【2026年9月最新】オーストラリアのビザ申請方法|種類・費用・必要書類を解説

オーストラリアに留学するときには、滞在期間に関わらずビザを取得する必要があります。かつては紙の書類で申請する必要がありましたが、現在はオンラインでの申請が可能です。

アメリカ・イギリス・カナダなど、ほかの留学人気国と比べてもわかりやすいビザ申請制度が整っているのですが、どのように申請したら良いのかわからない方もいるでしょう。

今回は、オーストラリアのビザを申請する方法や、申請が却下されたときの対応などについて解説します。

 

オーストラリアのビザは渡航目的で選ぶ

まずは、代表的な3種類の違いを確認しましょう。

ビザ

主な対象

滞在・活動の目安

就労

主な申請窓口

ETA(サブクラス601)

観光、親族訪問、短期商用、3か月以内の就学

有効期間中は複数回渡航でき、1回の滞在は最長3か月

不可

Australian ETAアプリ

学生ビザ(サブクラス500)

語学学校、TAFE・専門学校、大学・大学院などでの就学

コースに応じて滞在。最長5年の場合あり

原則、コース期間中は2週間で48時間まで。所定の休暇中は上限なし

ImmiAccount

ワーキングホリデービザ(サブクラス417)

観光を主目的に、就労や短期就学もしたい人

原則12か月。就学は最長4か月

可。同一雇用主のもとでは原則6か月まで

ImmiAccount

日本のパスポートで観光する場合は、通常ETAが候補です。3か月を超えて学校に通う場合は学生ビザ、働きながら長期滞在したい18〜30歳の人はワーキングホリデービザが主な選択肢になります。

「3か月以内なら必ずETA」とは限りません。現地で働く予定がある、ETAの対象外となる事情がある、過去の犯罪歴やビザ拒否歴があるといった場合は、別のビザや追加手続きが必要になる可能性があります。

オーストラリアのビザ申請にかかる費用

2026年9月16日時点の主な費用は次のとおりです。

ビザ 主申請者の費用 補足
ETA(601) ビザ申請料なし/アプリのサービス料 A$20(約2,千円) 申請者本人が公式アプリから手続き
学生ビザ(500) 通常 A$2,500(約28万円) 2026年7月1日にA$2,000から改定。独立したELICOS・Non-Awardコースなどは軽減料金の対象となる場合あり
ファースト・ワーキングホリデービザ(417) A$840(約9.4万円) 申請時に表示される最終額を確認

学生ビザは、コースの種類や同行家族、オーストラリア国内からの申請歴などによって総額が変わることがあります。クレジットカード等の決済手数料、健康診断、英文証明書、翻訳、OSHCなども別途必要です。

料金は原則として申請時点の金額が適用されます。必ず内務省のVisa Pricing Estimatorで確認してください。

【4STEP】ETA(サブクラス601)の申請方法

ここからは、ビザを申請する流れを紹介します。まずは、観光ビザの申請方法からみていきましょう。

STEP1:申請条件を確認

ビザを申請する前に、申請条件を確認しておきしょう。オーストラリアの観光ビザの申請条件は以下の通りです。

・対象となるパスポートをもっている
・観光や親族訪問など、所定の目的のための一時滞在である(就学は3か月以内なら可・就労は不可)
・1渡航あたり3か月以内の滞在である
・健康要件を満たしている
・犯罪で有罪判決を受けていない

より詳しい条件については、オーストラリア政府が公開している条件を確認しましょう。

参考:「Subclass 601 Electronic Travel Authority(資格)」(Australia Government)

STEP2:アプリ「AustralianETA」をインストール

条件を確認したら、オーストラリアのビザ申請用アプリ「AustralianETA」をインストールします

【ダウンロードサイト】
・iOS:AustralianETA
・Android:AustralianETA

STEP3:申請

続いて、アプリ上の案内に沿って申請手続きを進めましょう。手続きの際には以下のものが必要です。

・メールアドレス
・パスポート写真ページのデータ
・本人確認用の写真
・クレジットカード(申請料AUD20の支払い用)

STEP4:申請完了

アプリ上で申請が完了すると、登録したメールアドレスに結果が届きます。ただし、最大12時間程度かかるケースもあるため、結果が届かないときも少し待ってみましょう。

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【5STEP】学生ビザ・ワーホリビザはImmiAccountから申請する

学生ビザ・ワーホリビザはImmiAccountから申請する

続いて、学生ビザとワーキングホリデービザの申請方法を解説します。

STEP1:申請条件を確認

学生ビザ・ワーキングホリデービザを申請するときも、まずは申請条件の確認から始めましょう。

【学生ビザの申請条件】
・6歳以上である(そのほかの年齢要件も満たしている)
・学業のための一時滞在である
・認定校のコースに登録し、就学の証明書類を用意している
・英語スキルの要件を満たしている
・健康要件を満たしている
・海外留学生用保険に加入済みである
・犯罪歴がないなど、定められた人物要件を満たしている
・滞在に必要な資金を用意している
・オーストラリアの価値観を尊重し、法律を守ることを誓うことに同意する

【ワーキングホリデービザ(ファースト)の申請条件】
・対象となるパスポートをもっている
・ワーキングホリデーの対象年齢である
・過去にワーキングホリデービザで入国したことがない
・英語スキルの要件を満たしている
・健康要件を満たしている
・犯罪で有罪判決を受けていない
・所定の保険に加入済みである
・滞在に必要な資金を用意している
・オーストラリアの価値観を尊重し、法律を守ることを誓うことに同意する

セカンド・サードのワーキングホリデービザの申請条件は上記と異なります。より詳しい条件については、オーストラリア政府が公開している条件を確認しましょう。

参考:「Subclass 500 Student visa(資格)」「Subclass 417 First Working Holiday visa(資格)」(Australia Government)

STEP2:Immiアカウントを作成

学生ビザやワーキングホリデービザは、「ImmiAccount」というオンラインシステム上で申請します。ImmiAccountのサイトにアクセスし、「Create an ImmiAccount」から必要事項を登録してアカウントを作成しましょう。

参考:「ImmiAccount」(オーストラリア内務省)

STEP3:申請

ImmiAccountへの登録を済ませたら、必要なビザを申請します。すべて英語で入力する必要があるので、間違えないよう慎重に作業を進めましょう。

【学生ビザの申請】
ImmiAccountにログインし、「New application」をクリックする
2.「Student」をクリックし、「Student visa(500)」を選択する
3.表示された規約の内容を確認して同意する
4.申請書の必要事項を入力する
5.必要書類をアップロードして提出する

▶【申請方法】オーストラリアの学生ビザを取得するには?費用や注意点も解説

【ワーキングホリデービザの申請】
1. ImmiAccountにログインし、「New application」をクリックする
2.「Work & Holiday」をクリックし、「First Working Holiday visa(417)」を選択する
3.学生ビザと同様の流れで申請手続きを進める

STEP4:申請料金の支払い

申請手続きが完了したら、申請料金を支払いましょう。料金は2026年7月時点で学生ビザが2,500AUD(約28万円※)、ワーキングホリデービザが840AUD(約9.4万円)です。以下の支払い方法が利用できます。
※基本オーストラリアの学生ビザの申請料金は2,500豪ドル(約28.0万円)ですが、
大学などの留学を伴わない語学学校の一般英語コースのみなどの場合は$2050(約23万)です。

・クレジットカード
・PayPal
・UnionPay
・BPAY

支払いが完了しビザが発行されると、登録したメールアドレスに結果が届きます。ImmiAccount上でも確認可能です。

ビザ申請は何日前にする?2026年の審査期間

内務省が公表した2026年7月のカテゴリー別中央値は次のとおりです。

カテゴリー

2026年7月の中央値

注意点

観光(ETA)ビザ

1日未満

601と651は一般に短いが、600や追加確認がある申請は長期化する場合あり

学生ビザ

21日

コース開始より十分前に、必要書類をそろえて申請することが推奨されている

ワーホリビザ

5日

現在はオーストラリア国内申請が優先され、国外申請は数か月かかる場合がある
※2026年7月に申請し、いまだに認可が下りていないケースがあります。
3カ月以上前から余裕をもって申請しましょう。

これは保証期間ではなく、最近処理された申請の中央値です。申請の完全性、追加照会への回答、健康・人物審査、申請件数、審査方針などで大きく変わります。

内務省は、ワーキングホリデーについて、ビザが発給されるまで航空券の予約や仕事・就学の確約をしないよう案内しています。学生ビザも、学校からCoEを受け取ったら、コース開始に十分間に合うよう準備しましょう。

最新状況はVisa processing timesで確認してください。

ビザが却下(拒否)された場合

オーストラリアのビザ申請が却下されてしまった場合は、慌てずに以下のステップで対応を検討しましょう。

  1. 却下通知書(Refusal Letter)の理由を精読する:
    移民局から届く通知書には、なぜ却下されたのかという具体的な理由(法的な根拠条項)が必ず英語で記載されています。原因が「書類の提出漏れ」なのか「GS基準(留学目的)の疑い」なのかを正確に把握することが最優先です。
  2. 再申請(再チャレンジ)を行う:
    提出漏れや単純な記入ミス、残高不足が原因であれば、不足していた書類や正しい情報を揃え直すことで、再度ビザを最初から申請し直すことができます(※ただし申請料は再度かかります)。
  3. 専門家(登録移民エージェント・弁護士)に相談する:
    留学の目的(GS基準)や資金の出所を疑われて却下された場合、個人で文面を修正して再申請しても、一度目の却下履歴があるため再び拒否される可能性が非常に高くなります。納得がいかない場合や、法律の解釈が絡む複雑な理由で却下された場合は、オーストラリア政府公認の登録移民エージェントやビザコンサルタントなど、プロの専門家に間に入ってもらい、正当性の申し立てや再申請のサポートを受けるのが賢明です。

オーストラリアのビザ申請に関するよくある質問

Q1. ビザの申請はいつ行うのがベストですか?(申請の適切なタイミング)

A1. 渡航予定日の「3〜4か月前」を目安に申請を開始するのが理想的です。 近年、オーストラリア政府のビザ審査は非常に厳格化しており、発給までに予想以上の時間がかかるケースが増えています。直前の申請は渡航延期のリスクを伴うため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

  • 観光ビザ(ETA): 数日〜数週間で発給されることが多いですが、念のため渡航の1か月前には申請を終えておくと安心です。

  • 学生ビザ・ワーキングホリデービザ: 書類不備や追加の健康診断を求められる可能性があるため、渡航の3〜4か月前の申請を強く推奨します。特に学生ビザは、学校から発行される「入学許可書(CoE)」が届き次第、速やかに申請を進めてください。

参照元:
・Student visa (subclass 500) – Global processing times
・Work and Holiday visa (subclass 417) – Global processing times

Q2. 申請時にパスポートの有効期限(残存期間)はどのくらい必要ですか?

残存期間が「1年未満」の場合は、日本国内で新しく更新してからビザを申請することを強く推奨します。 滞在途中でパスポートが切れると、現地での更新手続きやビザ情報の紐付け変更など、非常に煩雑な手続きが必要になるためです。滞在途中でパスポートが切れると、現地での更新手続きや、新パスポートへのビザ情報の移行手続き(ImmiAccountでのアップデート)など、非常に煩雑な手続きが必要になるためです。

参照元: You must have a valid passport for the duration of your stay.

Q3. 資金証明(残高証明書)はいくら分必要ですか?

ビザの種類によって大きく異なります。

  • ワーキングホリデービザ: 原則として5,000豪ドル(+帰国用航空券代)日本円で約60万以上の資金証明が必要です。

  • 学生ビザ: 一律で「提出必須」ではない
    ※近年の審査厳格化に伴い、申請後に「追加書類」として残高証明書の提出を求められるケースが急増しています。 そのため、条件を満たせる方(目安として「1年分の学費 + 30,000豪ドル以上」の資金証明が出せる方)は出していただくと安心です。

いずれも、銀行が発行する「英文の残高証明書」をマイページ(ImmiAccount)にアップロードして提出します。なお、申請直前に急に大金が振り込まれた口座の場合、資金の出所(原資)を疑われて却下される原因になるため、普段から使用している口座の証明を用意しましょう。

参照元:
・ワーホリ資金規定:Working Holiday visa (subclass 417) – Eligibility (Have enough money)
・学生ビザ資金引き上げ(2024年5月改定):Student visa (subclass 500) – Financial capacity requirements

Q4. 学生ビザを申請する際、保険の加入は必須ですか?

はい、法律で義務付けられています。 オーストラリア滞在の全期間をカバーするOSHC(留学生健康保険)への加入と、その証明書の提出が必須条件となります。
参照元: Student visa (subclass 500) – Health insurance

Q5. 英語での入力に自信がありません。注意すべき点はありますか?

 必ず「半角英数字」で、100%正確に入力してください。
スペルミス、パスポートの記載内容と実際の入力情報の矛盾、添付書類の不備などは、審査の大幅な遅延や一発却下に直結します。申請ボタンを押す前に、何度も確認を行ってください。

Q6. ビザ申請後にやっておくべきことはありますか?

主に以下の3点に注意し、政府からの連絡を見落とさないようにしてください。

  1. メールの頻繁な確認: 政府(内務省)から追加書類の提出リクエストや、健康診断の受診指示が届くことがあります。迷惑メールフォルダーも含めて定期的にチェックしましょう。

  2. 指定病院での健康診断: 健康診断(Medical Examination)の指示が出た場合は、必ずオーストラリア政府が指定した日本国内の認定病院(東京・大阪・神戸・福岡など)を予約して受診する必要があります。

  3. ステータスの確認: ビザの審査状況や、発給されたビザの詳しい条件(労働時間の制限など)は、政府の公式確認システムであるVEVO(Visa Entitlement Verification Online)からいつでもオンラインで確認可能です。

参照元:
・健康診断の指定病院一覧:オーストラリア政府指定・日本の認定病院(Panel physicians)
・VEVO公式ページ:Check visa details and conditions (VEVO)

Mirai Bridgeなら最新の現地情報をもとにアドバイスを受けられます。

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まとめ

オーストラリアのビザにはいくつか種類があります。就学、ワーホリなど、目的に応じて必要なビザを取得しましょう。ビザの申請手続きはすべて英語になるので、難しい場合は専門家の手を借りるのがおすすめです。

「Mirai Bridge」では、無料でビザ取得を中心とした各種手続きや現地到着後のサポートを行っています。最適なプランをご案内しますので、まずはお気軽にご相談ください。

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