ワーホリから永住権を目指そう!永住権の獲得方法やポイントも紹介

外国の永住権獲得を目指すとき、ワーホリから永住権獲得につなげることはできるのでしょうか。今回は、ワーホリから永住権を獲得する方法について解説します。

ワーホリで永住権は獲得できる

永住権獲得はハードルが高いイメージがあり、「ワーホリから永住権が獲得できるのか?」と疑問に思う方は多いでしょう。結論からいうと、ワーホリから永住権獲得につなげることはできます。

永住権を申請する際には、自国内で一定期間以上就労した経験があるかどうかがチェックされるのが一般的です。就労ビザの申請には、雇用主のジョブオファー(雇用契約書)が必要となりますが、ワーホリはオープンワークパーミットであり、そのような制約はありません。

雇用主側もワーホリであればビザの手続きをする必要がないので、「ビザが取得できなくて働けない」という障害に阻まれずに就労経験を積めます。ワーホリならではの特典を活かせば、永住権獲得に一歩近づけるでしょう。

ただし、永住権申請の条件は国によって異なるため、永住権を獲得したい国が提示している条件を調べることが重要です。

ワーホリを活用して永住権を取る方法~4つのステップ~

ワーホリは永住権獲得に役立つものではありますが、ワーホリを経験すれば永住権申請が認められるわけではありません。ここでは、ワーホリから永住権獲得につなげるためのステップを紹介します。

1.1年間ワーホリを経験する

ワーホリはどのような職業にも就けるのが魅力ですが、永住権を獲得するには申請条件に沿った就労経験を積む必要があります。永住権獲得を目指すなら好きなように仕事を選ぶのは我慢して、条件を満たせる働き方をする覚悟が必要です。

日本での職歴や専門スキルが移民局からの評価につながることも多いので、これまでの経歴を活かした職業を選ぶと良いでしょう。

また、現地で人材が不足している職業に就くと、永住権を獲得できる可能性が高まります。例えばオーストラリアでは、政府が公開している職業リストに記載されている職業に就くと、永住権の審査で優遇されます。

ただ、永住権の審査では職業や就労経験だけがチェックされるわけではないので、人手不足の職業に就いたからといって確実に永住権が獲得できるわけではありません。

少しでも永住権の審査を有利に進めたいなら、永住権を獲得したい国が公開している情報を調べてみましょう。

2.就労ビザで仕事をする

ワーホリで就労経験を積んだ後は就労ビザを獲得して働いた年数を延長しましょう。ワーホリは滞在可能期間が原則1年のビザですが、1年の就労経験では永住権の申請条件を満たせないケースが多いためです。

就労ビザを獲得すれば、1~2年ほど滞在・就労できるようになります。ワーホリの際の雇用主に継続雇用してもらえれば、同じ場所で仕事を続けられるので相談してみましょう。

とはいえ、就労ビザを取得するには面倒な手続きを行う必要があるため、雇用主によっては打診を拒否される場合もあります。継続雇用してもらえず、就労ビザの獲得が難しそうな場合は、留学エージェントなどに相談してみると良いでしょう。

3.条件を満たすと永住権を申請できる

就労ビザを獲得し、永住権の申請条件を満たしたら、永住権の申請手続きを行いましょう。永住権の申請条件やルールが国ごとに違ううえに、複数種類があったり内容が変更されたりすることもあるので、最新の情報を調べることが大切です。

4.永住権を取得する

永住権の申請手続きが完了したら、あとは結果が出るのを待つだけです。とはいえ、審査完了までには長い時間がかかります。

1年以上待たされたり、何か月も待ったあとに「書類が足りない」といわれたりするケースもあるので気長に待ちましょう。

 

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ワーホリで永住権を取得する際のポイント

永住権の申請では、就労経験以外にもさまざまな経験やスキルが求められます。ワーホリから永住権獲得につなげるために押さえておくべきポイントを知っておきましょう。

現地の学校を卒業する

永住権の審査では、日本の学校の卒業資格よりも現地の学校の卒業資格をもっているほうが評価は高くなります。

学校によっては卒業とともに就労ビザが発行される場合があるので、永住権獲得を効率良く進めたいなら、そうした学校を選ぶのもひとつの方法です。

あまり語学力に自信がない場合は、現地の学校に入学する前に語学学校に通うと良いでしょう。語学学校で学んでから現地の学校に入学すれば、授業の内容が理解しやすくなります。

ある程度語学に自信がある場合は、ワーホリ前に現地の学校に入学して卒業資格を得ておくのもおすすめです。

英語力を上げる

英語圏の永住権の申請では、一定以上の英語力があることが条件に含まれます。例えばオーストラリアで永住権を獲得するにはポイントテストで60点以上取る必要がありますが、加点項目に英語力が含まれています。

また、英語力がないと現地で働くのが難しくなるため、永住権獲得を目指すなら英語力もしっかり上げておきましょう。

ただし、ワーホリから永住権獲得を目指すなら、ワーホリ中に語学学校に通うのはおすすめできません。永住権獲得のためには就労経験を積む必要があるため、ワーホリの貴重な時間を語学学習に費やしてはもったいないからです。

先に観光ビザや学生ビザで語学学校に通い、ある程度の語学力が身に付いてからワーホリをするルートがおすすめです。

職歴を積む

現地での就労経験がなくても、日本での就労経験があると現地での就職活動がスムーズに行く場合があります。できるだけ日本でも職歴を積んでおきましょう。

CPA(米国公認会計士)やAWS認定(Amazon Web Servicesに関する知識やスキルを認定する資格)など、世界共通で活用できる資格を取得しておくのもおすすめです。

就労ビザに当てはまる職業に就業する

ワーホリ経由で永住権を獲得するには、ワーホリ後に就労ビザを獲得して就労経験を積む必要があります。

このルートの場合、ワーホリは就労ビザ獲得のために活用すべきものなので、なるべく就労ビザで認められる職業を選ぶことが重要です。

また、ワーホリのときの雇用主に継続雇用してもらうのが効率的なので、将来的に正社員として働けるか、就労ビザや永住権獲得に役立つ経験・スキルが身に付くかも確認したうえで職業を選びましょう。

ワーホリから永住権を目指せる国3選

ワーホリができるのは、2024年時点で30か国に留まります。ワーホリから永住権獲得を目指すなら、永住権を獲得したい国がワーホリに対応しているのかも確認しておきましょう。ここでは、ワーホリ可能な国のうち、英語圏で人気がある国を3つ紹介します。

オーストラリア

オーストラリアは温暖で治安が良く、時給も高いことからワーホリ先として人気です。就労ビザの種類が豊富で、職業リストに記載されている職業に就けるスキルがあれば、スポンサーなしで永住権が申請できる場合があります。

カナダ

カナダは政府指定の職業で、一定以上の就労経験を積むと永住権が申請できます。州単位でも独自の移民プログラムを用意しているので、ワーホリからでも申請可能な手段が見つかりやすいでしょう。

とくにマニトバ州の永住は簡単です。半年以上マニトバ州での就労経験があれば永住権を獲得できます。細かな条件はあるもののユーコン準州も永住権が獲得しやすいです。

イギリス

イギリスでは「一般的な就労ビザ(Tier 2 General work visa)」で入国し、5年以上の就労経験を積むと永住権の就労条件を満たせます。留学ビザなどの場合は、10年以上滞在していることが条件です。

そのほかにもいろいろな条件があるので、イギリスの永住権獲得はハードルが高いといえるでしょう。

まとめ

ワーホリから就労ビザに移行し、就労経験を積めば、永住権の申請ができるようになる可能性があります。ただし、永住権を申請するにはさまざまな条件を満たす必要があり、国によって内容が違うため、永住権を獲得したい国の情報を確認することが大切です。

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