メルボルンのホームステイ費用は食事付きで週400豪ドル台が目安ですが、諸条件により初期費用は上がります。生活環境が整っているため、初めての海外生活でも安心です。この記事では、費用相場からシェアハウスとの比較まで、失敗しない選び方を解説します。
メルボルンのホームステイ費用相場

2026年時点で確認できる公開料金をもとにすると、メルボルンのホームステイ費用は次のように考えると分かりやすいです。
| 項目 | 18歳以上(週額) | 18歳未満(週額) |
| Complete(3食付) | A$440 | A$460 |
| Traditional(平日2食・週末3食付) | A$410 | A$430 |
| Dinner Only(夕食のみ付) | A$380 | – |
| No Meals(食事なし) | A$340 | – |
上記以外で追加でかかる費用▼
・マッチング費用(初回のみ): A$350(約4万円)
・空港送迎(オプション)
※18歳未満のプランには、ホストへの特別なトレーニングやサポート体制が含まれるため、料金設定が異なります。また、VIPホームステイ(専用バスルーム付)などのオプションを選択する場合は、上記金額に週A$60(約7千円)程度の追加料金が発生します。
初期費用も忘れずに見る
ホームステイでは、週料金だけでなく、次のような初期費用がかかることがあります。
| 項目 | 目安・注意点 |
| マッチング費用 | AHN(2026年基準)ではA$350。初回の手配手数料です。 |
| 空港送迎 | 希望する場合、片道約A$190程度。到着時間や手配内容で変動します。 |
| 特別食追加費 | アレルギー対応やベジタリアン、ハラル等、ホストの対応が必要な場合に発生する可能性があります。 |
| 未成年サポート費 | 18歳未満の場合、保護体制の管理・サポート費用として、別途料金(U18サポート費等)が加算されるのが一般的です。 |
| その他諸条件 | 延泊、キャンセル規定、ホスト変更の可否などは申込先により異なります。必ず事前に規約を確認してください。 |
「週A$400台だから1か月でA$1,600くらい」と考えるだけでは足りません。最初の4週間分、手配料、空港送迎、追加食、到着後の交通費や通信費まで含めて、初月は多めに見積もるのが安全です。
【重要】初月の予算シミュレーション
ホームステイ費用を検討する際は、以下の構成で余裕を持って見積もりましょう。
-
初回費用: マッチング費用 + 空港送迎 + 必要であれば未成年サポート費
-
滞在費: 最初の4週間分の週額料金
-
生活準備金: 到着後の交通費(Mykiカード等)、通信費(SIMカード)、学校準備費用
「週A$400台だから月額約A$1,600」と単純計算せず、これらの諸費用を合わせると初月はA$2,200〜A$2,500程度(約25万~28万)の支払いが発生するケースも珍しくありません。渡航前には合計額で予算を立てることをおすすめします。
参照元:AHN Melbourne Student Pricing
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ホームステイに含まれるもの

ホームステイに含まれる内容は手配会社や学校によって異なりますが、一般的には次のようなものが含まれます。
| 項目 | 内容 |
| 個室 | ベッド、机、収納などが備わったプライベートな空間 |
| 光熱費 | 電気、ガス、水道料金 |
| インターネット | Wi-Fi接続(家庭ごとの利用ルールあり) |
| 食事 | 選択した食事プランに応じた提供(3食、2食など) |
| ランドリー | 洗濯施設(利用回数や時間帯にルールあり) |
【重要】ホームステイで成功するための心構え
AHNが強調している通り、ホームステイはホテルサービスではなく、「他人の家庭での共同生活」です。以下のポイントを理解しておくことが、円満な滞在の鍵となります。
-
家庭ごとのルールを尊重する:
食事の時間、シャワーの時間、洗濯のルール、門限、友人の招待、外泊の連絡などは家庭ごとに異なります。初日にホストファミリーとよく話し合い、ルールを確認してください。 -
自立心を持つ:
「家族の一員のように何でもしてもらえる」と期待するのではなく、一人の住人として自分のことは自分で行う姿勢が大切です。 -
コミュニケーション:
困ったことや不明点がある場合は、遠慮せずにホストファミリーへ丁寧に相談しましょう。文化の違いを楽しみ、積極的に対話することが重要です。
メルボルンでホームステイが向いている人

メルボルンでホームステイが向いているのは、次のような人です。
|
向いている人 |
理由 |
|---|---|
|
初めて海外生活をする人 |
到着直後から生活環境が整っており、家探しの負担が少ない |
|
英語環境に慣れたい人 |
家庭内で日常会話に触れやすい |
|
未成年・高校生 |
学校や州の要件により、管理された滞在先が必要になる場合がある |
|
最初の1〜2か月だけ安心して過ごしたい人 |
現地に慣れてからシェアハウスへ移れる |
|
自炊や生活立ち上げが不安な人 |
食事付きなら生活リズムを作りやすい |
特に、メルボルン到着後すぐに学校が始まる人は、最初からシェアハウス探し、内見、契約、家具・寝具の購入、交通ルート確認まで一人で進めるのは負担が大きくなります。最初の数週間から1〜2か月をホームステイにして、街や学校生活に慣れてから次の住まいを探すプランは現実的です。
メルボルンでホームステイをするメリット

到着直後の不安を解消
慣れない環境での家探しや生活立ち上げの負担を避け、到着したその日から「寝る場所と食事」が確保された状態でスタートできます。
「ザ・オーストラリアの生活」を体験
メルボルンは郊外に庭付きの一軒家が広がる都市構造です。シドニーのようなアパートメント主体のホームステイとは異なり、現地の家族と庭で食事をしたり、地域社会に触れたりと、本物のオーストラリアらしい生活様式を肌で感じることができます。
勉強に適した環境
シティの喧騒から離れた静かな住宅街で過ごす時間は、勉強や休息を重視したい人にとって理想的です。トラム網が発達しているため、通学へのアクセスも確保されています。
光熱費・食費込みで予算管理が容易
週料金に生活の基本が含まれるため、シェアハウスのように家賃以外で月々の出費が大きく変動するリスクがなく、最初の留学予算を立てやすいのが特徴です。
英語環境へのソフトランディング
家庭内の会話を通じて生活英語に触れる機会が増え、学校以外でも英語を使う環境が作れます。
メルボルンでホームステイをするデメリット

メルボルン特有のライフスタイルを理解することで、トラブルを防ぎ有意義な滞在にできます。
「都会的な利便性」とのギャップ
シティ中心部でのマンションライフを求める人には、郊外の住宅街は不便に感じることがあります。しかし、これは「現地の家庭生活を学ぶ」という留学目的を果たすための代償と捉えましょう。
家庭ごとのルールの遵守
「お金を払っている客」ではなく「家族の一員」として共同生活を送る以上、シャワー時間、洗濯、門限などの家庭ルールを守る必要があります。この規律ある生活こそが、現地社会への適応力を養います。
シェアハウスとのコスト比較
単純な週額料金だけを見るとシェアハウスの方が安く見えます。しかし、家具の購入や生活立ち上げの手間がないことを考慮すると、最初の4〜8週間をホームステイで固めることは、メルボルン留学において最も効率的な投資と言えます。
学校から遠い場合がある
メルボルン中心部の学校に通う場合でも、ホスト宅は郊外になることがあります。通学に電車、トラム、バスを組み合わせるケースもあります。
ホームステイを申し込むときは、料金だけでなく、学校までの通学時間、公共交通機関、夜の帰宅時間、最寄り駅・停留所までの距離も確認しましょう。
ホームステイとシェアハウス、どちらがいい?

メルボルンでは、最初からどちらか一方に決めるより、時期で分けて考えるのがおすすめです。
|
滞在方法 |
向いている時期 |
メリット |
注意点 |
|---|---|---|---|
|
ホームステイ |
到着直後、短期留学、未成年、英語初心者 |
生活が整っている、食事付き、英語環境に入りやすい |
ルールがある、郊外になりやすい、長期だと費用が高くなりやすい |
|
シェアハウス |
現地生活に慣れた後、長期滞在、ワーホリ |
自由度が高い、費用を抑えやすい場合がある |
内見・契約・bond・家事・トラブル対応を自分で行う必要あり |
|
学生寮・学生アパート |
大学・専門学校・語学学校近くで暮らしたい人 |
通学しやすい、学生同士で交流しやすい |
人気物件は早く埋まりやすく、費用が高い場合あり |
おすすめは、最初の4〜8週間をホームステイにし、その間に学校生活、通学ルート、生活エリア、家賃相場を見ながら次の滞在先を探す方法です。
未成年・高校生のホームステイは特に確認が必要

18歳未満の学生がメルボルンで滞在する場合は、成人の語学留学やワーホリより確認事項が増えます。
Study Victoriaの2026年国際学生費用表では、ホームステイ費を週A$370〜A$500(約4万~5.6万)と案内しています。また、AHN (Australian Homestay Network)の最新料金によると、18歳未満の学生が3食付プラン(Complete)を利用する場合の費用は週A$460(約5万)となります。
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未成年の場合は、次の点を必ず確認しましょう。
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学校が認める滞在先か
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ホストファミリーの審査・面談・家庭訪問の有無
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緊急時連絡先
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空港送迎の必須有無
-
門限・外泊ルール
-
保護者・ガーディアン関連の条件
-
18歳になる前後で条件が変わるか
「ホームステイなら安全」と断定するのではなく、どの機関が手配し、どのような審査・サポート・緊急時対応があるかを確認することが大切です。
メルボルンのホームステイは何週間がおすすめ?
初めてのメルボルン留学なら、まずは4〜8週間を目安にするのがおすすめです。
Australian Homestay Network は、標準の最低滞在期間を4週間と案内しています。最初の4週間で学校、交通、生活リズムに慣れ、必要に応じて延長するか、シェアハウスや学生寮へ移るかを判断するとよいでしょう。
短期留学なら、全期間ホームステイでも問題ありません。反対に、半年以上の長期留学やワーホリでは、最初だけホームステイにして、その後はシェアハウスへ移る人も多いです。
メルボルンのホームステイでよくある失敗
料金だけで選んでしまう
安いプランでも、食事なし、学校から遠い、サポート範囲が限定的、特別食が別料金ということがあります。週料金だけでなく、含まれるものと追加費用を確認しましょう。
ホストファミリーに期待しすぎる
ホストファミリーは生活を支えてくれる存在ですが、英語教師でもホテルスタッフでもありません。会話量や家庭の雰囲気は家庭ごとに異なります。
英語を伸ばしたいなら、自分から挨拶する、食事中に質問する、週末の予定を話すなど、積極的に関わる姿勢が必要です。
通学時間を軽く見てしまう
メルボルンは公共交通機関が発達していますが、郊外からCBDまでの通学には時間がかかることがあります。朝の通学、夜の帰宅、週末の移動まで含めて生活をイメージしましょう。
留学前に知っておきたいホームステイの注意点

1. 「部屋の温度管理」とオーストラリアの住宅事情
メルボルンは「1日に四季がある」と言われるほど天候が変わりやすい街です。
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注意点: オーストラリアの住宅(特に古い一軒家)は、日本のような高気密・高断熱ではないことが多く、冬は家の中でもかなり冷え込みます。
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アドバイス: 「部屋が寒い」と我慢せず、早めにホストに「電気毛布を借りてもいいか」「追加の毛布はあるか」を相談しましょう。冬場は部屋着の重ね着や防寒グッズの準備が必須です。
2. 「シャワー時間」の暗黙のルール
メルボルンはシドニーなどと比較しても、水資源の節約意識が非常に高い都市です。
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注意点: 日本のように「30分以上かけてゆっくりバスタイム」を楽しむことはできません。「1人10分以内」「お湯のタンクが小さいので連続利用を避ける」といったルールが暗黙のうちにある家庭も多いです。
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アドバイス: 入居初日に「シャワーはどのくらいの時間が目安か?」「利用に適した時間帯はいつか?」を必ず確認してください。
3. 「洗濯」の頻度と干し方
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注意点: ホストファミリーによっては「洗濯は週に1回まで」と決めているところもあります。また、オーストラリアでは乾燥機を使う家庭も多いですが、電気代節約のために「外干し」を好むホストもいます。
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アドバイス: 洗濯機の使い方や洗剤の場所だけでなく、「いつ洗濯機を使っていいか(深夜や早朝の騒音対策)」をあらかじめ確認しておくのがトラブル回避の秘訣です。
4. 「プライバシー」と「共有スペース」の境界線
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注意点: オーストラリアの家庭では、自分の部屋に引きこもることを「家族と交流する意思がない(=つまらない滞在者)」とネガティブに捉えるホストもいます。
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アドバイス: 疲れていても、帰宅時はリビングに寄って「ただいま(Hi! / I’m home!)」と挨拶し、少しだけ会話をする習慣を持ちましょう。この「ちょっとした社交」が、ホストとの信頼関係を大きく左右します。
5. 「食事の断り方」と「リクエスト」
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注意点: 出された食事がどうしても口に合わない場合、黙って残し続けると「料理が気に入らないのか」とホストを傷つけてしまいます。逆に、何も言わずに我慢し続けると「この味付けで大丈夫なのだ」と誤解されます。
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アドバイス: アレルギーや宗教上の制限はもちろんのこと、苦手な食材がある場合は、丁寧かつ前向きに「これだけは少し苦手なので、避けてもらえると嬉しいです」と伝えましょう。オーストラリア人は合理的ですので、相談すれば柔軟に対応してくれることが多いです。
まとめ|メルボルンのホームステイは「最初の安心」を買う選択肢

メルボルンのホームステイは、2026年時点の公開料金を見ると、食事付きで週A$400〜A$460前後を中心に考えると現実的です。条件によっては週A$340台からありますが、手配料、空港送迎、未成年サポート、特別食、専用バスルームなどを含めると、初期費用は上がりやすくなります。
英語初心者、短期留学、高校生、初めての海外生活、メルボルン到着後すぐに学校が始まる人は、最初の4〜8週間だけホームステイを選ぶ価値があります。
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