オーストラリアの語学学校でも、マンツーマンや少人数の個別レッスンは選べます。ただし、学生ビザでの長期留学の場合、学校が提供するレッスンなら何でも良いわけではありません。就学にはCRICOS登録コースであることや、CoE発行の可否確認が必須です。
この記事では、個別レッスン対応校の探し方やグループ授業との違い、向いている人、ビザ別の注意点をわかりやすく解説します。
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オーストラリアでは「グループ+マンツーマン指導」の組み合わせがおすすめ

オーストラリアの語学学校では、複数の生徒が一緒に学ぶ「グループ授業」が主流です。特に学生ビザで留学する場合、政府に認定された「ELICOS(エリコス)」と呼ばれるプログラムを受講するのが一般的です。
一方で、多くの学校では、通常のグループ授業に加えて「マンツーマン(個別指導)」を追加できるオプションを用意しています。発音やスピーキングの強化、IELTS試験対策、ビジネス英語など、自分の弱点や目的に合わせて学べるのが大きなメリットです。
ただし、最初から最後までマンツーマンだけで過ごすよりも、以下のように組み合わせるのが、留学生活を充実させるコツです。
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基礎作り: まずはグループ授業で日常会話を学び、クラスメイトとの交流を楽しみましょう。
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苦手克服: 自分の苦手な「発音」や「スピーキング」だけを、マンツーマンで集中的に鍛えます。
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目的別対策: 試験対策や就職活動など、明確なゴールがある時期に個別レッスンを追加します。
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短期集中: ワーホリや短期留学なら、限られた期間だけマンツーマンを取り入れて効率を上げます。
マンツーマンは効率的ですが、費用は高めになり、クラスメイトと話す時間は減ってしまいます。「英語を話す楽しさ」をグループで味わいながら、「個人の課題」をマンツーマンで解決する――。このバランスが、オーストラリア留学を成功させる秘訣です。
オーストラリア語学留学の個別指導(マンツーマン)とは
| 形式 | 内容 | 向いている人 |
| 完全マンツーマン | 先生1人と学生1人の個別レッスン | 特定の弱点補強や、短期間での目標達成を目指す人 |
| セミプライベート | 友人や家族と2〜3人で受ける少人数レッスン | 費用を抑えつつ個別対応を求める人 |
| 通常コースへの追加 | General English(一般英語)等にオプション追加 | グループ環境で交流しつつ、苦手分野だけ強化したい人 |
| 教師宅ホームステイ | 英語教師の自宅に滞在し、生活しながら学ぶ | 英語漬けの環境で、生活と学習を一体化させたい人 |
参照元:
・Study Australia – English Language Courses
・HLI – Home Language International
・LSI Language Schools – Teacher Homestay
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マンツーマン対応が可能なオーストラリアの語学学校
ここでは、学校公式ページで個別または少人数の英語レッスン提供を確認できた語学学校を紹介します。費用、開講キャンパス、受講条件は変更される可能性があるため、申込前に最新情報を確認してください。
ILSC Language Schools
ILSCは、オーストラリア国内ではAdelaide、Brisbane、Melbourne、Perth、SydneyでGeneral EnglishのPrivateまたはSmall Group tutoringを提供していると公式ページで案内しています。オーストラリアのプライベートチュータリングは、CRICOS Course Code 0101688 General English Programの下に位置づけられると記載されています。
公式ページ上で確認できる主なポイントは次の通りです。
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形式: Private(1対1)およびSemi-private(2〜3人の少人数)のTutoringオプションを提供。
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対象: English, French, Spanish, Hindi等の言語コミュニケーションや、ビジネス英語、試験対策(IELTS等)など。
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主な開講都市:シドニー、メルボルン、ブリスベン、アデレード、パース
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期間・スケジュール: ニーズに応じて柔軟に対応(ただし、夏の繁忙期などは利用できない場合あり)。
- 開始日:原則毎週月曜日(セッション最終週を除く)
- 英語レベル:Beginner 1〜Advanced 2
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料金:2026年度の公式価格表では、時間単位での料金設定となっています。
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マンツーマン(1対1): 1時間あたり 120豪ドル(約13,440円)
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セミプライベート(2〜3名の少人数): 1時間あたり 70豪ドル(約7,840円)※1名あたりの料金
※1豪ドル=112円で換算しています。 ※料金や条件は変更される可能性があるため、お申し込み前に必ず最新の公式情報をご確認ください。
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参照元:
・ILSC Official Pricelist 2026
・ILSC Australia General English(CRICOS登録コードに関する公式説明)
BROWNS English Language School

BROWNSでは、通常のグループ授業とは別に、1対1で学べる「Private Lessons(個別レッスン)」をオプションとして提供しています。
公式ページ上で確認できる主なポイントは次の通りです。
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形式: 1対1の「Private Lessons」
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主な学習内容: スピーキングの自信向上、試験対策、アカデミック英語、ビジネス英語、専門分野のコミュニケーションなど
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開始日: 随時(祝日を除く)
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期間: 1時間から受講可能
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入学条件: 初級(Beginner)以上
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主な開講キャンパス: ブリスベン、ゴールドコースト、メルボルン
学校詳細はこちら
【重要】ビザに関する注意点(修正・補足)
公式ページには「Working Holiday visa または Visitor visa」での受講が明記されていますが、これは「これらのビザでも個別レッスンを受けられる」という意味です。学生ビザ(Subclass 500)をお持ちの方も、正規のメインコース(General English等)に在籍している場合は、追加の学習オプションとして受講可能です。
ただし、Private Lessons単体では「学生ビザのための主コース(メインプログラム)」として認定されない可能性が高いため、学生ビザを取得・維持するためのメインの履修コースとは別枠のオプションとして認識しておく必要があります。
参照元:
・BROWNS English Language School – Private Lessons(公式コース紹介ページ)
・BROWNS English Language School – Courses(コース一覧)
English Unlimited / Australian Pacific College

APCグループの語学部門である「English Unlimited」が提供する、カスタマイズ可能な個別指導プログラムです。
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形式: 1対1(One-on-one)または少人数グループ(Small group)のレッスン
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学習内容: General English、IELTS対策、ビジネス英語、読解・作文・リスニング・スピーキング・発音など、ニーズに合わせてカスタマイズ可能
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受講期間: 1〜26週間で柔軟に設定可能
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開講キャンパス: ブリスベン、メルボルン(Queen Street)
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費用: 5セッションで550豪ドル~(約6万~)
学校詳細はこちら
参照元:
・Private English Lessons | APC & English Unlimited
・Apply Online | APC & English Unlimited (CRICOS情報)
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マンツーマンレッスンの注意点

1. 費用はグループ授業より高くなりやすい
マンツーマンは先生を1対1で確保するため、通常のグループ授業に比べ費用が高くなります。
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料金の目安: 学校により異なりますが、例えばEnglish Unlimited/APCのように「5セッションでAUD 550から」と明示している学校もあれば、ILSCやBROWNSのように個別見積もりが必要な学校もあります。
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確認のポイント: 授業料だけでなく、入学金や教材費が含まれているかも確認しましょう。費用は随時変更されるため、申込み前の最新見積書で確認することが必須です。
2. 人脈・友人づくりや英語環境づくりはグループ授業の方が向く
マンツーマンは弱点強化には最適ですが、クラスメイトとの交流機会は物理的に減ります。
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推奨: 留学生活で友人を作ったり、多国籍な環境で英語を実践したい場合は、グループ授業(General English等)を軸にしつつ、マンツーマンを補完的に取り入れる「ハイブリッド型」の受講が留学生活をより充実させます。
3. 学生ビザではCRICOSとCoEの確認が不可欠
学生ビザ(Subclass 500)で就学する場合、「政府に認定された正規コース(CRICOS登録コース)」に登録することが条件です。
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重要な確認事項: 個別レッスンが学校公式サイトに記載されていても、それが「学生ビザのための主コース(メインプログラム)」として認められるか、単なる「補完オプション」なのかは学校により異なります。
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チェックリスト:
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学校がCRICOS登録プロバイダーであるか
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受講予定のメインコースがCRICOSに登録されているか
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CoE(入学許可確認書)はメインコースで発行されるか
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個別レッスンは主コースに付随するオプションか
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出席率、進級要件、OSHC(留学生保険)等の条件に影響しないか
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4. ワーホリ・観光ビザでは就学期間の上限に注意
ワーキングホリデー系ビザ(Subclass 417/462)には、就学期間に上限があります。
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期間制限: 現在、オーストラリア滞在中の就学・トレーニングは最大4か月(17週間)までと規定されています(Condition 8548)。
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注意点: 観光ビザ(Visitor Visa)も、ビザの条件(滞在期限や就学制限)によって受講可能な期間が異なります。短期のマンツーマンレッスンであっても、渡航前に自身のビザ条件を必ず移民局公式サイト等で確認してください。
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よくある質問

オーストラリアの語学学校で完全マンツーマンだけの留学はできますか?
学校やビザ条件によります。短期・ワーホリ・観光滞在では個別レッスンだけを受けられる場合がありますが、学生ビザで長期滞在する場合はCRICOS登録コースとCoEの確認が必要です。一般的には、通常のグループでの語学コースに個別レッスンを追加する形が現実的です。
マンツーマンは初心者でも受けられますか?
受けられる学校があります。たとえばBROWNSはPrivate Lessonsの入学条件としてBeginner English language level or aboveと案内しています。ILSCもBeginner 1からAdvanced 2までのレベルを公式ページに掲載しています。ただし、学校ごとに条件は異なるため、申込前に確認してください。
費用はどれくらいかかりますか?
学校、都市、時間数、受講形式によって変わります。English Unlimited / APCの公式ページでは5セッションでAUD 550からと案内されています。ILSCやBROWNSは公式ページ上に料金リンクや問い合わせ導線を設けているため、最新料金は公式ページまたは見積書で確認が必要です。
ワーホリ中にマンツーマンレッスンを受けられますか?
受けられる場合があります。ただし、Working Holiday Makerのビザ条件では、study/trainingは最大4か月までと案内されています。日本人が主に使うsubclass 462でも、公式ページでstudy for up to 4 monthsとされています。4か月を超えて学びたい場合は、学生ビザなど別の選択肢を確認しましょう。
学生ビザでマンツーマンを受ける場合の注意点は?
CRICOS登録コース、CoE、OSHC、出席率、就労条件を確認してください。個別レッスンが学生ビザの主コースとして扱われるのか、通常コースへの追加オプションなのかは学校によって異なります。
まとめ

オーストラリア語学留学でマンツーマンを検討するなら、グループ授業との「組み合わせ」が最も効率的です。完全な個別指導よりも、費用を抑えつつ友人づくりや英語環境の確保がしやすいためです。
なお、学生ビザではCRICOS登録やCoE等の確認が必須となり、ワーホリには就学期間の制限があります。まずは自身の目的とビザ条件を整理し、弱点補強として個別レッスンを取り入れて留学の効果を最大化しましょう。
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