留学中いつからホームシックになる?原因や対処法も解説

海外に留学した方の多くが、ホームシックを経験するといわれています。しかし、渡航費用もかかるので、ホームシックになったからといって気軽に帰ることはできません。

留学に興味はあるものの、「ホームシックになったらどうしよう」と不安を感じる方もいるでしょう。

今回はホームシックの原因やホームシックになりやすい方の特徴、ホームシックになったときの対処法などについて解説します。

留学中にホームシックになりやすい時期や期間とは

留学した方の多くが経験するホームシックですが、特にホームシックになりやすい時期が存在します。いつぐらいにホームシックになりやすいのか、どれくらいの期間続くものなのかについて解説します。

留学し始めて2~3か月後がホームシックになりやすい

ホームシックになる時期は人それぞれですが、一般的には留学から2~3か月ごろがホームシックになりやすい時期といわれています。

初めのうちは新たな環境や文化に慣れるのに必死で、1日があっという間に終わったように感じるでしょう。

しかし、留学から2~3か月ほど経ち、現地での生活に慣れて気持ちに余裕が出てくると、急に日本を思い出して寂しくなるのです。

人によっては留学初日や半年後にホームシックになることもあります。体調が良くないときやトラブルが起きたときに、「日本に帰りたい」と思う方もいるようです。また、1度で終わりではなく、留学期間中に何度がホームシックになる方もいます。

ホームシックの期間は当日~2週間以内

ホームシックの期間も人それぞれですが、通常はその日のうちに、長くても2週間以内には解消するといわれています。ぐっすり眠るなどして時間が経てば、徐々に気持ちが変わっていくでしょう。

しかし、なかにはホームシックが重症化し、うつ病などにかかってしまう方もいます。あまりにも気持ちが落ち込みすぎていたり、症状が長引いたりしている場合は注意が必要です。

ホームシックになる原因4つ

ホームシックに上手く対処するには、原因を把握することが大切です。留学中にホームシックになる主な原因は、以下の4つだといわれています。

・異なる環境や文化に馴染めない
・英語を上手く話せない
・友達が作れない
・SNSで日本の家族や友達の様子を見てしまう

それぞれの詳細について、下記にて解説します。

1.異なる環境や文化に馴染めない

留学すると、これまで生きてきた場所とはまったく違う環境に身を置くことになります。言語も違えば、文化も生活スタイルも違うため、ちょっとしたことでもストレスが溜まることがあるでしょう。

例えば、最初は言葉が上手く伝わらずストレスが溜まります。また、慣れない仕事や新しい人間関係など不安を感じることも多いです。食事の違いによって体調を崩すかもしれません。

そんな環境の変化に馴染めずストレスが少しずつ蓄積し、「日本に帰りたい」と考えるようになります。

2.英語を上手く話せない

英語圏に留学すると生活のすべてが英語になりますが、多くの方は日本語のようにスムーズに話せません。ちょっとした話が伝わらない、授業の内容が理解できないなどで、焦ったり発言するのが怖くなったりすることもあります。

英語力の理想と現実のギャップから「こんなはずじゃなかった」と感じ、ホームシックになってしまう方もいます。

3.友達をつくれない

留学先で友達をつくれず、1人で過ごす時間が多くなったことがホームシックの原因になることもあります。

留学中に何かトラブルが起きても、相談したり愚痴をいえる友達がいれば意外と乗り越えられるものです。

しかし、友達がおらず相談相手がいないとストレスは溜まる一方になり、「日本に帰って家族や友達に会いたい」と考えるようになります。

4.SNSで日本の家族や友達の様子を見てしまう

最近は世界のどこからでも、SNSを介して日本の家族や友達の様子が確認できます。海外で1人で過ごしているときに、楽しそうな家族や友達の様子を見て寂しさが加速し、ホームシックになるケースもあります。

 

留学に関して不安なことは、留学エージェントに相談してみましょう。数多くのワーホリや留学を見ているので、的確なアドバイスをもらえます。

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ホームシックになりやすい方の特徴

留学中にホームシックになる方は多いですが、まったくならない方もいます。ホームシックになる方とならない方の違いは何なのでしょうか。ここでは、ホームシックになりやすい方の特徴を紹介します。

日本にいる友達が多い

日本に友達が多くいる方、頻繁に友達と遊んでいた方はホームシックになりやすい傾向にあります。海外で上手くやれずに落ち込んでいるときに、友達のSNSなどを見て余計に落ち込んでしまうためです。

家族と仲が良い方も同様で、1人でいることに慣れていないためホームシックになりやすいでしょう。

消極的な性格でなかなか行動できない

消極的で行動力がない方は、なかなか友達をつくることは難しいでしょう。特に海外では自ら積極的に話しかけたり遊びに誘ったりと、自分の意見を主張しないと友達をつくるチャンスが減ってしまいます。

その結果、困ったときに相談する方がいなかったり、自信をなくしたりしてホームシックになってしまうのです。

周囲に頼る・相談ができない

友達ができたとしても、大変なときに頼ったり相談したりできないとホームシックの原因になります。自分から声かけできず、察してほしいと待っていても問題は解決しないので、逃げてしまいたくなるのです。

ホームシックになったときの対処法

ホームシックになるかどうかは、留学してみないとわかりません。留学前からホームシックになったらどうしようと悩むより、ホームシックになった場合の対処法を知っておきましょう。

現地で友達をつくる

ホームシックになる原因の多くは、慣れない生活によるストレスや相談相手がいない孤独感です。現地で一緒にご飯を食べたり悩みを相談したりする友達ができれば、気持ちが安定するのでホームシックを解消しやすくなるでしょう。

また、語学力を伸ばしたいなら現地では日本人同士で集まることは避けたほうが良いものの、日本語を話せる友達がいれば気持ちが楽になります。留学生活で役立つ情報を入手できることもあるかもしれません。

積極的にイベントや学校行事に参加する

ホームシックになったら、あえて積極的にイベントや学校行事に参加してみましょう。楽しい雰囲気を肌で感じれば、寂しさが紛らわせるでしょう。

また、イベントや行事のときは普段よりコミュニケーションが取りやすくなるので、思わぬ出会いやチャンスに恵まれる可能性があります。

例えば、海外でもニューイヤーパーティーやクリスマスパーティーは行われます。普段とは異なる状況での会話や文化の違いを知るのに良い機会です。

学校行事は、スポーツ大会や学期末のパーティー、修学旅行などが考えられます。行事は学校によって異なるので一概には言えませんが、積極的に参加することでかけがえのないつながりができます。

当初の留学の目標や目的を思い出す

ホームシックは留学生活に慣れたころにやってきます。留学の目標や目的を思い出して初心に帰れば、気持ちが前向きになるでしょう。

留学生活は永久に続くものではないので、帰国日に後悔することがないように現地での生活を楽しむことが大切です。

規則正しい健康的な生活を送る

体の疲れが溜まっていると、気分まで落ち込みやすくなるものです。特に留学で見知らぬ土地に来ると緊張や不安で気持ちも体力も削られるので、規則正しい生活を心がけて疲れを溜め込まないようにしましょう。

一時的に帰国する

重度のホームシックになるとうつ病などを発症するおそれもあるので、あまりに辛いときや症状が長引いているときは一時帰国も検討しましょう。

日本に帰りたい気持ちでいっぱいで、勉強も手につかないような状態で無理をしても良い結果にはなりません。

思い切って帰国して家族や友達に合えば、気持ちがリセットされてホームシックも解消される可能性があります。

まとめ

留学で慣れない環境に身を置きストレスが蓄積すると、ホームシックにかかりやすくなります。相談できる友達をつくる、積極的に出かけるなどして気分転換できる環境を整えましょう。海外生活をサポートする、留学エージェントを頼るのもおすすめです。

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