オーストラリアで仕事をするには?仕事の探し方や注意点を解説

オーストラリアで働くことに興味をもちつつも、「オーストラリアで日本人が働ける仕事は?」や「オーストラリアでの仕事の探し方は?」などの疑問がある方もいるのではないでしょうか。

今回は、オーストラリアでできる仕事や仕事の探し方、注意点を解説します。これからオーストラリアへの移住やワーホリを検討している方は参考にしてみてください。

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オーストラリアで働ける仕事を紹介

オーストラリアは、賃金が高くワーホリや移住先として人気な国ですが、どのような仕事があるかまで知らない方もいるでしょう。

オーストラリアで働ける仕事は大きく分けて3種類あります。

・現地にある日系企業で働く
・専門的な資格を活かして働く
・現地の民間企業で働く

それぞれ詳しく解説します。

現地にある日系企業で働く

現地にある日系企業では、駐在員以外に現地で働ける日本人を募集しているケースがあります。日系企業の求人は、一般的な求人サイトに掲載されています。

日系企業は、シドニーやメルボルンなどのオーストラリアの都市部に支店を置いているケースがほとんどです。そのため、現地の日系企業で働きたい方は、オーストラリアの都市部への移住がおすすめです。

オーストラリアには日系企業が約850社あります。日系企業の求人数は、世界各国から人々が集まるシドニーが最も多いとされ、次いでメルボルンやブリスベンなどの都市部が挙げられます。

ゴールドコーストやケアンズ、パースなどは観光地のため、現地企業でも季節によっては仕事が少ないといわれています。都市部から離れるほど日系企業の求人は減っていくと考えて良いでしょう。

主な仕事内容は、オフィスワーク、レストラン、ショップ店員、ホスピタリティなどがあげられます。シドニーなどの都市部は求人数も多いことに加え、職種が幅広いのも特徴です。

専門的な資格を活かして働く

看護師や保育士、美容師など専門的な資格を活かす仕事は、高いスキルが求められるため、給与が高い傾向にあります。

また、オーストラリアは美容師の国家試験がないので、スキルがある方であればすぐに働くことができます。

保育士や看護師は、学力や英語力の有無により資格の取得方法が異なります。例えば、以下の3つの条件を満たす場合、オーストラリアの学士号課程を卒業しなくても看護師の資格が取得可能です。

・大卒
・正看護師の資格
・IELTS7.0以上の英語力

英語力や学歴が足りない場合は、オーストラリア国内で専門学校や語学学校に通って資格取得を目指すのが有効です。

現地の民間企業で働く

就職の難易度は最も高いですが、現地の民間企業で働くことも可能です。現地の企業は、オーストラリア人も応募するため、ネイティブレベルの英語力、現地の人に劣らないスキルが必要です。

具体的には、まず、世界共通であるITのスキルや知識が挙げられます。また、調理師や美容師、米国公認会計士、経営学修士(MBA)などさまざまな資格も現地で働く際に有効です。

どうしても現地の民間企業で働きたいけど、英語力やスキルが足りない方は専門学校に通いましょう。学校によっては就職支援があるので、自分で応募するよりも内定がもらえる確率を高められます。

専門学校は、進学や就職に有利な国家資格を取得できる学校がおすすめです。また、オーストラリアには、国内の労働需要に応じた職業のリストがあり、その職業に就くと永住権を取得しやすくなります。

ただ、リストに載っている職業に就くためには専門知識やスキルが必要なのでどのような職に就きたいか考えてから専門学校を選びましょう。

【ワーホリ向け】英語が苦手・資格なしでも働ける仕事

オーストラリアでは、英語が苦手な方でも就ける仕事があります。ファームジョブやホテルの清掃スタッフであれば、コミュニケーションを交わす機会が少ないので、英語が苦手な方でも働きやすいです。

ただし、英語を使わない仕事は、英語が必要な仕事に比べて給料が低い傾向があります。そのため、オーストラリアで稼ぎたい方や暮らしたい方には向いていません。

オーストラリアで仕事を探す際に必要なもの

オーストラリアで仕事を探す際に必要なものは、ふたつあります。

・Tax File Number
・レジュメ/英文履歴書

これらをお持ちでない場合、仕事への応募はできないので、仕事を探し始める前に用意しておきましょう。

Tax File Number

Tax File Numberとは、オーストラリアの納税者番号のことです。オーストラリアで働く場合はビザの種類に関わらず、働く際に雇用主に見せる義務があります。

働き始めるときに必ず雇用主から聞かれるので、仕事探しをする段階で用意しておきましょう。

レジュメ/英文履歴書

オーストラリアでは、履歴書を手書きでなくPCで作成します。日系企業や飲食店では、日本語の履歴書が求められますが、それ以外では英語の履歴書が求められます。

一から英語で作成することが難しい方は、履歴書作成サイトのテンプレートの使用がおすすめです。テンプレートを見つけてダウンロードしたら、自分の経歴に書き換えて使用しましょう。

履歴書を手渡しで配る場合は、USBやスマートフォンに履歴書のPDFを入れ、図書館やOfficeworksなどで印刷をしましょう。

オーストラリアでの仕事の探し方

必要な書類を用意できたら、実際に仕事を探していきます。オーストラリアで仕事を探す方法は4つあります。

・求人サイトを活用する
・友人からの紹介で応募する
・履歴書を配る
・面接/トライアルを受ける

それぞれを詳しく解説します。

求人サイトを活用する

オーストラリアでは、さまざまな求人サイトで求人の募集がされています。代表的な求人サイトの特徴を下記の表でまとめましたので参考にしてください。

求人サイト名 特徴
Gumtree 現地の方が最も利用しているコミュニティーサイトです。飲食店や工事、販売、事務など幅広い仕事を取り扱っています。

応募のボタン(send message)を押すと応募メッセージが自動生成されるので、そのまま送れます。

Indeed 日本でもよく利用されているIndeedはオーストラリアでも人気です。多種多様な仕事が掲載されているので、ほかの求人サイトには掲載されていなかった求人を見つけられます。
SEEK オーストラリアで最も有名な求人サイトです。オーストラリア全州の仕事を探すことができ、求人数も豊富です。

無料でアカウントを作ることができ、履歴書などを保存しておけます。

これら以外にも求人サイトは豊富なので、自分にあった求人サイトを見つけていきましょう。

友人からの紹介で応募する

職種にこだわらない場合、最も雇ってもらえる確率が高いのが友人からの紹介です。

留学生はビザの期限があるため、就労期間に制限があります。ワーキングホリデーは、とくにそのサイクルが早いので、あまりひとつの場所で長く働けません。退職する際に、オーナーから「次の人を見つけてきて」と頼まれることが多いため、良い条件の仕事は紹介のみで知ることができます。

面接をせずに採用となるケースもあるので、友人が現地にいる方は紹介してもらうのも良いでしょう。

履歴書を配る

日本ではあまりないことですが、オーストラリアでは直接お店に出向き、仕事を探していることを伝えて履歴書を手渡しするケースがほとんどです。お店にはたいてい張り紙がしてあるので、「仕事を探している」と直接お店の方に話しかけて問題ありません。

ただし、履歴書を渡すだけでは仕事につながりません。その場で面接を取り付けるか、責任者の方がいない場合は、後日改めて訪問してみましょう。

面接/トライアルを受ける

応募して興味を持ってもらえると、採用したいお店から電話やメールが来て、面接やトライアルに進めます。トライアルとは、実際にお店で2時間〜半日ほど働いて、スキルや英語力をチェックする実技試験のことです。

オーストラリアで仕事をする際の注意点3点

実際に求人に応募する前に、下記の3つの注意点を確認しましょう。

・オーストラリアの就労に関する法律や規則を押さえる
・高い賃金の仕事につくには一定以上の英語力が必要になる
・働く場所によっては最低賃金以下になる

それぞれを詳しく解説します。

オーストラリアの就労に関する法律や規則を理解する

オーストラリアでは、2022年に公正労働法(フェアワーク法)が改正されたことにより、働きやすくなりました。

就労に関する規則や休暇の取り方、法律などは日本と異なる部分も多いため、働き始める前に雇用説明書を一通り確認しておくようにしましょう。

高い賃金の仕事につくには一定以上の英語力が必要になる

外国人がオーストラリアで働く場合、英語スキルと給料は比例するといわれています。英語での接客を伴うだけでなく、勤務中に英語での専門的な会話が必要な場合は、採用のハードルは上がりますが、高い賃金で雇ってもらえることがほとんどです。

働く場所によっては最低賃金以下になる

オーストラリアにも最低賃金を保証する法律がありますが、最低賃金を下回る場合があります。とくに成果報酬型の仕事は、時給換算すると最低賃金よりも低くなる可能性が高くなるため注意が必要です。

 

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まとめ

今回は、オーストラリアで働ける仕事の種類や仕事の探し方、注意点を解説しました。オーストラリアで給料が良い仕事に就きたい場合は、英語力や専門的な資格が必要になるため、勉強して準備しておきましょう。

「Mirai Bridge」では、オーストラリアで就職したい、ワーホリに行きたいなどの相談にものっています。また、充実した現地でのサポートも手厚く、カウンセラー歴10年以上のプロが対応しています。

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