オーストラリアの
大学留学・進学

オーストラリアの教育機関、教育システムは世界的にもトップクラスと言われています。イギリスのレガタム研究所が毎年発表している「繁栄指数ランキング」で、2014年度教育部門ではオーストラリアは世界一の評価となっています。

オーストラリアは、大学の数がたったの40しかありません。私立大学は2校のみ、他はすべて国公立の大学となっています。そして、多くの大学が、世界ランキングでは中堅以上のレベルにあります。アメリカでは数千の大学があり、トップレベルから下位レベルまでの格差が大変大きいですが、オーストラリアの大学は、大学によってそれほど大きな差があるわけではなく、どの大学でもレベルの高い教育プログラムが提供されています。

  • 世界大学ランキング、オーストラリアより7大学がトップ100入り
  • 業生の雇用主評価、オーストラリアより8大学が世界トップ100入り

そして、日本の大学と比較すれば、留学生の割合がかなり多く、どの大学も世界各国より数千人の留学生が学んでいますので、本当にインターナショナルな環境で、グローバルな視野、国際的感覚を身につけることができます。留学生が多いので、留学生に対してのサポートも大変充実しているというのも、オーストラリアの大学の大きな特徴です。

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大学・大学院進学の基本情報

オーストラリア大学、大学院の特徴

オーストラリアの大学、大学院は下記のような特徴があります。

  • 留学生の割合が平均20%~30%ほどと高く、留学生に対するサポート体制が整っている
  • 通常、大学の期間は3年間。日本の大学で言う「一般教養科目」がなく1年目より専門課程に入る
  • どの大学でもおおむね高いレベルで、大学間の格差が小さい
  • TAFE(公立の職業訓練校)やカレッジからのパスウェイが多く、2年次から編入できるケースが多い
  • 環境学、アジアンスタディー、海洋学など、特定の分野に特化したユニークな学部が多い
  • 大学・大学院卒業後、所定の条件を満たせば卒業生ビザ(Temporary Graduate Visa)申請が可能で、卒業後に現地で2年間フルタイム就労することができる

入学条件について

留学生の入学条件として、大きく2つの条件があります。

  • 英語条件(English Requirement)

    通常は、IELTS(アイエルツ)またはTOEFL ibtのどちらかで英語力の証明をします。ほとんどのTAFE・専門学校のコースでは、IELTS5.5(TOEFL ibtで70前後)ほどの英語基準となります。
    一部、看護学部などの医療系コースなどの場合、英語基準がIELTS6.5ほどとなる場合があります。
    英語力が足りない場合は、TAFEやカレッジ付属英語学校や提携している語学学校にて「進学準備英語コース(EAP)」を受講し、所定の成績で卒業することにより、IELTSやTOEFLのスコア無しで、ダイレクトに進学も可能です。

  • 学歴条件(Academic Requirement)

    学歴条件は、日本にて教育を受けた方の場合は、基本的には高校卒業以上であれば問題ありません。一部コースでは、高校2年までを修了していれば入学可能という場合もあります。

大学・大学院出願の必要書類について

出願のための必要書類は、基本的には

  • 願書
  • 英語証明(IELTSスコアなど)
  • 学歴証明(過去の学校証明)
  • パスポートコピー

などになります。ただ、学部によっては、英文履歴書の提出や過去の職歴証明、自己推薦書などが必要となるケースもあります。また、芸術系の学部ではポートフォリオと呼ばれる過去の作品集の提出を求められることもあります。
大学、学部によって必要な書類は変わってきますので、詳細はお気軽にご相談ください。
また、願書にミスがあったり、必要な書類が揃っていないなどで、合否判定に悪影響がでたり、審査が長期化してしまったり、というリスクもあります。弊社では、10年以上のキャリアを持つ専門スタッフが、願書作成を代行、必要書類をご案内していますので、お気軽にご相談ください。

大学・大学院進学の費用

大学・大学院の費用は、大学によって差があります。日本と同様に、都市部にある大学のほうが学費が高い傾向があり、地方大学は学費が低めとなります。
また、Group of 8(グループオブエイト)と呼ばれるトップ8大学は、学費が高い傾向があります。
学部によっても差がありますが、一般的なビジネス系学部の場合、日本円で平均1年200~250万円ほどとなります。その他、学生ビザ申請者は、留学生健康保険(OSHC)の加入が義務となります。OSHCの料金は、シングルで平均$500~600(年)ほどです。

単位免除、大学編入について

もし日本で卒業された大学とオーストラリアで目指す学部が類似しているという場合、日本の単位を移行できる可能性があります。この場合、「単位免除審査」が必要となり、通常の審査よりも時間がかかる傾向がありますので、早めに出願しておいたほうが安全です。
この単位免除審査のためには、シラバス(Course Outlineとも呼ばれる)という各科目の詳細を説明している書類が必要となり、日本語のシラバスの場合は、翻訳が必要になるケースもあります。

また、オーストラリアでカレッジやTAFE(公立の職業訓練校)を卒業された場合、提携している大学へ編入できる可能性があります。その場合、通常1年次は免除となり、2年次への編入というケースが多いです。
単位免除や編入によって、大幅に学費を節約することができますので、積極的に活用しましょう。
単位免除や編入が可能かどうか?も含めてアドバイス可能ですのでご相談ください。

大学・大学院進学までの道のり

大学・大学院進学までの一般的なルートは下記の通りです。(IELTSやTOEFLなどで所定のスコアをお持ちであれば、下記英語コースは不要です。)

  • 最終学歴が高卒の場合

    大学進学までの道のり

    ※英語コースの期間は、その方の英語力次第、上達度次第で変わってきます。

  • 最終学歴が高卒、専門学校、短大の場合

    大学進学までの道のり

    ※このルートが可能な学部は限られていますが、期間、学費を大幅に縮小することができます。

  • 最終学歴が大学の場合

    大学進学までの道のり

    ※単位免除審査次第では、3年間の大学期間短縮の可能性もあり

  • 最終学歴が大学の場合で大学院進学

    大学進学までの道のり

人気学部・専攻について

学部 コメント おすすめ校
Marketing Marketingは学んだことが基本的にはすぐ活かせるという面では非常に即効性の高いコース。営業やマーケティング経験者におすすめ。 シドニー大学、モナッシュ大学、シドニー工科大学、など
Accounting 経理、会計、監査の経験者、場合によっては金融や法律関係の経験者(日本でも可)の方が、更なるキャリアアップを求めてAustralia CPAを目指す、という流れがおすすめ。 モナッシュ大学、マッコーリ大学、シドニー工科大学、クイーンズランド工科大学、など
Nursing オーストラリアは、医療福祉の先進国のひとつ。オーストラリアの看護師資格を取得してオーストラリアまたは他の英語圏にて活躍できるチャンスがあります。日本でもますます需要の高い「英語のできる看護師」を目指す。 フリンダース大学、クイーンズランド工科大学、ウーロンゴン大学、オーストラリアカソリック大学、など
International
Business
オーストラリア特有の「アジアンスタディー」などをはじめ、移民の国であるオーストラリアでは、国際ビジネスに関しても進んでいる。外資系を含め、世界を舞台に活躍したい方におすすめ。 シドニー大学、シドニー工科大学、クイーンズランド工科大学、グリフィス大学、など
Finance 銀行証券保険などの金融経験者、一般企業の財務経験者におすすめだが、それ以外の経歴の方でも、資質によってはキャリアチェンジも可能。 クイーンズランド工科大学、マッコーリ大学、ウーロンゴン大学、ニューカッスル大学、など
IT Business ITを使ったビジネス戦略を学ぶ。IT関係全般の経験者、Marketing経験者が学ぶと、キャリアアップに効果がある。 シドニー工科大学、RMIT大学、クイーンズランド工科大学、など
通訳翻訳 資格取得後即フリーで活躍するのは難しいが、今までの経歴を補強することになる資格。通訳、翻訳スキルというよりも、高い英語力とそれまでの経験を加味しての就職となることが多くなる。 ウエスタンシドニー大学、マッコーリ大学、RMIT大学、モナッシュ大学、など
MOT (Management of Technology、技術経営) 理系のMBAとも言われ、技術を如何に商品化するか、技術革新を如何に管理していくか、という発想のコース。ハイテク、ローテク問わず、技術者向けコース。英語が出来る技術者、さらに経営のわかる技術者こそ、今後求められる人材。 ニューサウスウェールズ大学、シドニー工科大学、カーティン大学
PR (Public Relations、広報) 広報というのはうまく使えば、無料でMarketingが出来るツールである反面、間違うと甚大なる被害を被ってしまう。その広報を戦略的にコントロールすることを目的とする学位。企業の広報経験者やメディア経験者はもちろん、Marketing経験者にも有益。 シドニー大学、RMIT大学、ボンド大学
IT 日本では文系学部卒でもIT職に就くことは少なくないが、オーストラリアではTAFEや大学などで学んだ人がIT職に就く。ITの実務経験はあるが体系的に学んだことがない、という方におすすめ。オーストラリア国内でのキャリアアップはもちろん、英語が出来るITパーソンは日本でも重宝される。 シドニー工科大学、クイーンズランド工科大学、RMIT大学、モナッシュ大学、など
TESOL 英語を母国語としない人向けの英語教授法。日本の中高校教師や塾、英会話学校講師の方が学ぶケースが多くなっており、世界共通語とも言える英語の教え方を学びながら、自分の英語力も伸ばせる学位。 マッコーリ大学、シドニー工科大学、ウーロンゴン大学、モナッシュ大学、クイーンズランド工科大学など
Hospitality Management オーストラリアのホスピタリティーは世界的にもレベルが高い。外国人観光客も急増している日本で、2020年東京オリンピックに向けて、ますます需要が高まるホテル業界やホスピタリティーのプロフェッショナルを目指す。 ラトローブ大学、グリフィス大学、セントラルクイーンズランド大学、サザンクロス大学、など
観光学 日本ではまだ「学部」として確立されていないが、観光業が盛んなオーストラリアでは一般的な学科。単なる旅行手配ではなく、観光業界のビジネス全般を扱うので、観光業界や周辺業界の経験者の更なるキャリアアップに最適。 グリフィス大学、エディスコーワン大学、ラトローブ大学、ジェームスクック大学、など

大学・大学院のビザについて

大学・大学院進学のためのオーストラリアのビザは、もちろん学生ビザとなります。語学+専門学校+大学、語学+大学院など、パッケージで一気に長期の学生ビザを取得することも可能です。
弊社では、無料学校手続きだけではなく、無料学生ビザ申請サポートも行っておりますので、お気軽にご相談ください!

Q&A

大学・大学院進学 Q&A

入学のための条件はありますか?
留学生の入学審査には、大きく分けて学歴条件と英語条件の2つになります。
もし学歴条件を満たすことができなかった場合は、「ファンデーションコース」という進学準備コースへ進学するか、またはカレッジへ進学してから大学編入するか、のどちらかになります。
もし英語条件を満たすことができなかった場合は、大学付属の英語学校にて所定のコースを修了することによって、ダイレクトに入学が可能となります。
入学試験や面接などはありますか?
いいえ、留学生の場合は、上述の通り学歴&英語条件をクリアすることが基本で、入学試験や面接などはありません。一部、定員が非常に少ない特殊な学部などの場合、面接や論文の提出などが求められるケースがあります。
ファンデーションコースとは何ですか?
ファンデーションコースとは、大学進学を目的とした進学準備コースです。学歴条件を満たせない場合に、大学進学前にファンデーションコースが必要となります。英語の準備コースではありませんので、ファンデーションコース入学のためには英語基準(通常IELTS5.5)が必要です。大学進学に必要な基礎科目を学び、大学入学後に必要とされる様々なスキル(レポート作成やプレゼンの方法など)を学んでから進学することになります。
入学日は決まっていますか?
多くの大学では、1年に2回(2月と7月)が入学日となっており、2学期制となっていますが、ここ最近、3学期制の大学も増えており、3学期制の大学の場合は通常3月、7月、11月の3回入学日を設定しています。ただ、医療系学部や工学部などでは、1年に1回(2月のみ)というケースも多いですので注意が必要です。
準備期間としては、どのくらいの期間が必要ですか?
基本的には、ご自身のスタート希望の1年前にはご相談ください。
その後、具体的な学校選び、コース選びをして、どんなに遅くともスタート予定の6か月前には出願手続きを開始、オファーレター発行、学費お支払い、入学許可証(COE)発行などの手続きを経て、スタート2,3か月前には学生ビザ申請&健康診断受診となります。

※もし英語力が満たせずに、大学や大学院進学の前に英語コースを受講するという場合は、その英語コース期間も逆算してプランを立てる必要があります。早め早めの準備を心がけましょう。

出願した後に審査にはどのくらいの時間がかかりますか?
大学、学部によって、かなり差がありますが、一般的には4~6週間程度が平均的です。
しかし、人気学部などになると数か月以上かかるケースも珍しくありません。また、単位免除の審査も行うという場合は、さらに長期化するケースもあります。
オーストラリアの大学には、日本の「偏差値」のようなランク付けはありますか?
いいえ、いわゆる「Group of 8」(グループオブエイト)と呼ばれるトップ8大学がありますが、それ以外には特に日本の偏差値のような指標は存在せず、どの大学も高いレベルにあります。
大学・大学院進学中にアルバイトをすることは可能ですか?
オーストラリアでは、学生ビザ保持者の就労が認められていて2週間で40時間まで就労が可能となっています。また、もし学生ビザ主申請者が大学院(Master)以上のコースを履修している場合、その学生ビザに含まれている扶養家族(パートナー)は、フルタイムで就労が可能です。
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