オーストラリアでのIELTS受験は、主要都市の公式テストセンターで可能であり、現在はコンピューター版(IELTS on computer)が主流です。
2026年9月時点の受験料は通常A$490が基本となっています。この記事では、オーストラリアでIELTSを受験する方へ向けて、最新の試験形式からテストの予約方法、当日の流れや結果確認まで分かりやすく解説します。
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ToggleオーストラリアでIELTSは受験できる

IELTS(International English Language Testing System)は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を測る英語能力試験です。
オーストラリアでは、大学・大学院への進学や専門職登録、就職、移住、ビザ申請など、さまざまな場面で広く利用されています。
IELTSには、主に次の2種類のテストモジュールがあります。
| 種類 | 主な用途 | 特徴 |
| IELTS Academic(アカデミック) | 大学・大学院進学、専門職登録など | 学術的な英文読解やライティング課題が中心 |
| IELTS General Training(ジェネラル・トレーニング) | 移住、就労、一部の職業訓練・中等教育など | 日常生活や職場を想定した英文が中心 |
リスニングとスピーキングの試験内容は両者で共通ですが、リーディングとライティングの問題内容が異なります。
大学や大学院への進学、または専門職としての登録を目指す場合は、原則として「IELTS Academic」が指定されるケースが一般的です。一方、海外移住や就労ビザの申請などでは「General Training」が利用されます。
ただし、必要とされる試験タイプは進学先の教育機関、専門職団体、ビザの種類によって異なります。申し込む前に、提出先がAcademicとGeneral Trainingのどちらを指定しているかを必ず確認するようにしましょう。
参照元:
・IELTS Australia – Which test should I take?
・IELTS IDP – IELTS test preparation
2026年現在、オーストラリアのIELTSはコンピューター受験が基本
オーストラリアにおけるIELTSは、ペーパー版の提供終了に伴い、現在はコンピューター版(IELTS on computer)が主流となっています。リスニング、リーディング、ライティングはテストセンターのパソコンで受験し、スピーキングは対面形式(または会場によりビデオ通話形式)の面接で行われます。問題内容、難易度、採点基準、0〜9のバンドスコアの仕組みはペーパー版と変わりません。
コンピューター受験の主なメリット
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試験日程の選択肢が多い:ペーパー版に比べて開催日程や回数が豊富です。
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結果が早く出る:通常1〜5日程度で結果が判明します。
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便利な機能が使える:ライティングでの自動文字数カウントや、画面上のハイライト・メモ機能を利用できます。
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One Skill Retakeの対象:万が一目標スコアに届かなかった場合、4技能のうち1つのスキルだけを再受験できる制度を利用できます(※対象会場のみ)。
主な参考元・出典:
・IELTS Australia – Updates to IELTS test delivery
・IDP IELTS – IELTS on computer test
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オーストラリアでIELTSを受験する費用
2026年9月時点、IDP IELTS Australiaが案内している標準的な受験料(1豪ドル=112円で計算)は次の通りです。
| 試験・サービス | 料金の目安(AUD) | 日本円換算の目安 |
| IELTS Academic | A$490 | 約54,880円 |
| IELTS General Training | A$490 | 約54,880円 |
| IELTS for UKVI Academic | A$505 | 約56,560円 |
| IELTS for UKVI General Training | A$505 | 約56,560円 |
| IELTS Life Skills | A$390 | 約43,680円 |
| IELTS One Skill Retake | A$310 | 約34,720円 |
| Enquiry on Results(再採点) | A$230 | 約25,760円 |
通常のIELTS AcademicとGeneral Trainingは基本的に同額です。登録料や決済処理手数料、直前申込による追加料金は通常かかりません。 ただし、地域や会場によって料金がやや高くなる場合があるため、受験する都市・会場を選択したあと、予約画面に表示される最終料金を必ず確認してください。
日本で受験する場合との料金比較 「オーストラリアで受験する方が安いのか、日本で受験する方が安いのか」は為替や申込先によって変動します。単純な受験料の比較だけでなく、次の点まで含めて総合的に判断するとよいでしょう。
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現在住んでいる場所からテストセンターまでの交通費
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希望する試験日程の空き状況
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出願やビザ申請の締切までに結果が間に合うか
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One Skill Retakeを利用する可能性があるか
すでにオーストラリアに滞在している場合、一時帰国して日本で受験するよりも、現地でそのまま受験する方が現実的なケースが多いでしょう。
オーストラリアのIELTS試験会場
IELTS Australiaの2026年公式日程ページでは、オーストラリア国内に21のテストセンターが掲載されています。
主な受験都市は次の通りです。
- シドニー
- メルボルン
- ブリスベン
- ゴールドコースト
- パース
- アデレード
- キャンベラ
- ダーウィン
- ホバート
- ニューカッスル
- ウーロンゴン
- ケアンズ
- ローンセストン
- タウンズビル など
例えば、IDP IELTSゴールドコーストのテストセンターはサウスポート(Southport)にあり、コンピューター版のAcademicおよびGeneral Trainingの試験を実施しています。試験日程や空席状況は会場ごとに異なるため、希望日がある場合は早めに公式の予約画面を確認しましょう。
また、オーストラリア現地の語学学校(英語学校)によっては、学校内でIELTS対策コースが開講されているだけでなく、コース受講の特典や提携テストセンターとの兼ね合いによって、学校内や身近な会場でそのままIELTSを受験できる場合もあります。
語学学校での学習とあわせて受験を検討している場合は、各語学学校が公式テストセンターとどのような提携をしているか、事前に確認してみるとスムーズです。
参考元:
・IELTS Australia – Test locations
・IDP IELTS – Gold Coast Test Centre
オーストラリアでIELTSを予約する方法

IELTSの申し込みは、公式ウェブサイトからオンラインで行うことができます。基本的な予約の流れは次の通りです。
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公式サイトでテストセンターを探す:IELTS Australia公式サイトなどで最寄りの会場を検索します。
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都市と会場を選ぶ:希望する受験地(シドニーやメルボルンなど)のテストセンターを選択します。
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テストモジュールを選ぶ:進学や専門職登録に必要な「IELTS Academic」または、移住・就労向けの「General Training」のいずれかを選択します。
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日時を選ぶ:希望する試験日や時間帯を選びます。
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情報とパスポートを登録する:受験者の個人情報を入力し、有効なパスポートの顔写真ページ(氏名、生年月日、パスポート番号、有効期限が確認できるもの)のスキャン画像をアップロードします。
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受験料の支払い:オンラインで受験料を決済します。
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予約確認:登録したメールアドレスに届く予約確認メールを必ずチェックします。
※予約完了後は、試験日時や会場、そしてスピーキングテストの時間が筆記試験と別枠になっていないかを必ず確認しましょう。
IELTS受験当日に必要なもの
受験当日は、本人確認のために有効なパスポートの持参が必須となります(予約時に登録したものと同一のもの)。
会場によっては到着時刻に非常に厳格で、例えばIDP IELTSシドニーのテストセンターでは、試験開始の少なくとも30分前までの到着が推奨されており、開始10分前を過ぎると受験できなくなる可能性があると案内されています。
当日に向けて確認しておきたいポイントは以下の通りです。
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有効なパスポートを必ず持参する
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会場までの移動時間や交通ダイヤを事前に確認する
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予約確認メールに記載された集合時刻を厳守する
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試験室に持ち込み可能な物を確認する
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スピーキングテストが別日や別時間になっていないか最終確認する
※会場ごとに受付・チェックインのルールが細かく異なる場合があるため、必ず事前に予約確認メールの案内を優先して確認するようにしましょう。
参考元:
・IELTS Australia – Book your test
・IDP IELTS – Test day advice
IELTSの試験時間と4技能の流れ
IELTSは、「Listening(リスニング)」「Reading(リーディング)」「Writing(ライティング)」「Speaking(スピーキング)」の4つの技能で構成されています。
Listening、Reading、Writingの3つのテストは、原則として休憩なしで続けて実施されます。全体の所要時間は約2時間45分です。 Speakingテストについては、コンピュータ版(IELTS on computer)の場合でも同日に実施されることが多いですが、会場や日程によっては前後数日(最大7日前後)に分けて行われる場合もあります。
1. Listening(リスニング)
- 試験時間: 約30分
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内容: 音声を1回だけ聞きながら設問に回答します。イギリス、アメリカ、オーストラリアなど、英語圏のさまざまなアクセントの音声が出題されます。
2. Reading(リーディング)
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試験時間: 60分
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内容: 受験する目的(AcademicまたはGeneral Training)によって、問題文の種類が異なります。
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Academic(アカデミック): 大学や大学院での学習環境を想定した、学術的で論理的な長文が出題されます。
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General Training(ジェネラル・トレーニング): 日常生活や職場、英語圏での社会生活に関連する身近な文章が出題されます。
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3. Writing(ライティング)
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試験時間: 60分
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内容: 60分の中で「Task 1」と「Task 2」の2つの課題に回答します。
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Academic(アカデミック): Task 1ではグラフや表、図表などのデータを読み取って説明し、Task 2では特定のトピックについて自分の意見を論じるエッセイを書きます。
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General Training(ジェネラル・トレーニング): Task 1では状況に応じた手紙(手紙文)を書き、Task 2ではエッセイを書きます。
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4. Speaking(スピーキング)
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試験時間: 11〜14分
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内容: 試験官と1対1で行う対面式の面接形式です(全3パート)。
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特徴: 事前に暗記した文章をただ読み上げる試験ではなく、その場で質問の意図を正確に理解し、自分の考えや理由を英語で分かりやすく伝える力が求められます。
(参照元:IDP Malaysia – IELTS Test Format, Wikipedia – International English Language Testing System)
IELTSの結果はいつ分かる?

オーストラリアのコンピューター版IELTS(IELTS on computer)は、結果が早く出るのが特徴です。多くのテスト結果は1〜5日程度で判明します。
公式結果はテスト・レポート・フォーム(TRF)として発行され、紙または電子版(eTRF)で確認できます。進学出願やビザ申請に利用する場合は、締切直前に受けるのではなく、万が一の再受験も考慮してスケジュールに余裕を持たせましょう。
1技能だけやり直せる「IELTS One Skill Retake」
4技能(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)のうち、1技能だけを再度受験できる制度です。例えば、「全体のスコアは目標に届いたがライティングだけがあと0.5足りない」という場合に、全科目を受け直す必要がなくなります。
利用するための主な条件
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対象となるテストセンターでフルテストを受験していること
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元の試験が対象となるコンピューター版IELTSであること
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元の試験結果がすでに判明していること
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元の試験日から60日以内に受験するこ
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1回のフルテストにつき、One Skill Retakeの利用は1回のみ
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オーストラリアでの料金目安:A$310(約34,720円 ※1豪ドル=112円換算)
ビザや大学での活用と注意点 オーストラリア内務省(Department of Home Affairs)やオーストラリア国内の大学では、One Skill Retakeの結果が広く受け入れられています。ただし、すべての教育機関や専門職登録団体が自動的に採用しているとは限らないため、提出先の最新要件を事前に確認しておきましょう。
オーストラリアのビザ申請でIELTSを使う場合の注意点
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テストセンターでの受験が必須:自宅などで受験する完全オンライン型の「IELTS Online」は、オーストラリアのビザ申請用英語証明としては認められていません。必ず承認されたテストセンターで受験してください。
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ビザと大学の基準の違い:例えば学生ビザ(サブクラス500)では原則としてIELTS 6.0相当などが求められますが、志望する大学や学部がより高いスコア(例:IELTS 6.5や7.0)を指定している場合は、大学側の基準をクリアする必要があります。
参考元:
・IDP IELTS – IELTS on computer results
・IELTS Australia – One Skill Retake
・Department of Home Affairs – English language requirements
オーストラリアでIELTSを受験するときのおすすめスケジュール

IELTSは「必要になってからすぐ受ける」より、提出期限から逆算して受験するのがおすすめです。
3〜6か月前
- 志望校・ビザ・専門職登録の必要スコアを確認
- Academic / General Trainingを決める
- 模擬試験で現在のスコアを確認
1〜3か月前
- IELTSを予約
- 苦手技能を重点的に対策
- コンピューター形式に慣れる
受験後
- 結果を確認
- 目標未達ならOne Skill Retakeまたはフル再受験を判断
- 出願・ビザ申請期限に間に合うよう結果提出
「Overallだけ」ではなく、各技能の最低点が設定されている大学やビザもあるため、4技能を分けて目標設定しましょう。
まとめ|オーストラリア滞在中でもIELTSは受験できる

オーストラリアでは主要都市でIELTSを受験でき、現在はコンピューター版が主流です。受験料はA$490が基本で、結果は1〜5日程度で判明します。ビザ目的ではオンライン版は認められません。
何のために受けるのかを明確にし、志望校やビザの要件、入学時期から逆算して早めに受験計画を立てましょう。
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