語学を習得するために留学を検討する人も多いのではないでしょうか。語学力を身に付けるには、現地で生活するのが最も手っ取り早いともいわれています。留学は語学力だけでなく、コミュニケーション能力なども高められるため、将来の選択肢を広げていくうえで非常に有用な手段です。
今回は、留学のメリットとデメリットについて紹介します。
留学のメリット【語学力だけでなく人間力も高まる！】
留学すると、語学力だけでなく人間力も高まるといわれています。そのほかにもたくさんのメリットがあるのです。ここでは、留学のメリット6つを詳しく解説します。
1.語学力が高まる
留学の最大のメリットは、語学力が高まることです。必然的に日本語以外の言葉を話さなければならない環境に身を置くことで、習得のスピードが速くなります。
また、実際に現地に出向いてネイティブの人と会話することで、生きた表現に触れることができます。その言語ならではの独特の言い回しや表現を耳にする機会が多くなるので、会話のバリエーションを増やすことも可能です。
2.日本にはない価値観に触れられる
長期に現地で生活するため、海外の文化や習慣を知ることができます。日本にはない文化や習慣を目の当たりにして、ギャップを感じることもあるでしょう。
留学によって今まで知らなかったものの見方や考え方に触れることで、視野が広がったり、理解を深めたりすることができます。
多国籍な国へ留学すると、より多くの文化や価値観に触れられます。例えば、人口の約半数（49％）が海外生まれ、もしくは両親のどちらかが海外生まれといわれるほど移民が多いオーストラリアがあげられます。韓国国籍の人に本場韓国式バーベキューの食べ方やお酒の飲み方を教えてもらえるなど、日本と近い国であってもなぜか日本では触れることのない文化に触れることが可能です。
3.海外とのネットワークができる
留学は人脈を広げることにもつながります。日本にいるとなかなか外国人の知り合いを作ることは難しいですが、海外で生活すると外国人とも簡単に交流することができるのです。日本にいたら出会えなかった人たちと仲良くなれることは、人生の大きな財産となります。
また、外国人の友達を作ると必然的にその国の言葉でコミュニケーションをとることになるので、言語の習得が速くなるのもメリットです。人脈を広げつつ、語学力も高められます。
4.自信や度胸をつけることができる
海外に行くと、日本では想定できないようなトラブルや出来事に遭遇することもあります。日本語が使えないなか、海外の地で困ったことがあっても、自分自身で対処しなければならないシーンもあるでしょう。そうした事態をひとつずつ乗り越えることで、度胸がつきます。
また、留学当初は誰もが不安な気持ちを抱えているものですが、留学が終わる頃にはできることや知識が増え、それが自信にもつながります。異国の地で生活しながら勉強することで、自分自身を成長させることができるのです。
5.新しい選択肢・価値観が増える
留学を経験することで、視野が広がります。新たにやりたいことができたり、できることが増えたりすることで、キャリアや進路を見つめ直す機会も増えるでしょう。
「留学すると世界が変わる」と言われることもあります。まさに自分の中の価値観が変わることで、これからの人生において新たな生き方の選択肢が増えてくるのです。
6.就活のアピール材料になる
留学経験は、企業から高い評価を得られることもあります。特に外資系や旅行業界では、募集要項の条件に「留学経験」を含んでいる企業もあるので、そうした業界への就職を検討している人は留学を目指す人も多いのです。
ただし、単に留学するだけでは有利にならないので注意しましょう。留学してどのようなことを学び、仕事でどう活かすのかを説明する必要があります。
留学自体がアピール材料になるのでなく、留学で得た知見や考えが有利に働くのです。
就職とワーキングホリデーについては以下のリンクをご参照ください。
「ワーホリ後の就職は甘くない！就活を有利に進める方法を解説」
留学のデメリット【過ごし方によっては……】
留学にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットもあります。ここでは留学の3つのデメリットを詳しく解説します。
予算を超えることがある
1年間の海外留学にかかる平均的な費用（学費・居住費・食費・生活費）は200万円ほどです。しかし、留学中の過ごし方によってかかる費用は大きく変わります。
例えば、他の留学生とルームシェアをしながら自炊すれば1週間あたり$100（9,500円）くらいで収まります。しかし、外食するとランチ1回で1,000～2,000円、ディナー1回で3,000円を超えることもあるのです。頻繁に外食すると予算をオーバーしてしまうこともあります。
予算が不足しないように、渡航前に留学にかかる具体的な費用と目安を把握し、収支計画を立てると良いでしょう。収支計画を立てるときは、事前に留学先周辺のスーパーやショッピング施設で、日用品をどれくらいの料金で購入できるかリサーチしておくことをおすすめします。
また、ワーホリの場合は就職先によって予算が異なるため、費用に心配がある場合は留学エージェントに相談すると安心です。
留学にかかる費用は、行き先によって大きく異なります。各国の留学費用の相場も確認しておきましょう。
オーストラリアの現地留学エージェント「ゴールドコースト留学.com」では、渡航前の準備から現地生活に関する情報提供まで、幅広くサポートしています。手数料はすべて無料で、カウンセラー歴10年以上のベテランスタッフがあなたに合った留学プランを提供いたしますので、安心して留学生活を送ることができます。
オーストラリアへの留学を検討している方は、ぜひお気軽にご相談ください。
孤独を感じることもある
留学すると今までの生活環境と異なり、誰も知り合いがいないところで、たった1人で人間関係を築いていく必要があります。異国の文化や雰囲気に馴染めず孤独を感じてしまったり、ホームシックになったりすることもあるでしょう。
そうならないためには、現地の人と積極的にコミュニケーションをとることが大切です。誰も知り合いがいないからこそ、新しい自分になったような気持ちでコミュニケーションをとりましょう。そうすると言語力もつき、孤独を感じることもなくなるはずです。
思ったように語学力が伸びないこともある
留学しても思ったように語学力が伸びないこともあります。もちろん、ただ留学するだけでは語学力は伸びません。積極的に現地の人に話しかけるなど、語学を習得するための勉強が必要です。
留学後に語学力を効率良く伸ばすためには、留学前から語学学習を進めておくと良いでしょう。
留学が向いている人の特徴
ここまでに紹介したメリットとデメリットを踏まえて、留学に向いている人の特徴を解説します。
環境適応力が高い
留学すると、これまでの生活とは一変します。住む場所はもちろん、言語や文化、気温や気候など慣れない環境での生活がはじまります。こうした異なる環境を楽しいと感じる人は留学に向いています。
トラブルを面白がることができたり、なんとかなる！と前向きに考えられたりする人は留学先でも上手に適応し、生活できるでしょう。
目標を達成するために努力し続けられる
海外の大学に進学するのは並大抵の努力ではできません。留学するには、目標に向かって努力し続ける力が必要です。目標を強く意識し、コツコツ頑張れる人が留学に向いているといえます。
困ったときに周囲に頼れる
留学中は、これまでは両親がいたからやってこられたようなことや日本にいたら困らなかったようなことも、自分で解決しなければなりません。
しかし、自分の力では限界だと感じた場合は、素直に周囲の人を頼る力も必要となります。人に依存しすぎず、本当に困ったときに他人に頼る力は大人になってからも欠かせない要素といえます。
まとめ
留学には、語学力や人間力を高め、自分に自信を持つことができるようになるメリットがあります。一方で、費用がかかったり、孤独を感じたりする点はデメリットです。留学を成功させたいなら、事前に語学学習をしたり、具体的な収支計画を立てたりなどして、入念な準備をすることが大切です。
オーストラリアへ留学するのであれば、ゴールドコースト留学.comにお任せください。手数料無料で、渡航前の準備から現地生活での過ごし方まで手厚くサポートしています。
カウンセラー歴10年以上のベテランスタッフが、ご希望に踏まえてあなたに合った留学プランを提供いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
