ワーホリ中の海外留学で奨学金は利用できる?返済は必要?

ワーホリを利用して海外留学を考えている方もいらっしゃるでしょう。海外留学で不安な要素のひとつが資金面ではないでしょうか。今回は、ワーホリ中に奨学金を利用できるかどうか、奨学金のメリット・デメリット、海外留学で利用できる奨学金について紹介します。


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ワーホリにかかる費用は?

ワーキングホリデービザを利用して海外に滞在するには、さまざまな費用がかかります。まず、ビザ申請費用と海外に渡航するための行きの飛行機代は必須です。

ビザ申請時には往復の航空チケットを求められることもあり、行き先や渡航時期、利用する航空会社によって、航空券代の負担が増すこともあります。

さらに、海外に滞在するには、海外旅行保険の加入や滞在費も必要です。海外旅行保険は、海外滞在中に万が一の事態に備えるための保険で、国によっては、ビザ取得の条件になっていることもあります。

滞在費は、ワーホリで渡航する国や地域に滞在するのにかかるさまざまな費用です。住居費(家賃)や食費、交通費などが想定されます。ワーホリ中に語学学校に通うことを希望するなら、学費や留学サポート費用も必要です。

ワーホリでかかる費用は国やエリアによって異なります。目安として、200万円~400万円程度は必要と考えておいた方が良いでしょう。

なお、ワーホリでは就労ができます。ワーホリにかかる費用は事前にすべて用意しておく必要はなく、就労によりある程度まかなうことが可能です。ただし、語学学校に通う場合は学費などの費用がかかるため、就労だけでカバーできない可能性もあることに注意してください。

学費に充てるお金がない…奨学金は利用できる?

すでに紹介したように、ワーホリではさまざまな費用がかかります。滞在費は就労でカバーできても、学費が加わると厳しい状況になるかもしれません。ワーホリを支援する特別な制度や補助はありません。

ワーホリで語学学校などへの入学を考えているものの、学費の捻出が難しい場合は、奨学金なども検討するのがおすすめです。現地の語学学校などへの入学なら、教育ローンや奨学金が利用できる可能性があります。

ワーホリ中に奨学金を利用するメリット

奨学金を利用するメリットは、ワーホリ中にかかる学費を心配せずに済むことです。奨学金を利用できれば、資金面での負担を理由にワーホリ中の語学学校をあきらめる必要がありません。奨学金により教育費を確保することで、ワーホリ中でも希望する語学学校に通いやすくなります。

また、奨学金は、教育に充てる資金の貸し出しを目的としたものです。通常の借り入れと比べて、金利や返済期間にメリットがあります。

金利は返済に支障が出ないように抑えられていたり、条件によっては金利自体が発生しなかったりする場合もあります。返済期間も一般の借り入れと比べて長めの設定です。

なお、奨学金のうち返済が必要な貸与型の奨学金は、条件が厳しくなく、利用しやすいメリットがあります。

ワーホリ中に奨学金を利用するデメリット

奨学金の注意点は、基本的に借金であることです。ワーホリ中に借りた奨学金は、ワーホリ終了後、あるいは留学プログラム終了後は、将来にわたって返済していかなければなりません。

就職後に返済していくことが多いですが、借り入れた額や給与によっては、返済の負担が重く感じられる可能性もあるでしょう。有利子の奨学金なら、元本(借りた金額)だけでなく、あらかじめ決められた利子の支払いも必要です。

ワーホリでも利用できる奨学金は便利な反面、将来のことを考えて利用しないと、返済が苦しくなる可能性もあります。返済計画を立てたうえで利用を検討しましょう。

海外留学でも返済不要の奨学金はある

奨学金には、貸与型と給付型の2種類が存在します。

貸与型は、借金と同じで、将来にわたって返済が必要な奨学金です。申込時には、基本的に連帯保証人や保証人が求められます。貸与型は、募集している団体が多いのが特徴です。

給付型は、返済不要な奨学金をいいます。返済が必要ないことから、貸与型と比べると採用の倍率が高いです。

倍率が高い理由として、貸与型と比べて募集する団体が少ないことがあげられます。募集人数も制限されており、採用枠自体が小さいのも特徴です。また、貸与型と比べて、申込者の成績や保護者の収入などの基準が厳しいことも理由にあげられます。

海外留学の奨学金にはどのようなものがある?

海外留学でも奨学金は利用できます。具体的にどのような奨学金があるのか、代表例として日本学生支援機構の奨学金などをみていきましょう。

日本学生支援機構の奨学金

日本学生支援機構(JASSO)は、奨学金事業、留学生支援事業、学生生活支援事業の3つを柱に、就学をサポートしている独立行政法人です。

JASSOは、海外留学者向けに、給付型と貸与型の奨学金を設けています。給付型の奨学金は、協定派遣、学部学位取得型、大学院学位取得型の3種類です。

協定派遣は、籍を置く日本の大学などと海外の学校や研究機関などとの協定に基づく留学です。日本の学校に籍を置いたまま、8日以上1年以内の期間、協定先に派遣されるプログラムで、指定都市の場合、協定派遣の奨学金を利用できる可能性があります。

学部学位取得型は学士取得を目的とした大学への留学、大学院学位取得型は修士や博士の取得を目的とした大学院への留学をサポートする奨学金です。学位取得などを前提としていることから、ワーホリでの利用は難しいと考えられます。

貸与型には、大学院学位取得型、学位取得向け、海外協定派遣、短期留学があります。このうち、国内の学校に在学中の短期留学者を対象にしているのが、短期留学と海外協定派遣を対象にした奨学金です。

なかでも、第二種奨学金の短期留学は、3か月以上1年以内で海外の大学などに留学する方を対象にしています。大学を休学してワーホリに行く場合、利用できる可能性があるでしょう。

海外留学者向けのそのほかの奨学金

日本学生支援機構のほかにも、以下のように海外留学で利用できる奨学金はあります。

・外国政府が提供する奨学金
・日本の地方自治体による奨学金
・民間団体による奨学金
・海外の語学学校が提供する奨学金

例えば、日本の地方自治体が提供する奨学金には、埼玉県が募集する「埼玉県・クイーンズランド州スカラシップ」があります。オーストラリアのクイーンズランド州にある特定の高校や大学附属英語学校で学ぶ人向けの奨学金です。

海外の学校が提供する奨学金の例には、オーストラリアのニューイングランド大学の奨学金があります。大学の奨学金は学士取得や修士取得者向けが多いですが、EAPコース(進学準備英語コース)にも奨学金が設けられているのが特徴です。10週間の授業料が奨学金によりカバーされます。

ほかにも、さまざまな団体が、さまざまな奨学金を提供していますので、奨学金の利用を考えるなら事前のリサーチが重要です。

ワーホリ中の社会人の奨学金返済はどうなる?

申請を行わないままでいると、語学学校を卒業して海外留学の期間が終了すれば、ワーホリ中であっても奨学金の返済が生じます。奨学金を利用する場合は、返済のタイミングなどを事前に確認しておきましょう。

日本学生支援機構では、海外居住が一般猶予の申請事由にあります。海外に居住しており、無収入や低収入を理由に奨学金の返済が困難な方を対象にした申請事由です。

以上のように、ワーホリで返還が難しい場合は猶予の申し出、つまり返済を遅らせられる可能性があります。奨学金の返済に不安がある場合は、猶予が利用できないかも検討してみると良いでしょう。

 

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まとめ

ワーホリでも奨学金を利用できる可能性はあります。ワーホリ中に語学学校に通うことを検討している方は、資金的な問題は奨学金の利用で解決できないか検討してみても良いかもしれません。

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