オーストラリアで造園デザインを学ぶ留学生には、Diploma of Landscape Design(AHC50621)が有力です。留学生向けコースを提供する主な学校には、TAFE NSW、TAFE SA、ACAHがあります。
注意点として、専門学校で目指す「Landscape Designer」と、大学のAILA認定課程で目指す「Landscape Architect(景観建築家)」は進路が異なります。本記事で専門学校3校を比較・解説します。
関連記事:TAFEそのものについて知りたい方はオーストラリアでTAFE留学も視野に入れよう!基本的な情報を紹介もあわせてご覧ください。
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オーストラリアでランドスケープを学べる専門学校3選
留学生向けに提供されているDiploma of Landscape Design(AHC50621)の主要3校比較一覧です。
| 学校名 | 取得コース | CRICOSコード | 受講期間 | 学費・費用の目安 | 主な入学要件 |
| TAFE NSW | Diploma of Landscape Design (AHC50621) | 112501C | 1.5年 |
A$29,125〜30,000 (約326万2,000円〜336万円) |
高校卒業相当(日本の高校卒・GPA 2.5/5.0以上が基準)+英語力基準(IELTS Academic 6.0以上/各セクション5.5以上相当) |
| TAFE SA | Diploma of Landscape Design (AHC50621) | 111779C |
92週間 (授業70週) |
2026年:総額 A$23,185 (約260万円/授業料A$22,935+諸費用A$250) ※2027年開講分は総額 A$23,935(約268万円) |
高校卒業相当(海外同等資格)+英語力基準(IELTS Academic 6.0以上/各セクション5.5以上) |
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ACAH (Australian College of Agriculture & Horticulture) |
Diploma of Landscape Design (AHC50621) | 109048A | 53週間 |
2026年開始例:A$16,679/年 (約186万円/年。Study Melbourne掲載例。最新学費は要問合せ) |
高校卒業相当、Certificate IV以上の保有、または関連実務経験などの各種出願ルート+LLN(読み書き・計算力)テストの実施 |
※学費・開講時期・キャンパス・入学条件は変更されます。上表は2026年9月14日時点で確認できる公式・政府系情報をもとにしています。出願前には必ず最新のLetter of Offer・学校公式ページで再確認してください。
また、学費は分割払いが基本です。
Diploma of Landscape Design(AHC50621)とは?
オーストラリアの国家トレーニング資格制度(National Training Register)で認定されている造園・景観デザインの全国共通資格です。
修了には全12ユニット(必修6+選択6)が必要で、主に以下の内容を学びます。
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ランドスケープデザインの作成
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ランドスケープ構造物(デッキや擁壁など)の設計
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CAD(図面作成ソフト)を使った設計図の制作
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持続可能な(サステナブル)ランドスケープ設計
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現地敷地・サイトの調査・評価
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植物の選定・配置計画
単なる「庭づくり」にとどまらず、敷地分析、植物の選定、CAD制作、施工を考慮した設計、見積もり、プロジェクト管理まで、ランドスケープデザイナーとして必要な実務スキルを網羅的に学べるカリキュラムとなっています。
オーストラリアの専門学校でランドスケープを学びたい方は、まず「AHC50621」というコースコードを目印に検索・比較するのがおすすめです。
1. TAFE NSW|シドニーでランドスケープデザインを学びたい人におすすめ

TAFE NSWでは、留学生向けにDiploma of Landscape Design(AHC50621 / CRICOS 112501C)を開講しています。
期間は1.5年間、コース費用(学費)は A$29,125〜30,000 (約300~340万円)です。※教材・機材代として別途 A$300〜1,000 程度の追加費用が発生する場合があります。
TAFE NSWで学べる主な内容
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CADによるランドスケープ図面の制作
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敷地・土壌の評価と分析
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樹木・植物に関する高度な知識
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住宅庭園や公共公園などのデザイン
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サステナブルランドスケープ(環境配慮型設計)
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見積もり・入札(Quote / Tender)書類の作成
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施工プロジェクトの管理
※卒業後の想定職種として、TAFE NSWは「ランドスケープデザイナー(Landscape Designer)」や「ランドスケープガーデナー(Landscape Gardener)」を挙げています。
入学条件の目安(日本人留学生向け)
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学歴要件:日本の高等学校卒業+成績(GPA 2.5/5.0以上)がYear 12相当の基準となります。
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英語力要件:IELTS Academic 6.0以上(各セクション5.5以上)相当が求められます。(PTE、TOEFL、英検準1級なども対象)
TAFE NSWが向いている人
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シドニーやニューサウスウェールズ(NSW)州で学びたい人
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知名度と実績のある公立専門学校(TAFE)を希望する人
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CAD操作と植物の知識をどちらもしっかり学びたい人
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卒業後に大学編入なども含めて進路を検討したい人
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2. TAFE SA|アデレードで費用を抑えて学びたい人におすすめ
TAFE SAでも、留学生向けにDiploma of Landscape Design(AHC50621 / CRICOS 111779C)を開講しています。
期間は92週間(授業期間70週間)、アデレードのUrrbraeキャンパスにて週20時間のフルタイム授業で提供されています。
コース費用・学費
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2026年:授業料 A$22,935 + 諸費用 A$250 = 総額 A$23,185(約260万)
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2027年:授業料 A$23,685 + 諸費用 A$250 = 総額 A$23,935(約270万円)
TAFE NSWと比較すると学費が抑えめであるため、アデレードで費用を考慮しながら専門留学をしたい方に最適な候補です。
入学条件
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学歴要件:高校卒業相当(Year 12同等資格)
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英語力要件:IELTS Academic 6.0以上(各セクション5.5以上)
学べる内容
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敷地・サイトの評価(Site Assessment)
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施工性を踏まえた景観デザイン
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環境に優しいサステナブルデザイン
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CAD図面作成と植物選定
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プロジェクトのコスト試算・排水(Drainage)計画・施工管理
TAFE SAが向いている人
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アデレードで生活・学習したい人
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学費を抑えつつ質の高い公立TAFEに通いたい人
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デザイン・施工・植物知識をバランスよく学びたい人
3. Australian College of Agriculture & Horticulture(ACAH)|約1年で受講したい人の候補
ACAHは、農業・園芸分野を専門とする私立の職業訓練教育機関です。
Diploma of Landscape Design(AHC50621 / CRICOS 109048A)を提供しており、メルボルン、ケアンズ、リバーランドのロケーションで受け入れを行っています。期間は53週間(約1年間)のフルタイムコースです。
学費目安
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参考価格:メルボルンキャンパスの例で年間 A$16,679 (約190万)程度(※時期やキャンパスにより異なるため出願前のお見積り確認が必要です)。
入学条件
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学歴・出願ルート:高校卒業相当、Certificate IV以上の保有、または業界での実務経験など複数の出願ルートが用意されています。
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その他判定:LLN(読み書き・計算力)テストの実施が行われます。
ACAHが向いている人
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1年間という短い期間でDiplomaを取得したい人
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メルボルンやケアンズを滞在先にしたい人
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公立TAFEだけでなく私立専門学校も含めて検討したい人
参照元・公式情報源:
・Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students (CRICOS)
・TAFE NSW Official Website
・TAFE SA Official Website
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Landscape Design・Landscape Construction・Horticultureの違い
「オーストラリア ランドスケープ 専門学校」と検索すると複数の分野が混ざって表示されます。それぞれの違いを把握しておきましょう。
| 分野 | 主な学習内容 | こんな人におすすめ |
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Landscape Design (ランドスケープ・デザイン) |
敷地の分析、植物選び、CAD(PCでの図面作成)、庭園や外構(エクステリア)の設計、費用見積もり | デザインや図面作成、空間のプランニングをしたい人 |
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Landscape Construction ケープ・コンストラクション) |
舗装、レンガ・石・コンクリート工事、排水設備、フェンスやウッドデッキなどの施工技術 | 現場に出て、実際に自分の手で施工や工事技術を身につけたい人 |
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Horticulture (ハーティカルチャー/園芸学) |
植物の生態、栽培方法、土壌管理、病害虫への対策、植物園や緑地の管理 | 植物そのものを深く研究・学びたい人 |
【注意】施工系(Landscape Construction)は留学生向けが開講されていないことが多い
現場での施工を学ぶCertificate III in Landscape Construction(コースコード: AHC30921)はオーストラリア国内で代表的な資格ですが、留学生(学生ビザ保持者)がそのまま入学できるコースは限られています。
例えば、Melbourne PolytechnicやHolmesglenなどの専門学校で開講されているCertificate III in Landscape Constructionは、各校の公式ページにおいて「International Students(留学生)対象外」と明記されています。
そのため、日本から学生ビザで留学を計画する場合は、コース名だけでなく「留学生を受け入れているか」「CRICOS(クライコス)登録があるか」を必ず確認してください。
CRICOS(クライコス)コードを必ず確認しよう
オーストラリアへ学生ビザで留学する場合、学校名やコース名だけでなくCRICOS登録の有無の確認が必須です。
CRICOS(Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students)とは、オーストラリア政府が管理している「留学生向け教育機関・コースの公式登録制度」です。政府の規定により、学生ビザの留学生を受け入れる教育機関やコースは必ずCRICOSに登録されている必要があります。
今回紹介されているコースのCRICOSコードは以下の通りです。
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TAFE NSW: 112501C
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TAFE SA: 111779C
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ACAH(Australian College of Agriculture & Horticulture): 109048A
「training.gov.au」の表示に関する注意点
オーストラリアの全国資格データベース(training.gov.au)で「この資格を提供できる教育機関(RTO)」と表示されていても、その学校が現在留学生向けにコースを募集しているとは限りません。
学校選びの際は、国家資格データベースの情報だけでなく、必ずCRICOSの公式検索サイトや各学校の留学生向け(International Course)公式ページまで確認することが重要です。
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「Landscape Designer」と「Landscape Architect」は別の職業・進路

日本語ではどちらも「造園」「ランドスケープ」と一括りにされがちですが、オーストラリアでは資格や職種が明確に分かれています。
Landscape Designer(ランドスケープ・デザイナー)
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学べる場所: TAFEや私立専門学校(Diploma of Landscape Designなど)
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内容: CADでの図面作成、植物の選定、敷地分析、住宅庭園や外構デザインなど実践的なスキルを学びます。
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卒業後の進路: ランドスケープ・デザイナー、ランドスケープ・ガーデナーなど。
Landscape Architect(ランドスケープ・アーキテクツ/景観建築家)
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学べる場所: 大学・大学院(4年制学士課程 Bachelor や 2年制修士課程 Master など)
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内容: 都市公園、公共スペース、都市開発計画、環境保全計画など、より大規模で専門性の高い計画・設計を扱います。
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プロとしての登録資格: オーストラリア・ランドスケープ・アーキテクツ協会(AILA: Australian Institute of Landscape Architects)が認定するRegistered Landscape Architect(登録景観建築家)を目指すには、AILA認定の大学・大学院プログラムを修了することが最初のステップとなります。
将来的にオーストラリアで国家資格レベルの専門職登録(Landscape Architect)まで目指したい方は、専門学校(TAFE等)だけでなく大学進学ルートも併せて比較検討してください。
関連記事:「オーストラリアでランドスケープアーキテクチャを学ぶ|大学留学からAILA資格取得、キャリア形成まで徹底解説」
卒業後に目指せる仕事

専門学校でDiploma of Landscape Design(デプロマ・オブ・ランドスケープ・デザイン)を修了すると、学んだ知識や過去の実務経験に応じて以下のような職種が将来の選択肢になります。
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Landscape Designer(ランドスケープ・デザイナー)
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Garden Designer(ガーデン・デザイナー)
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Landscape Gardener(ランドスケープ・ガーデナー/造園施工管理・作業員)
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Landscape Design Assistant(デザインアシスタント)
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Project Support in Landscaping Companies(造園・外構企業のプロジェクトサポート)
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Horticulture / Parks and Gardens Professional(園芸・公園緑地管理スタッフ)
オーストラリア政府機関「Jobs and Skills Australia」の職業分類(OSCA)によると、Landscape Gardener(OSCAコード: 342432)は「設計図面を読み解きながら、庭園や外構の施工、舗装、レンガ・石積み、フェンスやパーゴラ(日よけ棚)の設置、植栽、芝生張りを担当する職種」と定義されています。
【注意】就職に関するアドバイス
Diploma(専門学位)を取得しただけで特定の職種への就職が自動的に保証されるわけではありません。オーストラリアでデザイナー等として採用されるには、CADを使いこなす技術、自身の作品集(ポートフォリオ)、植物に関する知識、現地でのインターン・実務経験、そして英語での顧客交渉力(Client Communication)が非常に重要視されます。
参照元・公式情報源:
・オーストラリア政府 留学生向け教育機関・コース登録データベース: CRICOS (Commonwealth Register of Institutions and Courses for Overseas Students)
・オーストラリア全国職業訓練データベース: training.gov.au (TGA)
・オーストラリア政府 労働・技能専門機関: Jobs and Skills Australia
・オーストラリア・ランドスケープ・アーキテクツ協会: Australian Institute of Landscape Architects (AILA)
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ランドスケープの専門学校を卒業すれば永住権につながる?

Diploma of Landscape Designを卒業したからといって、オーストラリアの永住権が保証されるわけではありません。コース修了(教育資格)とビザ・移住制度は別物だからです。
職業分類がANZSCOから新しい「OSCA」へ移行中である点も含め、対象職種リストや職種査定(Skills Assessment)の最新要件を確認することが必須です。
スポンサービザ(企業就労ビザなど)を経由する場合の現実
スポンサービザ(Subclass 482や地方版494など) を狙うルートも可能性ゼロではありませんが、ハードルは非常に高めです。
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職種の壁: 「Landscape Architect(景観建築家)」は技術リストに含まれるものの大学(学士)以上が必須です。「Landscape Designer」はリスト外になりやすく、ガーデナー(施工)は厳しい限定条件がつきます。
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実務経験の壁: 仮に企業が見つかっても、卒業後に一定の実務経験が求められるため、卒業直後の申請は困難です。
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現実的なステップ: 卒業後ビザ(485)やワーホリで実務実績を作り、人手不足の地方エリア(Regional)でスポンサーを探す流れが一般的です。
オーストラリアのランドスケープ専門学校を選ぶ5つのポイント

1. 「デザイン(設計)」と「施工(現場工事)」のどちらを学びたいか
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Landscape Design(設計): 図面作成、CAD操作、庭園や外構のプランニングを学びたい方向け。
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Landscape Construction(施工): 舗装やレンガ積み、ウッドデッキ施工など現場の技術を学びたい方向け。
まずは自分が卒業後に「オフィスやデスクでデザインする仕事」をしたいのか、「現場で実際に作る仕事」をしたいのかを明確にしてコースを選びましょう。
2. 「留学生(学生ビザ)向け」として開講されているか
オーストラリア人(ローカル学生)向けに開講されているコースと、留学生向けコースは異なります。
学校のウェブサイトにコース情報が載っていても、留学生の受け入れを行っていない場合があります。必ず「International Course(留学生向け)」として募集されているか、「CRICOS(クライコス)コード」が発行されているかを確認してください。
3. 学費だけでなく「追加費用・関連費用」も含めて計算する
ランドスケープ分野の勉強では、授業料(Tuition Fee)以外にも以下のような諸費用が発生します。
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CADソフト代・製図ツール(Drafting tools)費用
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教材・教科書代
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スペックを満たしたパソコン(CAD動作用)
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実習用の作業服・安全靴・保護具など
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OSHC(海外留学生健康保険)
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学生ビザ申請費用
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現地での生活費
例えば、TAFE NSWでは追加費用としてA$300〜1,000程度(約3万3,600円〜11万2,000円 ※A$1=112円換算)が案内されており、TAFE SAでも製図用具やCADソフトの費用が別途指定されています。
4. 都市と生活費をセットで比較する
学校の学費が安くても、滞在する都市の家賃や交通費が高ければ留学の総額費用は上がります。
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シドニー(TAFE NSW): 大都市で求人は多いが、家賃・生活費は高め
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アデレード(TAFE SA): 学費が比較的安く、生活費も大都市より抑えられる
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メルボルン・ケアンズ等(ACAH): キャンパスの位置によって生活環境や費用が異なる
学校を比較する際は、「学費単体」ではなく「学費 + 住居費 + 生活費 + 留学期間」のトータルコストで考えることが大切です。
5. 卒業後の目標(キャリア)から逆算する
卒業後にどんな職種を目指すかによって、選ぶべき最適なコースや進路が変わります。
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Landscape Designer(デザイナー): 専門学校(Diplomaコース等)でデザインやCADを学ぶ
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Landscape Gardener(施工・現場スタッフ): 現場での施工技術や園芸管理を中心に学ぶ
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Landscape Architect(景観建築家): 大学・大学院へ進学し、AILA認定プログラムを修了する
「ランドスケープを学びたい」という抽象的なイメージから一歩踏み出し、「卒業後にどんな仕事に就きたいか」から逆算して学校を選びましょう。
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まとめ|TAFE・専門留学ならMiraiBridge

オーストラリアでランドスケープを学ぶ留学生にはDiploma of Landscape Design(AHC50621)が代表的です。2026年9月現在の主な候補は、公立のTAFE NSW(シドニー)やTAFE SA(アデレード)、短期間で修了できる私立のACAHです。
施工や園芸、建築とは内容が異なるため、学校名ではなく「理想の職種→コース→CRICOS登録→条件・費用」の順で比較し選びましょう。(
Mirai Bridgeでは、オーストラリアのTAFE・専門学校について、希望する仕事内容や都市、英語力、予算に合わせて学校・コース選びをサポートしています。
「Landscape DesignとLandscape Architectureのどちらが合うか分からない」「現在募集している留学生向けコースと最新学費を比較したい」という方は、まずは無料相談で希望条件を整理してみてください。
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