスタートし、VFXアーティストとして現場で即戦力となるための専門スキルまでを段階的に学びます。
Adelaide University公式のBachelor of Visual Effectsコース紹介によると、最初の1年半は分野を横断した基礎的な学習や業界とのネットワークづくりを行いながら、合成(Compositing)、ダイナミックエフェクト、3Dモデリングとアニメーション、バーチャルプロダクション、撮影技術(Cinematography)、ストーリーテリングといった土台を築きます。
その後は、トラッキング、ライティング、クリーチャーエフェクト、フォトリアルな3Dアニメーションなど、よりプロの現場に即した高度な技術を追求します。最先端のVFXラボや、バーチャルプロダクションスタジオ、グリーンクリーンスタジオ、VR(仮想現実)施設といった、大学が誇る最高峰のクリエイティブ設備を使用できるのも特徴です。
3年間の標準的なカリキュラム例
大学の標準的な学習計画から、特徴的な科目をピックアップしました。
| 学年・時期 | 主な学習科目(例) |
| 1年目前半 |
Cinematic Design(映画デザイン) Digital Compositing(デジタル合成基礎) Introduction to 3D(3D表現入門) Introduction to Film and Television(映画・テレビ入門) |
| 1年目後半 |
Cinematography and Editing(撮影と編集) Character Performance(キャラクターの演技表現) Look Development(映像の質感決定/ルックデヴ) |
| 2年目前半 |
Dynamic Effects(炎や水などの動的シミュレーション) Hard Surface Modelling(ロボットや乗り物などの金属・硬質モデリング) |
| 2年目後半以降 | RSP(Rising Sun Pictures)での実地研修科目(Placement型選択科目) |
2年目後半からスタートするRSPスタジオでの「実習プログラム」
2年目の後半からは、実際のVFXスタジオ「Rising Sun Pictures」のアデレードオフィスに週5日(9:00〜17:00)登校するようなスタイルで、より実務に近い選択科目(VFX Placement)を履修していきます。
例えば、選択科目のひとつである「VFX Placement: Creature Effects(MDIA 3904)」では、なんと600時間におよぶ業界実習(Work Integrated Learning)が組み込まれています。
授業では、キャラクターの髪の毛(Hair)、動物の毛皮(Fur)、衣服(Cloth/Garments)などを風や動きに合わせてリアルになびかせるシミュレーション技術をはじめ、世界基準のクリーチャー制作のワークフローを実践。さらに、就職活動で最大の武器となる「プロクオリティの作品集(ショウリール)」と履歴書の作成を、第一線のプロからメンタリング(指導)を受けながら進めることができます。
Rising Sun Pictures(RSP)との連携が最大の強み

Rising Sun Pictures(RSP)は、オーストラリア・アデレードを拠点とし、ハリウッド映画や数々の有名作を手がけてきた世界最高峰のVFXスタジオです。
RSPの教育プログラム(Education program)は2012年に発足しました。その後2015年に大学との提携コースが始まって以来、学部・大学院レベルのVFXコースを通じて、数多くの学生が業界への最初の一歩を踏み出し、プロとして活躍し続けています。
Adelaide UniversityのBachelor of Visual Effectsを通じて、学生は実際のVFXスタジオの環境で学びながら、次のような極めて実践的な経験を得ることができます。
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グローバルなVFX業界に入るための高度な技術・専門スキルの習得
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業界を牽引するRSPのリーダーや現役プロフェッショナルからの直接指導
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プロのアーティストのフィードバックを受けながら、就職に直結するデモリール用の高品質なショット制作
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RSPスタッフや現地のVFXコミュニティとの貴重なネットワーキング機会
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**実際の制作環境(スタジオ内実習)**で、リアルな締め切りを意識しながら劇場用長編映画(Feature film)クラスのショット制作に挑む経験
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世界標準の業界ソフトであるHoudiniの公認インストラクター(Houdini Certified Trainers)からの体系的な学習
大学構内のラボと、プロが日常的に稼働するVFXスタジオ。この2つの環境を行き来しながら学べるのが本コース最大の魅力です。
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大学院でVFXを学ぶ選択肢もある

提供されている4つのGraduate Certificateコース
アデレード大学と世界的なVFXスタジオ Rising Sun Pictures(RSP) の共同開発・スタジオ内実習による大学院コースとして、以下の4つがあります。
| コース名(Graduate Certificate in…) | 主な学習内容・ツール | 期間・形態 | 公式リンク(英語) |
| Dynamic Effects and Lighting | Houdiniを用いたダイナミックシミュレーション、フォトリアルなライティング、爆発、水、パーティクル、プロシージャルモデリングなど | 0.5年(フルタイム) | 詳細を見る |
| Compositing and Tracking | 合成(Compositing)、ペイント、ロトスコープ、3Dトラッキング、キャラクターマッチムーブなど(Nuke, Maya, Silhouette, 3D Equalizerなどを使用) | 0.5年(フルタイム・12週間で修了する集中コース) | 詳細を見る |
| 3D Animation | Mayaを用いたフォトリアルな3Dアニメーション。プロップ(小道具)、乗り物、デジタルダブル(複製)、実在/架空のクリーチャーのアニメーションなど | 0.5年(フルタイム) | 詳細を見る |
| Creature Effects | 髪の毛(Hair)、毛皮(Fur)、衣類(Cloth / Garments)のシミュレーション、クリーチャーエフェクトのパイプライン(MayaやHoudiniを使用) | 0.5年(フルタイム) | 詳細を見る |
入学要件(Entry Requirements)
これらの大学院(Postgraduate)コースへの出願には、通常の学士課程(Bachelor)よりも実践的かつ高度な準備が必要です。
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提出必須書類
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履歴書(CV)
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60秒間のデモリール(VFX Showreel):自分の技術力を証明する最新の映像作品集が必須となります。
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主な学術・実務経験基準
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関連分野の学士号を持っている、もしくは「VFX業界またはクリエイティブ業界における3年以上の実務経験」があること(デモリールによる証明を含む)が基準となります。
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英語要件
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一般的なアデレード大学の大学院(Postgraduate)留学生向け基準として、IELTS Overall 6.5(各バンド6.0以上) がベースラインとなりますが、入学時期や最新の国別要件によって変動することがあるため、大学公式サイトでの個別確認を推奨します。
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出願における注意点(必ず公式ページの確認を!)
大学院(Graduate Certificate)コースは実践的なプロ養成コースのため、出願には履歴書(CV)に加えて、自分の実力を示す「60秒間のデモリール(Showreel)」の提出が必須となります。
また、出願資格として関連分野の学位、またはVFX/クリエイティブ業界での一定期間(目安として3年以上)の実務経験が求められます。
学費、英語要件(IELTSなどのスコア)、正確な入学締め切り日は随時アップデートされるため、出願手続きを始める前に必ずアデレード大学(Adelaide University)の各コース公式ページで最新条件を確認してください。
アデレードでVFXを学ぶメリット

オーストラリアのアデレードでVFXを学ぶことには、「落ち着いた生活環境」と「プロの現場がすぐ近くにあること」の絶妙なバランスという、大きなメリットがあります。
1. 暮らしやすさと、一流の現場が共存する街
シドニーやメルボルンのような大都会と比べると、アデレードは物価が比較的抑えめで、治安が良くとても落ち着いた都市として知られています。 その一方で、ハリウッド映画を手がける世界最高峰のVFXスタジオ「Rising Sun Pictures (RSP)」の本拠地でもあります。「生活は穏やかに、勉強は最先端のプロのすぐそばで」という、クリエイターの卵にとって理想的な環境が整っています。
2. 学歴よりも「実力」が重視される世界で勝てるカリキュラム
VFXの業界では、「どこの大学を卒業したか」という学歴よりも、「実際に何を作れるのか」という実力が100%重視されます。採用選考で最も重要になるのは、以下の3点です。
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デモリール(作品集): 自分の実力を証明するために、過去に作った短い映像作品をまとめた自己紹介用の動画。
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得意分野の明確さ: 「3Dモデル作りが得意」「爆発のエフェクトが得意」など、自分の強みがはっきりしていること。
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プロの仕事の流れ(制作パイプライン)の理解: 実際の現場で、どのような手順で、どのように役割分担をして1本の映画が作られていくかを知っていること。
Adelaide UniversityのBachelor of Visual Effects(視覚効果学部)では、この「プロとして就職するための作品(デモリール)作り」や、「実際の現場とほぼ同じ流れで進める共同プロジェクト」に徹底して取り組みます。
「とにかく手を動かして、プロに通用するハイクオリティな作品作りを追求したい!」という実践派の方に、これ以上ないほどぴったりのコースです。
卒業後に目指せるキャリア

Adelaide University公式のBachelor of Visual Effectsコース案内では、卒業後に目指せる代表的なキャリアとして、以下のような多岐にわたる職種が挙げられています。
| 職種 | 簡単な仕事内容 |
| 3D Animator | キャラクターやオブジェクトに命を吹き込み、リアルに動かすスペシャリスト。 |
| FX Artist | 炎、水、爆発、破壊などの物理シミュレーション(エフェクト)を作成する。 |
| Lighting Artist | 3D空間に光と影を配置し、実写とCGを完璧に調和させる。 |
| Compositor | 実写素材や様々なCG素材を1枚の美しい映像に「合成」する最終工程のプロ。 |
| Concept Artist | 映画やゲームの世界観、キャラクターなどのデザインをイラストで具現化する。 |
| Paint and Roto Artist | 不要な映り込みの消去や、合成に必要な輪郭切り抜き(ロトスコープ)を行う。 |
| Match Move Artist | 実写カメラの動きを解析し、3D空間上のカメラの動きと完全に一致させる。 |
| DMP (Digital Matte Painter) Artist | 実写では撮影できない背景や広大な世界観をデジタル絵画で描き出す。 |
| 3D Modeller | キャラクターや背景、プロップ(道具)などの3Dモデル(立体形状)を制作する。 |
| Creature Technical Director | モンスターや動物などのキャラクターが、骨組みや筋肉の動きに従ってリアルに動く仕組みをシステム的に構築する。 |
| Layout Artist | 3D空間上でカメラのアングルやキャラクター、背景の配置(構図)を決める。 |
| Production Assistant / Coordinator | 制作進行を管理し、アーティスト間の連絡やスケジュールの調整を行う。 |
| Rigger | 3Dモデルに骨組み(リグ)やコントローラーを設定し、アニメーターが動かせる状態にする。 |
| VFX Editor | VFX制作におけるカットの編集や、実写素材とCGチームの映像のタイミングを同期・管理する。 |
| Technical Services Operator | スタジオのシステムやパイプライン、データの管理・保守を技術面からサポートする。 |
在学中から「自分の強み」を絞り込むことが成功の鍵
VFX業界は、スタジオやプロジェクトごとに作業工程が細かく専門化されています。
就職を有利に進めるためには、在学中から「自分はCompositing(合成)に特化するのか」「3D Animationなのか」「Creature Effectsなのか」「Lightingなのか」など、目指す専門領域を早めに決め、その分野で圧倒的なクオリティを示す作品集(デモリール)を作り上げることが極めて重要です。
まとめ:アデレード大学へ留学ならMiraiBridge

アデレードでVFXを学ぶなら、プロのスタジオRSPと連携するAdelaide Universityの「Bachelor of Visual Effects」が有力。実務に近い環境で合成や3Dアニメ、エフェクトを学び、就職に直結する作品集を作れます。
年間の学費目安はA$43,400、英語要件はIELTS 6.5です。実力重視の業界だからこそ、最新の出願要件や留学費用を公式ページで確認し計画的に進めましょう。
留学プランで迷ったら、ぜひMiraiBridgeにご相談ください。 当カウンセラーはオーストラリア現地での大学卒業を経て、実際に永住権を取得した経験を持っています。自身の体験に基づいたリアルな情報と、一人ひとりのキャリアプランに寄り添った的確なアドバイスで、あなたの留学を成功へと導きます。
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