TAFEで学んだ後に大学へ編入するルートは、費用や時間を節約できる可能性があります。
ただし、必ず編入できるわけではなく、大学や専攻ごとに「どの資格が認められるか」「成績(GPA)や英語力は足りているか」といった条件が厳しく決まっています。
「TAFEに行けば誰でも大学へ入れる」わけではないため、編入を考える際は必ず「志望大学・専攻・TAFEの資格」の組み合わせで最新の条件を確認することが大切です。
💡気軽に相談をしたい方へ
Mirai BridgeのLINE無料相談では
実際に現地の大学を卒業したプロの意見が聞けます。
TAFEとは?大学との違い

TAFE(テイフ)は、オーストラリアの「職業訓練・専門学校」のような存在です。大学との主な違いは、学ぶ内容の「目的」にあります。
-
大学: 学問や理論を深め、研究者や専門家を目指す場所。
-
TAFE: 仕事の現場ですぐに使える「実践的なスキル」を身につける場所。
TAFEでの学びが大学編入に役立つ理由
TAFEで「Diploma(ディプロマ)」や「Advanced Diploma(アドバンスド・ディプロマ)」といった専門資格を取得すると、その学びが大学の単位として認められ、大学の2年次や3年次に編入できるルートがあります。
特に、ITや看護、ビジネス、デザインといった実務が必要な分野では、まずTAFEでしっかりと技術を身につけてから大学へ進むことで、より実践力の高い学生として学ぶことができます。
まとめると:
「いきなり大学へ行くのは少し不安」「まずは現場で通用するスキルをしっかり身につけたい」「費用を抑えつつ大学卒業資格も欲しい」という方に、TAFEを経由するルートはとても賢い選択肢の一つです。
💡TAFEについてもっと詳しく知りたい方へ
TAFEに関するよくある質問
こちらから詳細を確認できます。
Mirai BridgeのLINE無料相談では
実際に現地の大学を卒業したプロの意見が聞けます。
TAFEから大学へ進む主な3つのルート

1. Diplomaから進学する「王道ルート」
TAFEで「Diploma(ディプロマ)」という専門資格を取得し、その後に大学の2年次や3年次へ編入する方法です。
-
仕組み: TAFEでの学びが大学の単位として認められるため、大学に通う期間を短縮できる場合があります。
-
メリット: 費用を抑えつつ、実践的な技術を身につけてから大学へ進めるため、学習の土台がしっかり作れます。
2. 最初からセットで申し込む「パッケージ・ルート」
TAFEと大学の入学を最初からセットで予約する方法です。
-
仕組み: 2つのコースを1つのプランとして申し込みます。TAFEを修了すれば、あらかじめ決まっていた大学へ進学しやすくなります。
-
メリット: 「TAFEのあと、どの大学に行こう?」と迷う必要がなく、進路の計画が立てやすいのが特徴です。
-
注意点: 「申し込めば必ず進学できる」というわけではなく、TAFEでの成績などの条件をクリアする必要があります。
3. TAFE独自の提携ルートを使う方法
TAFEが提携している大学や、TAFE自体が持っている学位プログラムへ進む方法です。
-
仕組み: 学校同士で「このDiplomaを卒業した学生は、うちの大学のこの学部にスムーズに入学できる」という協定が結ばれています。
-
メリット: 進学先との結びつきが強いため、卒業後の進路がより明確で、手続きもスムーズに進みやすいのが魅力です。
\現地大学を卒業したプロの意見が聞けます/

TAFEから大学編入を目指すメリット

1. 入学のハードルを下げやすい
大学へ直接入学するには、高い成績や英語力が必要ですが、TAFEのDiplomaコースはそれよりも入学基準が少し緩やかに設定されていることが多いです。
-
初心者向けポイント: 「今の英語力では大学の授業についていけるか不安」という方にとって、まずはTAFEで専門知識を学びながら基礎を固めることができます。
2. 学費を抑えられる可能性がある
一般的に、大学の学費よりもTAFEの学費の方が安く設定されています。
-
初心者向けポイント: TAFEで1年学び、その単位を使って大学の2年次へ編入できれば、大学で4年間学ぶよりもトータルの費用を節約できる仕組みです。ただし、専攻によって節約できる期間や金額は異なるため、事前の計画が大切です。
3. 実践的なスキルを先に身につけられる
TAFEは「仕事の現場で役立つスキル」を習得する場所です。
-
初心者向けポイント: 料理、IT、デザイン、看護など、手を動かして学ぶことが好きな方には最適な環境です。先に現場で使える技術を身につけてから大学へ進むことで、理論の理解も深まりやすくなります。
4. 少人数で学びやすい
大学の大講義とは違い、TAFEは少人数のクラスが中心です。
-
初心者向けポイント: 先生との距離が近く、授業でわからないことがあっても質問しやすい環境です。英語で専門分野を学ぶプレッシャーを減らし、着実に実力をつけることができます。
5. DiplomaとBachelor、2つの資格が手に入る
TAFEを卒業すると「Diploma(ディプロマ)」という資格が得られ、そのあと大学を卒業すれば「Bachelor degree(学士号)」が得られます。
-
初心者向けポイント: 途中で「一旦仕事をしてみたい」と思った場合にも、Diplomaという資格があれば就職やキャリア形成に役立ちます。進路の選択肢が広がるのが大きな魅力です。
TAFEから大学編入しやすい人気分野

TAFE(実践スキル)と大学(専門理論)の相性が良く、編入ルートが確立されている主要な分野をご紹介します。
1. ビジネス・会計・マーケティング
「経営の基礎」を学ぶ、最も王道な分野です。
-
強み: 汎用性が高く、どの業界でも役立つスキルが身につく。
-
ルート例: Diploma of Business → Bachelor of Business
-
こんな人におすすめ: 費用を抑えつつ、将来的に管理職や専門職を目指したい方。
2. IT・コンピュータサイエンス
進化の早い分野だからこそ、現場での実践経験が大きく評価されます。
-
強み: TAFEでのプログラミングやネットワーク構築の実習が、就職活動での強力な武器になる。
-
ルート例: Diploma of Information Technology → Bachelor of Information Technology
-
こんな人におすすめ: ITエンジニアやサイバーセキュリティ専門家を目指す方。
3. 看護・ヘルスケア
非常に人気がありますが、専門性と責任が伴う分野です。
-
強み: 医療現場での実習を通じ、大学入学前から適性を判断できる。
-
注意点: 英語力や登録要件が非常に厳しいため、事前に「正看護師(Registered Nurse)になるための条件」まで綿密に確認が必要です。
4. 幼児教育・教育系
人手不足が続くオーストラリアで、需要の高い安定分野です。
-
強み: TAFEでの実習で子供と接する経験を積み、その後に大学で教育学を深められる。
-
注意点: 卒業後の「教師登録」に必要な要件を併せて確認することが大切です。
5. ホスピタリティ・観光・イベント
TAFEの実践設備と相性が抜群の分野です。
-
強み: 調理や接客などの実務を先に学び、その後大学で「マネジメント経営理論」を学べる。
-
こんな人におすすめ: ホテル経営やイベント運営など、現場からキャリアアップを目指す方。
6. グラフィックデザイン・クリエイティブ産業
成果物(ポートフォリオ)がものを言う世界です。
-
強み: TAFEで最新のデザインツールや制作スキルを磨き、質の高いポートフォリオを作れる。
-
こんな人におすすめ: クリエイターとして独立や就職を目指す方。TAFEでの制作経験が大学合格の鍵になります。
【重要】進路を検討する際の注意点
各分野とも「編入しやすい」傾向はありますが、以下の条件は大学や年度によって異なります。
-
大学の提携条件: 志望するTAFEと大学の協定内容を確認する
-
英語・実習要件: 特に看護や教育系は厳格な基準がある
-
将来のビザ・就職: 永住権や就労ビザを見据える場合は、最新の職業リストと照らし合わせる
\大学編入についても最新情報からお届け/

TAFEから大学編入する流れ

TAFEから大学編入への10ステップ
編入を成功させるコツは、「卒業後のゴール(大学・学部)」を最初に決め、そこから逆算して準備することです。
【準備フェーズ】(出発の約1年前から)
-
ゴールを決める: 「将来どんな仕事をしたいか?」を考え、卒業したい大学と学部を決めます。
-
ルートを調べる: その大学へ進むために必要なTAFEのコース(専門資格)を調べます。
-
編入ルールを確認する: TAFEでの学びが大学の単位として認められる仕組みがあるか、進学先の大学とTAFEが提携しているかを確認します。
-
詳細を比較する: 必要な英語力や成績、学費、キャンパスの場所を比較し、自分に合う学校を選びます。
-
書類をそろえる: 高校の成績証明書、英語テスト(IELTSなど)のスコア、パスポートなどを準備します。
【出願・手続きフェーズ】(出発の約6〜9か月前)
-
出願する: TAFE単体、または「TAFE+大学」をセットにした入学プラン(パッケージ)に出願します。
-
入学手続き: 学校から合格通知(オファー)が届いたら学費を支払い、入学許可証(CoE)を取得。その後、学生ビザを申請します。
【現地での学び・編入フェーズ】
-
TAFEで学ぶ: TAFEで専門資格を取得し、大学編入に必要な成績を修めます。
-
編入審査を受ける: TAFEの卒業成績を大学へ提出し、これまでの学びが「大学の単位」としてどれだけ認められるか審査を受けます。
-
大学へ編入: 認められた単位数に応じて、大学の2年次や3年次へ編入し、学位取得を目指します。
出発時期から逆算すると、コース選定は9〜12か月前、英語試験や書類準備は6〜9か月前、ビザ申請は3〜4か月前を目安に動くと余裕を持ちやすくなります。
スケジュールの目安
留学の準備は、想像以上に時間がかかるものです。以下の目安を参考に、早め早めに動くと余裕を持って手続きできます。
-
コース選び: 出発の9〜12か月前
-
英語試験・書類準備: 出発の6〜9か月前
-
学生ビザ申請: 出発の3〜4か月前
アドバイス: 「どの大学と提携しているか」「今の自分の成績で編入できるか」といった条件は、大学ごとに異なり、毎年少しずつ変わります。自分一人で調べるのが難しい場合は、
ぜひMiraiBridgeまでお問い合わせください。最新の提携情報をもとに、あなたに最適な最短ルートをご案内します。
\留学で迷ったらMiraiBridgeに相談が近道!!/
州別に見られるTAFEと大学の提携例
TAFEから大学へ進むルート(パスウェイ)は、州や機関によって提携先が異なります。以下は、一般的に確認される主な提携先の目安です。
| 州 | 代表的なTAFE | 主な提携大学の例 |
| クイーンズランド州 | TAFE Queensland | Griffith, QUT, UQ, Bond, UniSC, UniSQ, JCU, CQU, UC, ACU, SCU |
| 西オーストラリア州 | TAFE International WA | Curtin, ECU, Murdoch, UWA |
| 南オーストラリア州 | TAFE SA | Adelaide, Flinders, UniSA |
| ニューサウスウェールズ州 | TAFE NSW | UTS, Western Sydney, Newcastle, Charles Sturt, UNSW |
| ビクトリア州 | TAFE Victoria各校 | RMIT, La Trobe, Victoria Univ., Deakin, Monash, Swinburne |
※各大学名は略称で記載しています。
※上記の提携先は一例であり、最新の提携状況は各学校の公式サイトや、MiraiBridgeにて個別にご確認ください。
TAFEから大学への編入(パスウェイ)や単位認定(クレジットトランスファー)の条件は、大学やTAFE機関、学部によって細かく異なります。
最新かつ正確な情報を確認するための公式ポータルおよび窓口のURLをまとめました。記事の参照元としてご活用ください。
各州・機関の公式パスウェイ案内サイト
| 機関・州 | URL |
| TAFE NSW | Credit Transfer (TAFE NSW) |
| TAFE Queensland | Credit Transfer, Articulation & RPL |
| TAFE International WA | Degree pathways (TIWA) |
| TAFE SA | How to Apply (TAFE SA) |
| UNSW (提携例) | TAFE/VET Pathway |
まとめ

オーストラリアでの「TAFEから大学編入」は、費用を抑えつつ実践的なスキルを身につけられる非常に賢い選択肢です。
ただし、「TAFEを卒業すれば誰でも大学の2年次へ編入できる」わけではありません。 以下の点を正しく理解しておくことが成功の秘訣です。
-
ルートは多様: 多くのケースで1年分程度の単位認定が期待できますが、認定単位数や進学条件は学校・専攻ごとに異なります。
-
計画が重要: 「志望大学・専攻・TAFE資格」の組み合わせを事前に確認し、パッケージ制度などを活用して進路を明確にしましょう。
編入の可否や最新の提携条件は、年によって大きく変わります。
最新情報を踏まえた最適な最短ルートを知りたい方は、
ぜひMiraiBridgeまでお問い合わせください。
お一人おひとりの目標に合わせた、実現可能な留学プランをご案内いたします。
\現地大学を卒業したプロの意見が聞けます。/